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茶道筌蹄

小座鋪之部
額 小坐敷にては不審庵形お本とす、杉の木にて古渓和街の書也、彫て胡粉お入る、〈○図略〉焼杉は元伯好、縁お残して彫込の丸額は吼翁好み也、彫額又は打付書両様とも用ゆ、紙額は用ひず、