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南方錄

灯籠附石灯籠木灯籠弦月すかし
露地の趣に随ひ、手水鉢の辺、又は木陰の闇き所に置べし、石灯寵の古びたるよし、木灯籠は利休灯籠といへり、手水鉢の辺につり、又は蜘手おしてすべてよし、又三日月のも有り、