はな
- おのえのはなをみる(尾上の花を見る)
- →かすみにくれる(霞に暮れる)
- かぜにはなちる(風に花散る)
- →はるのゆめ(春の夢)
- かれはなすすき(枯れ花薄)
- →よわるむしのね(弱る虫の音)
- さくはるのはな(咲く春の花)
- →さくらとやどのうめのえだ(桜と宿の梅の枝)
- としどしのはな(年々の花)
- →ふるやまざくら(ふる山桜)
- はなうえる(花植える)
- →わかぎのさくら(若木の桜)
- はなうちかおる(花打ち香る)
- →こがくれる(木隠れる)
- かりねのつきかげ(仮寝の月影)→
- はなさく(花咲く)
- →うすがすみ(薄霞)
- →うぐいすがなく(鶯が鳴く)
- →まつにふじのたそがれ(松に藤の黄昏)
- いにしえのみや(古の宮)→
- いろかわるころ(色変わる頃)→
- とわれる(訪われる)→
- はるのさびしさ(春の寂しさ)→
- ひとのこころのかわるよのなか(人の心の変わる世の中)→
- みねのふるでら(峰の古寺)→
- やまほととぎす(山時鳥)→
- はなざかり(花盛り)
- →うぐいすのこえ(鶯の声)
- →かかるふじなみ(掛かる藤浪)
- →はるのすぎむら(春の杉群)
- くもかかるみね(雲かかる峰)→
- なくほととぎす(鳴く時鳥)→
- はなちる(花散る)
- →のこりおおい(残り多い)
- →はるのくれがた(春の暮れ方)
- →はるのさびしさ(春の寂しさ)
- まつかぜのこえ(松風の声)→
- やまほととぎす(山時鳥)→
- はなのかげ(花の陰)
- →つつじやまぶき(躑躅山吹)
- →とりのさえずり(鳥の囀り)
- →とりのひとこえ(鳥の一声)
- →はるのさかずき(春の杯)
- →やまかすむくれ(山霞む暮れ)
- →みよしののはる(み吉野の春)
- いりあいのかね(入相の鐘)→
- やどのゆうぐれ(宿の夕暮れ)→
- はなのこずえにあらわれる(花の梢に現れる)
- →ふるでらのみち(古寺の道)
- はなのこのもと(花の木の下)
- →うぐいす(鶯)
- →おとがする(音がする)
- →やまざくら(山桜)
- うたのしなじな(歌の品々)→
- はなのはる(花の春)
- →さくらさくころ(桜咲く頃)
- →つつじやまぶき(躑躅山吹)
- はなのひともと(花の一本)
- →はるくれる(春暮れる)
- よにながらえる(世に長らえる)→
- はなのやまかぜ(花の山風)
- →はるになる(春になる)
- うくつらい(憂く辛い)→
- はなよもみじよ(花よ紅葉よ)
- →やまとうた(大和歌)
- はるのはな(春の花)
- →あおやぎのかげ(青柳の陰)
- →うぐいすのこえ(鶯の声)
- →うぐいすがなく(鶯が鳴く)
- →たにのうぐいす(谷の鶯)
- やまなしのはな(山梨の花)
- →おうのうらなみ(麻生の浦浪)