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茶之湯六宗匠伝記
五
小堀遠江守宗甫公自筆の写
唐物の蓋置は、古の物、かねの物、共におしなべて総名お夜学のふた置と申ならはし候、其子細は、夜唐にては学問おする時分に、此ふた置お置、かわらけにあぶらお入、とうしんおたふと入、火おとぼし、卓の上に置、何にても書物お見いために、夜学の蓋置と雲、
唐物の蓋置は、古の物、かねの物、共におしなべて総名お夜学のふた置と申ならはし候、其子細は、夜唐にては学問おする時分に、此ふた置お置、かわらけにあぶらお入、とうしんおたふと入、火おとぼし、卓の上に置、何にても書物お見いために、夜学の蓋置と雲、