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茶之湯六宗匠伝記

小堀遠江守宗甫公自筆の写
一羽箒は、羽の間五寸壱歩、柄三寸壱分、羽と柄の間壱分、此寸法お用ゆ、然ども羽に依て長みじか有、取合惡敷故也、さは謂ど棚に寸法極(きはまる)故、図の無き事は難成、其中間了簡有べし、