[p.0684]
茶道要錄
上/主法
風炉之事
一透木之事、是は刃釜か箟被の釜お風炉に掛る時、透木と雲物お用、厚朴にて長さ二寸ばかり、厚さ四五分、幅六七分にして、二つ両脇に可置、釜の大小に因て見合有べし、常に仕掛るには、木お略して、鉄にて鎹の如くして漆付にす、大さ二分四方程たるべし、三つお以す、脇二つ、後の真中に一つ用ゆ、