!!!かたみ(形見)→おもいやる(思いやる) :とりかはす−あふきをつらき−かたみにて−はるけきたひを−おもひこそやれ:[[【元亀二年千句】]]/何袋[ふるさとと]/元亀2(1571)年3月5日 :おもかけは−こころにおかぬ−かたみにて−そふはかりにも−おもひこそやれ:[[【寛正年間百韻20巻】]]/何路[こゑそはな]/寛正2(1461)年1月25日 !!!かたみ(形見)→におうころもで(匂う衣手) :はなのこる−くさはをあきの−かたみにて−けふつむきくに−にほふころもて:[[【顕証院会千句】]]/唐何[みたれけり]/宝徳元(1449)年8月19日〜21日 :かへるさは−かたるをはなの−かたみにて−つみもつすみれ−にほふころもて:[[【因幡千句】]]/薄何[かきはらふ]/文明7(1475)年11月26日<〜28日> !!!かたみ(形見)→[[ひとのおもかげ(人の面影)]] :なみたのみ−たひゆくわすれ−かたみにて−のやまのみちも−ひとのおもかけ:[[【出陣千句】]]/夕何[いくよみし]/永正元(1504)年10月25日〜27日 :ありあけは−あふ□□□□の−かたみにて−つゆもわすれぬ−ひとのおもかけ:[[【看聞日記紙背50巻】]]/山何[なつかけよ]/応永26(1419)年3月29日 !!!かたみ(形見)→[[ちぎり(契り)]] :なみたはあたの−かたみなりけり−あさかほの−はなにもにたる−ちきりにて:[[【天正四年万句70巻】]]/薄何[やまとほみ]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日 :かへすもふみは−かたみなりけり−かりそめも−めにはふれけむ−ちきりにて:[[【宗長関係8種】]]/老耳/天理本/ !!![[きぬぎぬのあと(後朝の後)]]→かたみ(形見) :ひとりうちぬる−きぬきぬのあと−なみたのみ−ひかたきそての−かたみにて:[[【紹巴亡父追善千句】]]/二字反音[かけたかき]/天文24(1555)年3月26日〜晦日 :おもかけとまれ−きぬきぬのあと−たまくらを−おのかものなる−かたみにて:[[【集百句之連歌/天理本】]]/集百句之連歌/不明 :なみたにむかふ−きぬきぬのあと−なくさめぬ−ものからつきを−かたみにて:[[【老葉/吉川本】]]/恋下/文明13(1481)年夏頃 !!![[すみのころもで(墨の衣手)]]→かたみ(形見) :こころをそめよ−すみのころもて−そのままの−ふてのあとこそ−かたみなれ:[[【文和千句】]]/何物[さみたれは]/文和5年 :やつれいとはし−すみのころもて−わかれての−なみたたにこそ−かたみなれ:[[【弘治年間百韻8巻】]]/何人[ときはなる]/弘治3(1557)年8月28日 !!![[そでのうつりが(袖の移り香)]]→かたみ(形見) :また□□□□□−そてのうつりか−ありあけは−あふ□□□□の−かたみにて:[[【看聞日記紙背50巻】]]/山何[なつかけよ]/応永26(1419)年3月29日 :きゆるもをしや−そてのうつりか−たまくらは−みをはなたれぬ−かたみにて:[[【天文年間百韻38巻】]]/xx[しかそなく]/天文24(1555)年9月19日 !!![[ふるさとのあき(古里の秋)]]→かたみ(形見) :とへはなみたの−ふるさとのあき−つきをのみ−ここらみしよの−かたみにて:[[【大永三年月並千三百韻】]]/□□[うめかかや]/月並千三百韻/大永3(1523)年2月23日 :いつかへりこむ−ふるさとのあき−わすれしの−つきのみひとの−かたみにて:[[【新撰菟玖波集/実隆本】]]/恋下/明応4(1495)年9月26日