賜田トハ、別勅ヲ以テ給スル所ノ田ヲ云フ、輸租田ナレドモ、未ダ授ケザル間ハ輸地子田ナリ、凡テ賜由ハ、或ハ戰功ヲ賞シ、或ハ政績藝術ヲ裒シ、或ハ絶域ニ使スルヲ優スル等アリ、此田ハ班田ノ時ニ方リテモ改易セズシテ、本地ニ給スル例ナリ、賜田アル人、若シ五位ニ昇リ、或ハ職田ヲ受クベキ官ニ任ゼラルヽトキハ、其田ヲ足シテ、位田職田ノ數ニ盈テヽ給スルナリ、若シ犯罪アリテ除名スレバ、追徴スルモノトス、而シテ賜田ニハ、大ニ功田ト混ジ易キ者アリ、五位以上ノ人、勲位ヲ加へ盡シテ、仍ホ餘勲アル者ハ、勲位ヲ其父子ニ廻授スルヲ得ルニ、父子ナキ時ハ、田ヲ其身ニ賜フガ如キハ、功田ニ似タレドモ賜田ナリ、且ツ史冊上ニハ田ヲ賜フトノミアリテ、其實ハ功田ナル者多シ、然レドモ其證ヲ得ザル者ハ、姑ク此ニ収メタリ、要スルニ賜田ハ、其終身ニ給スルニ似タリ、而シテ荒廢田ヲ賜フ者ハ、開墾ヲ經テ後ニ、之ヲ子孫ニ傳ヘシナリ、又野ヲ賜ヒ、山ヲ賜フガ如キモ、亦賜田ノ類ナルヲ以テ附載セリ、而シテ閑地ヲ賜フガ如キハ、亦開發シテ田トセシメシナラン、
〔令義解〕
〈三/田〉
p.0115 凡別勅賜レ人田者、名二賜田一、
〔令集解〕
〈十二/田〉
p.0115 古記云、輸租也、穴云、位職田、及口分田、雜色田等、別勅指レ人給耳、
○按スﾞルニ、穴博士ノ説ハ、位田職田等ノ定地ヲ、別勅ヲ以テ賜田トシテ給スルヲ云ヘルナラン、
〔延喜式〕
〈二十六/主税〉
p.0115 凡勘二租帳一者、〈○中略〉勅旨田、〈○中略〉爲二不輸租田一、
○按ズルニ、勅旨田ハ別勅ヲ以テ賜フ所ノ田ナリ、事ハ政治部墾田篇ニ具セリ、
〔延喜式〕
〈二十二/民部〉
p.0115 凡位田、功田、賜田、及神寺等田者、各據二本地一不レ須二輙改一、〈○中略〉
凡別勅賜田者、其人授レ位、便滿二位田之數一、〈職田亦同〉
〔續日本紀〕
〈十/聖武〉
p.0115 天平元年十一月癸巳、任二京及畿内班田司一、太政官奏、親王及五位已上諸王臣等位田
功田賜田、幷寺家神家地者、不レ須二改易一、便給二本地一、〈○中略〉並許レ之、
〔令義解〕
〈五/軍防〉
p.0116 凡叙レ勲應レ加レ轉者、〈謂轉是不定之意也、假令元年行軍、十級爲二一轉一、二年行軍、五級爲二一轉一之類、依三其無二定例一、故云レ之爲レ轉也、〉皆於二勲位上一加、若無二勲位一、一轉授二十二等一、毎二一轉一加二一等一、六等以上、兩轉加二一等一、二等以上、三轉加二一等一、其五位以上、加二盡勲位一外、仍有二餘勲一者、聽レ授二父子一、〈謂若父子共在者、理合レ授レ父、其有二兩轉一者、須レ分二授父子一也、〉如父子身亡、毎二一轉一賜二田兩町一、〈謂如父子先有二勲六等一、而除勲止有二一轉一者、此則勲少不レ及二加授一、仍須レ賜二田兩町一、即此名爲二賜田一、不レ爲二功田一也、〉其六位以下及勲位、加二至一等一外、有二餘勲一者聽二廻授一、〈謂廻二授父子一也〉不レ在二賜田之限一、
