!!!つきのさやけさ(月のさやけさ)→あきのかぜ(秋の風) :ときならぬゆきか−つきのさやけさ−あきのかせ−たけのはすさふ−そらふけて:[[【浅間千句】]]/何路[ゆくほたる]/永正11(1514)年5月13日〜19日 :くもよりうへの−つきのさやけさ−ひととほり−ふきてすくるや−あきのかせ:[[【天文廿四年梅千句】]]/花之何[かみかきの]/天文24(1555)年正月7日 :いしのおもても−つきのさやけさ−あけわたる−かかみのみやの−あきのかせ:[[【大永三年月並千三百韻】]]/□□[つゆもをし]/月並千三百韻/大永3(1523)年9月23日 !!!つきのさやけさ(月のさやけさ)→[[ひややか(冷ややか)]] :よひよひことの−つきのさやけさ−うたたねの−つゆのかたしき−ひややかに:[[【永正年間百韻34巻】]]/山何[とこなつに]/永正15(1518)年4月23日 :なみよりいつる−つきのさやけさ−とふほたる−よをまつかけの−ひややかに:[[【永禄年間百韻28巻】]]/何船[ふくやいかに]/永禄5(1562)年3月7日 !!!つきのさやけさ(月のさやけさ)→ふけふける(更け更ける) :のきにもりいる−つきのさやけさ−いなつまの−かけせしまくら−ふけふけて:[[【天正年間百韻57巻】]]/何船[なはしろの]/天正3(1575)年3月8日 :いたまもりいる−つきのさやけさ−ゆめをたに−むすはぬよはの−ふけふけて:[[【慶長年間百韻27巻】]]/□□[はなちれは]/慶長4(1599)年閏3月21日 !!!つきのさやけさ(月のさやけさ)→[[あきふける(秋更ける)]] :しつかにむかふ−つきのさやけさ−とふひとも−はやよもきふに−あきふけて:[[【新撰菟玖波集/実隆本】]]/恋下/明応4(1495)年9月26日 :よなかになりぬ−つきのさやけさ−なみのおと−いやたかしまの−あきふけて:[[【壁草/書陵部本】]]/秋/永正9年 !!!つきのさやけさ(月のさやけさ)→なきそめる(鳴き初める) :きりのうへなる−つきのさやけさ−むしのねも−いまひとしほに−なきそめて:[[【天正四年万句70巻】]]/薄何[やまとほみ]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日 :なかそらになる−つきのさやけさ−あきはいま−わさたかりかね−なきそめて:[[【宗碩関係2種】]]/宗碩連歌合/静嘉堂文庫本/ !!![[かわおと(川音)]]→つきのさやけさ(月のさやけさ) :かはおとも−おほゐのさとは−かきくもり−いりえにくるる−つきのさやけさ:[[【太神宮法楽千句】]]/玉何[あきとほし]/長享2(1488)年7月 :かはおとも−はるかにかせの−ふきおくり−せせにうつろふ−つきのさやけさ:[[【慶長年間百韻27巻】]]/□□[ねふかきや]/慶長4(1599)年2月8日 !!![[はらう(払う)]]→つきのさやけさ(月のさやけさ) :かりころも−すそののつゆや−はらふらむ−かせわたりつつ−つきのさやけさ:[[【寛文年間百韻22巻】]]/□□[みるくもに]/寛文10(1670)年10月14日 :ねしとりや−きえやらぬゆきを−はらふらむ−ゆふへをかへす−つきのさやけさ:[[【天正四年万句70巻】]]/何鳥[さみたれに]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日 !!![[まくらのうえ(枕の上)]]→つきのさやけさ(月のさやけさ) :なかむれは−まくらのうへの−みねのくも−かねにおちくる−つきのさやけさ:[[【皇学館文庫本千句】]]/□□[よははなに]/永禄6(1563)年11月18日以前 :おきそふや−まくらのうへの−あきのしも−いたまもりいる−つきのさやけさ:[[【慶長年間百韻27巻】]]/□□[はなちれは]/慶長4(1599)年閏3月21日