!!!なくきりぎりす(鳴く蟋蟀)→あかしはてる(明かし果てる) :あきふけけりと−なくきりきりす−なからふる−みをなけきつつ−あかしはて:[[【元和年間百韻24巻】]]/□□[ちちのはるを]/裏白/元和4(1618)年1月3日 :ゆかにちかより−なくきりきりす−ものおもふ−まくらなからに−あかしはて:[[【元和年間百韻24巻】]]/□□[としとしに]/元和6(1620)年12月5日 !!!なくきりぎりす(鳴く蟋蟀)→くれつがた(暮れつ方) :なくきりきりす−こゑやそふらむ−なかつきの−なかきおもひの−くれつかた:[[【初瀬千句】]]/何木[ほとときす]/享徳元・2(1452)年、4月 :こゑよわりつつ−なくきりきりす−ふゆされは−いととものうき−くれつかた:[[【永禄年間百韻28巻】]]/□□[ゆきにうめ]/永禄5(1562)年2月1日 !!!なくきりぎりす(鳴く蟋蟀)→みにかぎらない(身に限らない) :けなけやなけ−ふてのなこりの−きりきりす−おもひすてしは−みにもかきらし:[[【浅間千句】]]/唐何[はなといはは]/永正11(1514)年5月13日〜19日 :つひにねぬ−よすかなくなり−きりきりす−あきのつらさは−みにもかきらし:[[【文明十二年千句8巻】]]/何人[ひとはさへ]/文明12(1480)年4月10日〜*日 !!!なくきりぎりす(鳴く蟋蟀)→みみにみちる(耳に満ちる) :なけやなけ−よしうれふとも−きりきりす−みみにみちたる−せみのもろこゑ:[[【飯盛千句】]]/何衣[つきいてて]/永禄4(1561)年5月27日〜29日 :ねになくは−おもひあれはや−きりきりす−みみにみちたる−かせそみにしむ:[[【至徳以前百韻7巻】]]/何路[ゆきませの]/至徳4(1387)年以前 !!![[あきかぜがふく(秋風が吹く)]]→なくきりぎりす(鳴く蟋蟀) :ここにすみける−あきかせそふく−たれとなく−ふりにしあとの−きりきりす:[[【伊勢千句】]]/何木[すめるよの]/大永2(1522)年8月4日〜8日 :かれののあさち−あきかせそふく−くれぬれは−なくねもかはる−きりきりす:[[【文明年間百韻34巻】]]/xx[あきふけぬ]/文明12(1480)年9月28日 !!![[あきくさ(秋草)]]→なくきりぎりす(鳴く蟋蟀) :よもきふに−あらぬはなある−あきのくさ−なくきりきりす−ねをなつくしそ:[[【文安月千句】]]/何田[ほしのなも]/文安2(1445)年8月15日 :こころとや−つゆをもうくる−あきのくさ−なくきりきりす−ものなおもひそ:[[【三島千句】]]/何衣[はなにつき]/文明3(1471)年3月21日〜23日 !!![[さむしろ(さ筵)]]→なくきりぎりす(鳴く蟋蟀) :さむしろに−かれゆくよはの−つきもしれ−たのめはゆめに−なくきりきりす:[[【永禄年間百韻28巻】]]/何船[ふくやいかに]/永禄5(1562)年3月7日 :わひしきは−ひとりのあきの−さむしろに−なみたなそへそ−なくきりきりす:[[【元和年間百韻24巻】]]/□□[まつふくや]/元和8(1622)年10月29日