... 卿女、 長和五年正月廿九日甲戌、天皇〈◯三条〉於枇杷第譲位皇太子、〈◯後一条〉天皇春秋卌一、 ... ... ... ... 所否事、短慮無左右難計申、宜在時宜乎、 一条前関白 御譲位事、可依寛平例之条不可有異儀歟、幸元来有御同宿、及御 ... まぎれて可宜歟、但其も何事にて候べきやらん、皇太子に譲位、某お立太弟などは又態めかしく宣命にも相似候歟、但先 ... ... し、執政大臣も御幸に供奉する類、異例の事多かりき、御譲位の後、始めて他所に臨御し、又歳首に法皇、若くは皇太后 ... ... ... 歟、次頭中将又出陣仰宣命趣、〈以為仁皇子為皇太子、即譲位、以関白藤原朝臣摂行政事、一如忠仁公故事、兼可止太上 ... ... ... 為皇子、五年正月、白髪天皇崩、是月皇太子億計王与天皇譲位、久而不処、由是天皇姉飯豊青皇女、於忍海角刺宮臨朝秉 ... ... ... ... ... ... ... たてまつり給て、女御の宣旨かふり給、皇后宮〈◯鳥羽天皇譲位後の皇后なり〉にたち給てのちは、院号聞えさせ給て高陽 ... ... に、ほどなく位おおりさせ給ひて、延久四年十二月八日御譲位、〈◯中略〉かヽる御心のおこりけるも、君の御私やおほか ... ... 持参覧上卿、奏下之後、分賜使参議等了、 立太子事 天皇譲位之時、被載加宣命是恒例也、臨時立太子之時有節会、其儀 ... ... 月清和太上皇崩、帝又諒闇也、〉元慶帝遂不臨幸、同八年譲位於小松帝、〈不立皇太子、陽成帝運尽於今日、是不利家長 ... ... ... ... ... ... ... 按ずるに、霊元天皇、此年二月お以て、皇太子東山天皇に譲位あり、仍て当代の国母は、准后宗子〈敬法門院〉なれども ... ... ... 言奉勅符、取官符著座、目内記覆奏勅符加入木契下給、〈譲位時、上卿加入奏之、延長八年例也、准天慶九年固関例、未 ... ... ... 粮事、天皇悪之、因令問察以知事已実、於是詔曰、朕所以譲位遁世者、独治病全身、永終百年、然今不獲已応承禍、何黙 ... ... ... ... 等式止再拝、又任大臣式如元有此文、然則立后太子儀、准譲位可有拝舞歟、仍撿旧例多用再拝、但延長三年立太子日、拝 ... ... ... ... しうてまじらはせ給、かくて八月になりぬれば、廿七日御譲位とてのヽしる、其日になりぬれば、みかど〈◯円融〉はおり ... ... 為皇子、五年正月、白髪天皇崩、是月皇太子億計王与天皇譲位、久而不処、由是天皇姉飯豊青皇女、於忍海角刺宮臨朝秉 ... ... ... うちの朝ぎよめにも、諸司百官にさき立しが、いつしか御譲位の変にあひては、花もちりしく院の御所に、伴のみやづこ ... ... 入御内裏之次第、次将奉持之、公卿歩行供奉之条、偏可似譲位之儀、頗有憚、此外又無他計、仍為奉迎三神、有行幸之条 ... ... 〉於御帳間左右請取之、典侍〈冷子〉取之置夜御殿、一如譲位之時雲々、尚々欣悦無極者也、 ... ... ... 又外孫の早く登祚し給はんことお欲し、三条天皇に逼りて譲位せしむ、敦成親王乃ち立ちたまふ、是お後一条天皇とす、 ... て高倉天皇の中宮とし、竟に天皇に逼りて外孫なる皇子に譲位せしむ、安徳天皇是なり、清盛愈威権お弄し、跋扈跳梁至 ... ... 国へ流浪し給ひ、たま〳〵残り給ふも、即位の礼さへ、御譲位以後、十年余お経て行し世なれば、其公卿車など作り出す ... ... 院正治、其元年に頼朝薨じ、同御宇に頼家横死し、帝も又譲位の後西狩し給へり、後深草院正嘉二年暴風洪水、流疫打続 ... ... 前関白、内々被挙申候歟、古来俗難、 殊以亀山院皇子不及譲位、頗可謂不快歟、不足言之、 ... ... ず先づ之お鎖さしむ、之お固関と雲ふ、固関とは、天皇の譲位崩御、若しくは上皇皇后の崩御、摂政関白の薨去等、凡て ... ... 〉其時無共相議者一人、又東宮初立之後、未経二年、朕有譲位之意、朕以此意密々語菅原朝臣、而菅原朝臣申雲、如是大 ... ... 作法勿論御所各別之時、雨儀事先例不見、安徳〈治承〉御譲位日降雨也、太以不快歟、但其時猶刻限雨止歟、雨儀作法難 ... ... 執柄の人にして、人の女お養ひて入内せしむるあり、天皇譲位の後に、之お納れて后と為すあり、又十歳未満の后あり、 ... ... 従一位左大臣准三后、号天山、文明十一年、公年四十五、譲位于常徳院義尚公、建銀閣於東山、束求堂内、設四筵半茶亭 ... ... 勅符、輔就案下時召少納言給官符、而式文如之、 天慶九年譲位時、申大閤任式所行也、 延長八年、貞信公給少納言、 大 ... ... 々已参院雲々、仍酉刻右大将著束帯〈蒔絵劔、無文帯、例譲位螺鈿有文也、而無宣命宣制之儀、事又非晴、仍可為無文之 ... ... 、建武、此代代曾不被用唐御車歟、元弘以泉屋擬仙洞被行譲位、召仰宣命奏下等儀之上者、自彼臨幸於皇居、被儼其儀之 ...