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あかしがた - あかしがた(明石潟)
あかしがた(明石潟) - あきのくれがた(秋の暮れ方)
あきのくれがた(秋の暮れ方) - あきのたまくら(秋の手枕)
あきのたまくら(秋の手枕) - あきのほたる(秋の蛍)
あきのほたる(秋の蛍) - あきふけわたる(秋更け渡る)
あきふけわたる(秋更け渡る) - あけがたのそら(明け方の空)
あけがたのそら(明け方の空) - あした(朝)
あした(朝) - あしびたくかげ(葦火焚く影)
あしびたくかげ(葦火焚く影) - あたらしい
あたらしい - あまた
あまた - あめすぎたあとのしずけさ(雨過ぎた後の静けさ)
あめすぎたあとのしずけさ(雨過ぎた後の静けさ) - いくえとよらのたけのしたみち(幾重豊浦の竹の下道)
いくえとよらのたけのしたみち(幾重豊浦の竹の下道) - いづるたびびと(出る旅人)
いづるたびびと(出る旅人) - うえるた(植える田)
うえるた(植える田) - うきをただなぐさめる(憂きをただ慰める)
うきをただなぐさめる(憂きをただ慰める) - うた
うた - うたたね(うたた寝)
うたたね(うたた寝) - うたのしなじな(歌の品々)
うたのしなじな(歌の品々) - うちかえすた(打ち返す田)
うちかえすた(打ち返す田) - うちきせたい(打ち着せたい)
うちきせたい(打ち着せたい) - うちわたす(打ち渡す)
うちわたす(打ち渡す) - おちかたのくも(遠方の雲)
おちかたのくも(遠方の雲) - おちかたのやま(遠方の山)
おちかたのやま(遠方の山) - おちかたびとのそで(遠方人の袖)
おちかたびとのそで(遠方人の袖) - おもいたえる(思い耐える)
おもいたえる(思い耐える) - かきねづたい(垣根伝い)
かきねづたい(垣根伝い) - かげたかくなる(影高くなる)
かげたかくなる(影高くなる) - かすみにたどるみち(霞にたどる道)
かすみにたどるみち(霞にたどる道) - かずあまた(数あまた)
かずあまた(数あまた) - かぜににおうたちばな(風に匂う橘)
かぜににおうたちばな(風に匂う橘) - かた
かた - かたしきのそで(片敷の袖)
かたしきのそで(片敷の袖) - かたしく
かたしく - かたしく(片敷く)
かたしく(片敷く) - かたばかり(潟ばかり)
かたばかり(潟ばかり) - かたみ
かたみ - かたみ(形見)
かたみ(形見) - かたむく
かたむく - かたむく(傾く)
かたむく(傾く) - かたもさだめない(方も定めない)
かたもさだめない(方も定めない) - かたより(片寄)
かたより(片寄) - かたよる
かたよる - かたる
かたる - かたるばかりにむかうおもかげ(語るばかりに向う面影)
かたるばかりにむかうおもかげ(語るばかりに向う面影) - かみにただいのる(神にただ祈る)
かみにただいのる(神にただ祈る) - かりのたまずさ(雁の玉章)
かりのたまずさ(雁の玉章) - かれたくさがもえでる(枯れた草が萌え出る)
かれたくさがもえでる(枯れた草が萌え出る) - がた
がた - きぎすなきたつ(雉鳴き立つ)
きぎすなきたつ(雉鳴き立つ) - きぬた
きぬた - きぬたのおと(砧の音)
きぬたのおと(砧の音) - きりのしたみち(霧の下道)
きりのしたみち(霧の下道) - くさはのこらないゆきのしたおれ(草は残らない雪の下折)
くさはのこらないゆきのしたおれ(草は残らない雪の下折) - くににしたがう(国に従う)
くににしたがう(国に従う) - くものおちかた(雲の遠方)
くものおちかた(雲の遠方) - くものたえま(雲の絶え間)
くものたえま(雲の絶え間) - くれたけ(呉竹)
くれたけ(呉竹) - くれゆくかた(暮れゆく方)
くれゆくかた(暮れゆく方) - こころあらそううた(心争う歌)
こころあらそううた(心争う歌) - こたえようか(答えようか)
こたえようか(答えようか) - こたえる
こたえる - こちょうのたとえ(胡蝶の喩え)
こちょうのたとえ(胡蝶の喩え) - このしたつゆ(木の下露)
このしたつゆ(木の下露) - こぼれるたけのはのつゆ(零れる竹の葉の露)
こぼれるたけのはのつゆ(零れる竹の葉の露) - さとはなれたみち(里離れた道)
さとはなれたみち(里離れた道) - した
した - したう
したう - したがう
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したわれる(慕われる) - しものかたしき(霜の片敷)
しものかたしき(霜の片敷) - すずしさにあきたつ(涼しさに秋立つ)
すずしさにあきたつ(涼しさに秋立つ) - すみよしのまつとたのむ(住吉の松と頼む)
すみよしのまつとたのむ(住吉の松と頼む) - た
た - たえだえ
たえだえ - たえま
たえま - たえる
たえる - たかい
たかい - たがさと(誰が里)
たがさと(誰が里) - たき
たき - たきのいわなみ(滝の岩浪)
たきのいわなみ(滝の岩浪) - たく
たく - たけ
たけ - たけうちなびく(竹打ち靡く)
たけうちなびく(竹打ち靡く) - たけのすえずえ(竹の末々)
たけのすえずえ(竹の末々) - たけのひとむら(竹の一群)
