[p.0567]
槐記
享保十一年二月廿八日、待合にての御咄に、〈○近衛家熙、中略、〉鹿囲(かこい)に、ふすまのもぢりたるは、どちがあくやら、しれぬものにて、客の心遣するもの也、とかくに上になりたる方は、あかぬ筈也と心得べしと仰らる、