!!!はなさく(花咲く)→うすがすみ(薄霞) :やへくもと−みゆるよかはの−はなさきて−うすきかすみは−つきそすみよき:[[【宝徳年間百韻3巻】]]/以呂波[いをねぬや]/宝徳3(1451)年8月15日 :おくやまも−よそめしけきの−はなさきて−うすきかすみは−たつとしもなし:[[【文明十二年千句8巻】]]/一字露顕[わかはもて]/文明12(1480)年4月10日〜*日 !!!はなさく(花咲く)→[[うぐいすがなく(鶯が鳴く)]] :くれたけの−はやしつつきに−はなさきて−ねくらさためす−うくひすそなく:[[【延徳年間百韻16巻】]]/何路[かすみさへ]/延徳4(1492)年1月22日 :はるやまの−みねのいほりに−はなさきて−たにをわかよと−うくひすそなく:[[【宗砌関係9種】]]/宗砌発句並付句抜書/小松天満宮本/ !!!はなさく(花咲く)→まつにふじのたそがれ(松に藤の黄昏) :はなさけは−やまのなかはも−なみこえて−まつのこすゑの−ふちのたそかれ:[[【毛利千句】]]/一字露顕[なつのひも]/文禄3(1594)年5月12日〜16日 :はなさけは−このまにうとき−はるのつき−まつにかかれる−ふちのたそかれ:[[【天文年間百韻38巻】]]/夢想[ちりてなほ]/天文10(1541)年3月 !!![[いにしえのみや(古の宮)]]→はなさく(花咲く) :はるのこころは−いにしへのみや−をかのへの−なきさのさくら−はなさきて:[[【名所句集/静嘉堂文庫本】]]/春/(大永前後) :たまをみかける−いにしへのみや−よしのなる−たきつかはつら−はなさきて:[[【名所句集/静嘉堂文庫本】]]/春/(大永前後) !!![[いろかわるころ(色変わる頃)]]→はなさく(花咲く) :みとりなるのも−いろかはるころ−さはみつに−くさのむらむら−はなさきて:[[【三島千句】]]/何船[とりのねは]/文明3(1471)年3月21日〜23日 :このもとまても−いろかはるころ−ひとしれぬ−こくさあはれに−はなさきて:[[【明応年間百韻22巻】]]/何路[うつろはて]/明応3(1494)年10月30日 !!![[とわれる(訪われる)]]→はなさく(花咲く) :いのちのうちに−とはれもやせむ−ひとりすむ−かたやまさとに−はなさきて:[[【文明十四年万句52巻】]]/何寺[きりうすみ]/文明14(1482)年7月4日〜9月14日 :とひもやせまし−とはれもやせむ−わかやとも−よそのいほりも−はなさきて:[[【園塵第三/続群書類従本】]]/春/文亀元(1501)年3月18日 !!![[はるのさびしさ(春の寂しさ)]]→はなさく(花咲く) :やとからなれや−はるのさひしさ−にはうつむ−こけにひともと−はなさきて:[[【宗祇関係2種】]]/心敬専順点宗祇付句/ :あめふりすさふ−はるのさひしさ−やまふかみ−くもゆくみねの−はなさきて:[[【宗長関係8種】]]/老耳/天理本/ !!![[ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)]]→はなさく(花咲く) :ひとのこころの−かはるよのなか−のへをわけ−やまちをたとる−はなさきて:[[【専順宗祇百句付】]]/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬 :ひとのこころの−かはるよのなか−みやまきを−かたはらになす−はなさきて:[[【専順宗祇百句付】]]/専順宗祇百句付/応仁2(1468)年5月下旬 !!![[みねのふるでら(峰の古寺)]]→はなさく(花咲く) :くものなかはの−みねのふるてら−まつたてる−はやしのおくに−はなさきて:[[【因幡千句】]]/何人[みるたひに]/文明7(1475)年11月26日<〜28日> :かさなるのきの−みねのふるてら−をはつせや−ちるあともなほ−はなさきて:[[【天正年間百韻57巻】]]/何木[こころあてに]/天正3(1575)年1月7日 !!![[やまほととぎす(山時鳥)]]→はなさく(花咲く) :うへなくときか−やまほとときす−あさみとり−はるののこりの−はなさきて:[[【大永年間百韻14巻】]]/名号[なつころも]/大永8(1528)年4月12日 :やまほとときす−くもになくなり−とほきのの−ひともとあさち−はなさきて:[[【基佐集/静嘉堂文庫本】]]/夏/永正6(1509)年以前