たけのひとむら(竹の一群) - たける
たける - たけをうつこえ(竹を打つ声)
たけをうつこえ(竹を打つ声) - たそがれ
たそがれ - ただあきのかぜ(ただ秋の風)
ただあきのかぜ(ただ秋の風) - ただありなしのちぎり(ただ有り無しの契り)
ただありなしのちぎり(ただ有り無しの契り) - ただひととおり(ただ一通り)
ただひととおり(ただ一通り) - ただまつのかぜ(ただ松の風)
ただまつのかぜ(ただ松の風) - ただゆめのうち(ただ夢の内)
ただゆめのうち(ただ夢の内) - たちばな
たちばな - たってうかれる(立って浮かれる)
たってうかれる(立って浮かれる) - たつ
たつ - たつひのなつごろも(たつ日の夏衣)
たつひのなつごろも(たつ日の夏衣) - たとえる
たとえる - たどる
たどる - たなばた
たなばた - たなばた(七夕)
たなばた(七夕) - たなびく
たなびく - たなびくよこぐものそら(棚引く横雲の空)
たなびくよこぐものそら(棚引く横雲の空) - たに
たに - たにのいお(谷の庵)
たにのいお(谷の庵) - たのしみをきわめる(楽しみを極める)
たのしみをきわめる(楽しみを極める) - たのしむ
たのしむ - たのしむ(楽しむ)
たのしむ(楽しむ) - たのむ
たのむ - たび
たび - たびごろも(旅衣)
たびごろも(旅衣) - たびにある(旅にある)
たびにある(旅にある) - たびのかなしさ(旅の悲しさ)
たびのかなしさ(旅の悲しさ) - たびのころもで(旅の衣手)
たびのころもで(旅の衣手) - たびのそら(旅の空)
たびのそら(旅の空) - たびはうい(旅は憂い)
たびはうい(旅は憂い) - たびはかなしい(旅は悲しい)
たびはかなしい(旅は悲しい) - たまくらのつき(手枕の月)
たまくらのつき(手枕の月) - たましまがわ
たましまがわ - たましまがわ(玉島川)
たましまがわ(玉島川) - たますだれ(玉簾)
たますだれ(玉簾) - たますだれあける(玉簾あける)
たますだれあける(玉簾あける) - たまずさ
たまずさ - たまぼこ
たまぼこ - たまぼこ(玉鉾)
たまぼこ(玉鉾) - たよる
たよる - つきがかたむく(月が傾く)
つきがかたむく(月が傾く) - つきのあかしがた(月の明石潟)
つきのあかしがた(月の明石潟) - つきのいりがた(月の入方)
つきのいりがた(月の入方) - つきのたびのみち(月の旅の道)
つきのたびのみち(月の旅の道) - つたう
つたう - つたう(伝う)
つたう(伝う) - つゆのたまくら(露の手枕)
つゆのたまくら(露の手枕) - とおくきた(遠く来た)
とおくきた(遠く来た) - としたける(年長ける)
としたける(年長ける) - とぶほたる(飛ぶ蛍)
とぶほたる(飛ぶ蛍) - なにたのむ(何頼む)
なにたのむ(何頼む) - なににたとえよう(何に譬えよう)
なににたとえよう(何に譬えよう) - なびきあうたけ(靡き合う竹)
なびきあうたけ(靡き合う竹) - にいたまくら(新手枕)
にいたまくら(新手枕) - におうたちばな(匂う橘)
におうたちばな(匂う橘) - のきのたちばな(軒の橘)
のきのたちばな(軒の橘) - ののしたもえ(野の下萌え)
ののしたもえ(野の下萌え) - はぎのしたつゆ(萩の下露)
はぎのしたつゆ(萩の下露) - はまつたう(浜伝う)
はまつたう(浜伝う) - はるたつ(春立つ)
はるたつ(春立つ) - はるのくれがた(春の暮れ方)
はるのくれがた(春の暮れ方) - ひとがまたれる(人が待たれる)
ひとがまたれる(人が待たれる) - ふじのたそがれ(藤の黄昏)
ふじのたそがれ(藤の黄昏) - へだたる
へだたる - へだたる(隔たる)
へだたる(隔たる) - ほしをいただく(星を頂く)
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ほたる - ほたるとうくれ(蛍訪う暮れ)
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ほたるとぶそら(蛍飛ぶ空) - まえわたり(前渡り)
まえわたり(前渡り) - まつをたよりに(松を頼りに)
まつをたよりに(松を頼りに) - みずのたえだえ(水の絶え絶え)
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みだれてとぶほたる(乱れて飛ぶ蛍) - みちたえだえ(道絶え絶え)
みちたえだえ(道絶え絶え) - みねたかい(峰高い)
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みをたのむな(身を頼むな) - むらさめがたつ(村雨がたつ)
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やまのしたかげ(山の下陰) - やまのしたみち(山の下道)
やまのしたみち(山の下道) - わかれるたびはかなしい(別れる旅は悲しい)
わかれるたびはかなしい(別れる旅は悲しい) - わたしぶね(渡し舟)
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わたる - わたるかりがね(渡る雁)
わたるかりがね(渡る雁)