〔日本書紀〕
〈二十一/祟峻〉
p.0116 二年〈○用明〉七月、蘇我馬子宿禰大臣、勸三諸皇子與二羣臣一、謀レ滅二物部守屋大連一、〈○中略〉大連親率三子弟與二奴軍一、築二稻城一而戰、於レ是大連昇二衣摺朴枝間一、臨射如レ雨、〈○中略〉爰有二迹見首赤檮一、射二堕大連於枝下一、而誅二大連幷其子等一、〈○中略〉平レ亂之後、〈○中略〉以二田一萬頃一賜二迹見首赤檮一、
〔上宮聖德法王帝説〕
p.0116 戊午年〈○推古六年〉四月十五日、少治田天皇〈○推古〉請二上宮王一、令レ講二勝鬘經一、其儀如レ僧也、諸王、公主、及臣連、公民、信受無レ不レ嘉也、三箇日之内講説訖也、
天皇布二施聖王一物、播磨國揖保郡佐勢地五十萬代、聖王即以レ此爲二法隆寺地一也、〈今在二播磨田三百餘町一者〉
〔抹桑略記〕
〈四/推古〉
p.0116 十四年七月、天皇詔二皇太子一、〈○厩戸〉云、宜下於二朕前一講中勝鬘經上、〈○中略〉天皇亦詔二太子一、於二岡本宮一令レ講二説法華經一、亦如二僧儀一、天皇大悦、以二播磨國水田二百七十餘町一施二皇太子一、件田初納二法隆寺一、後割納二中宮寺一、中宮寺、是太子母后之宮也、
〔日本書紀〕
〈二十二/推古〉
p.0116 十四年五月戊午、勅二鞍作鳥一曰、朕欲レ興二隆内典一、〈○中略〉汝之所レ獻佛本則合二朕心一、又造二佛像一既訖、不レ得レ入レ堂、諸工人不レ能レ計、以將レ破二堂戸一、然汝不レ破レ戸而得レ入、此皆汝之功也、即賜二大仁位一、因以給二近江國坂田郡水田二十町一焉、
〔日本書紀〕
〈三十/持統〉
p.0116 六年十二月甲戌、賜二音博士續守言、薩弘恪、水田、人四町一、 七年正月丙午、賜二船瀨沙門法鏡水田三町一、 十年四月戊戌、以二追大貳一授三伊豫國風速郡物部藥與二肥後國皮石郡壬生諸石一、幷賜二
人絁四匹、絲十絇、布二十端、鍬二十口、稻一千束、水田四町一、復二戸調役一、以慰三久苦二唐地一、
〔續日本紀〕
〈二/文武〉
p.0117 大寶元年三月壬寅、賜二右大臣從二位阿倍朝臣御主人、絁五百疋、絲四百絇、布五千段、鍫一万口、鐵五万斤、備前備中但馬安藝國田二十町一、
〔續日本紀〕
〈三/文武〉
p.0117 慶雲元年十一月丙申、賜二正四位下粟田朝臣眞人、大倭國田二十町、穀一千斛一、以レ奉二使絶域一也、
〔續日本紀〕
〈四/元明〉
p.0117 和銅二年九月己卯、遣二從五位下藤原朝臣房前于東海東山二道一、檢一察關剗一、巡二省風俗一、仍賜二伊勢守正五位下大宅朝臣金弓、尾張守從四位佐伯宿禰大麻呂、近江守從四位下多治比眞人水守、美濃守從五位上笠朝臣麻呂當國田各一十町、穀二百斛、衣一襲一、美二其政績一也、
〔續日本紀〕
〈六/元明〉
p.0117 和銅七年閏二月戊午朔、賜二美濃守從四位下笠朝臣麻呂、封七十戸、田六町一、少掾正七位下門部連御立、大目從八位上山口忌寸兄人、各進二位階一、匠從六位上伊福部君荒當賜二田二町一、以レ通二吉蘇路一也、
