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茶伝集

一一畳半の囲炉裏先の板畳の巾一寸八九分、杉の目通りたる板目脇にする也、面は糸面也、曲柱の有には、柱の前つらと炉ぶちの外お合候故、板の寸不入也、高さは地敷居の糸面程下る、炉縁は板畳より分半程上る、畳は炉縁より壱分によわく下る也、