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はるがくる(春が来る)

はるがくる(春が来る)→うぐいすがなく(鶯が鳴く)

やまさとの−みちのなきたに−はるのきて−けさをはつねの−うくひすそなく
【紫野千句】/唐何[かせやこれ]/延文2(1357)年以後-応安3年6月以前
のちのちに−はなのさくへき−はるのきて−やとのあしたに−うくひすそなく
【文明十四年万句52巻】/何寺[きりうすみ]/文明14(1482)年7月4日〜9月14日
ふるとしの−ゆきのこなたに−はるはきて−おくるあしたに−うくひすそなく
【享徳二年千句】/何船[よもにちる]/享徳2(1453)年8月11日〜13日
たれかはと−おもふさとにも−はるはきて−わかみのともと−うくひすそなく
【延徳年間百韻16巻】/山何[ふきもこぬ]/延徳2(1490)年9月20日

はるがくる(春が来る)→うちかすむ(うち霞む)

このあけほのの−はるはきにけり−まきのとを−いてぬるにはの−うちかすみ
【成立不詳・心敬以前14巻】/何袋[またしかし]/成立時不詳
かけひのすゑに−はるはきにけり−くれたけの−ひとよあくれは−うちかすみ
【園塵第一/続群書類従本】/春/長享2年

はるがくる(春が来る)→うめさく(梅咲く)

このさとまても−はるはきにけり−ひとしれぬ−しはのまかきも−うめさきて
【園塵第一/続群書類従本】/春/長享2年
こころうれしき−はるはきにけり−あひにあふ−にひまくらかに−うめさきて
【論書4種】/宗長/