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茶道織有伝

内外ともに路次にかわる事なし、冬は水うつべからず、さうじのみねんお入べし、二月時分より十月あたりまでは客前に一度、中だち前に中水一度、うす茶の時立水、以上三度うつべし、就中夏はおほくうつ也、時の温寒によるべし、