[p.0666]
茶道要錄
上/主法
風炉之事
一大板小板之事、大板は小釜の時用、小板は大釜に用ゆ、小は竪八寸五分、横八寸四分、厚さ四分半也、此時は勝手の方畳の縁より九つ目除る、後同寸也、大は竪九寸三分、横九寸二分、厚は同前、勝手の方七目除て置、後も亦同じ、中柱無之時は、板の大小に不拘、九目置て吉、杉板の批(へぎ)目お上とす、起目にもする也、各漆色花塗たるべし、板目のあらき方お前とす、是伝也、