茶人系伝

統伝未考人物
丿貫〈按、丿貫異名歟、不知其姓名、住洛東山科、清貧而甚好茶事、貯異物得雅趣、気質活動、人大賞、与医師道三友善、〉 有馬了及〈号名存庵臥雲、叙法眼位、以医術鳴于世、好茶事、元禄十五年十二月七日没、寿六十九、〉 三滴〈大津隠士〉 上田宗古〈仕浅野長政〉 横田宗朴〈住洛陽〉 伊達正宗〈権中納言従三位陸奥守、完永十三年五月十四日逝、年七十三、〉 前田利家〈菅原姓、加賀大納言従二位、〉 淀屋け庵〈住浪華、名言当、好戯画、又善連歌及茶事、従于源光寺祐心、而受古今伝、一作古庵、〉 岡本宗吟〈住浪華〉 舟木又甫〈住浪華、貞享中人、〉 市川心斎〈住浪華、貞享中人、〉 中西立佐〈住洛陽〉 城宗信〈住坂城、仕土岐予州侯、正徳元年七月没、〉 慶厳 本行坊〈妙蓮寺中〉 宗柏 高山南方 烏丸光広卿〈従二位権大納言、法名泰翁、号法雲院、又有鳥有子号、完永十五年七月三日薨、年六十、〉 京極高広朝臣〈丹後宮津城主、従四位下侍従丹後守、剃髪号闇知、隠居洛東岡崎村、久須疎庵、石川自安、共称岡崎村三老、〉 宗祇〈飯尾氏、紀伊人、号種玉庵、又見外斎、自然斎、文明三年祇翁年五十三、従東野州受古今伝、而伝消遥院実隆卿、後至細川幽聾玄旨法印、文亀二年七月廿九日寂、寿八十二、〉 因果居士〈住洛北細川村、自称金華山滝下十界因果大居士、能茶事、安土論判者、〉 通円〈大敬庵、住宇治橋南岸、以売号茶為業、其遺墨在大徳寺中、〉 釈元政〈姓菅原氏、石井、名日政、年十三仕彦根侯、年十九以病致仕、祝髪持法律、深草瑞光寺開基、有不可思議霞谷山人春妙子等之号能詩文及和歌、与石川丈山陳元贇友善、完文八年二月十八日寂、年四十六、〉 釈一糸〈岩倉木工頭具尭朝臣三男、名文守、号桐江、西加茂霊源寺及丹波千か畑法常寺開基、烏丸光広卿之参師、与小堀遠州滝本坊、為方外友、正保三年三月十九日寂、年三十九、諡仏頂国師、〉 石川丈山〈称嘉右衛門、名重之、参州人、退隠于洛北一乗寺村、創詩仙堂、有四明山人、遷斎、漱芳窩、寿春翁、六々山人、頑仙、子凹等数号、完文十二年五月〓三日没、年九十、〉 岡本半助〈名宣就、初名熊井田新八、号無名老翁及飯袋子喜庵、彦根侯軍師、与松花堂友、能書、好連歌及茶道、風流名于一世、明暦三年三月十一日没、年八十三、〉
利休同時師門不詳人物
無三 此村屋宗悟 伊丹屋紹無 立石紹林 械屋堅佐 水落宗恵 武田左吉 米屋与十郎寿命院 紹安 良寿 宗純 円啁 玄庵 流安 紹二 大文字屋養清 葉院〈已上京師〉
小西弥三〈沙界〉 佐世与三左衛門 宍戸善兵衛 博多宗室 堅田兵部 長岡休夢 宮木藤左衛門 水谷伊勢守 石田木工頭 寺沢忠次郎 上田佐太郎 小瀬信濃守 、寺西筑後守 高山勘右衛門 伊勢立阿弥 松井佐渡 熊谷半次郎 蒔田権助 長谷川右兵衛 医師玄勝井口伊右衛門 千秋式部大輔 田原四郎三郎 柳川権助 柳川藤内 天野屋宗也 竜造寺六郎次郎 大屋道頓 久阿弥 養蔵坊 円阿弥 柘左京 無楽 帰斎 山口宗古 木下半助 松岡左京 福蔵坊 津田隼人 覚甫 有覚 宗弥 道七〈已上諸所〉 桂州和尚〈名道倫、号含旭、天竜寺僧、住延慶庵、完政六年寂、年八十一、〉 宗納〈雲州太守、諱治卿、号不昧、称一々斎及一閑子、嗜茶事、識鑒冠于一世、文化中逝、〉