〔續日本紀〕
〈九/聖武〉
p.0117 神龜二年閏正月丁未、天皇臨レ朝、詔叙二征夷將軍已下一千六百九十六人勲位一各有レ差、授二正四位上藤原朝臣宇合從三位勲二等、從五位上大野朝臣東人從四位下勲四等、從五位上高橋朝臣安麻呂正五位下勲五等、從五位下中臣朝臣廣見從五位上勲六等、從七位下後部王越、正八位上佐伯宿禰首麻呂、五百原君虫麻呂、從七位下君子龍麻呂、從八位上出部直佩刀、少初位上紀朝臣牟良自、正八位上田邊史難波、從六位下坂下朝臣宇頭麻佐、外從六位上丸子大國、外從八位上國覓忌寸勝麻呂等一十人、並勲六等一、賜二田二町一、
〔續日本紀〕
〈十/聖武〉
p.0117 天平元年二月壬午、曲二赦左右京大辟罪已下一、幷免下縁二長屋王事一徴發百姓雜徭上、又告人漆部造君足、中臣宮處連東人、並授二外從五位下一、賜二封三十戸、田十町一、漆部駒長從七位下、並賜レ物有レ差、
〔續日本紀〕
〈三十/稱德〉
p.0117 神護景雲三年七月乙亥、賜二厨眞人厨女封四十戸、田十町一、
〔續日本紀〕
〈二十九/稱德〉
p.0118 神護景雲三年五月壬辰、詔曰、不破内親王者、先朝有レ勅削二親王名一、而積惡不レ止、重爲二不敬一、論二其所一レ犯、罪合二八虐一、但縁レ有レ所レ思、特宥二其罪一、仍賜二厨眞人厨女姓名一、莫レ令レ在二京中一、
〔日本後紀〕
〈十三/桓武〉
p.0118 延暦廿四年十一月庚辰、相摸國大住郡田二町、賜二從四位下百濟王敎法一、
〔日本後紀〕
〈二十二/嵯峨〉
p.0118 弘仁三年三月己卯、山城國乙訓郡陸田一町九段賜二春日内親王一、
〔類聚國史〕
〈百七/職官〉
p.0118 大同四年五月癸亥、在二河内國一内藏寮田十一町、賜二正五位下伊勢朝臣繼子一、其一身之後、收爲二寮田一、
〔三代實録〕
〈三十三/陽成〉
p.0118 元慶二年六月二日丙寅、勅以二參河國播磨郡荒廢田一百町一、賜二孟子内親王一爲二一身田一、
〔輶軒小録〕
p.0118 一身田之事
伊勢に一身田と云ふ所あり、専修寺と云ふ寺ありて、親鸞宗の一本寺なり、世に高田と云ふ、一身田と云ふこと、いかなる故をしらず、近頃三代實録を見れば、元慶二年六月丙寅、敕以二參河國播磨郡荒廢田一百町一、賜二孟子内親王一、爲二一身田一と云へり、是に依りてみれば、一身田と云ふは、口分田世業田の類にて、其一身に下賜せらるヽ田地の名と見えたり、昔この田を賜ふ處、後世遂に地の名となると見えたり、佛家に一身阿闍梨など云ふことあり、あはせ見るべし、
〔續日本紀〕
〈三十六/光仁〉
p.0118 寶龜十一年四月辛丑、勅備前國邑久郡荒廢田一百餘町、賜二右大臣正二位大中臣朝臣淸麻呂一、
〔日本後紀〕
〈五/桓武〉
p.0118 延暦十五年九月癸卯、越前國坂井郡公田二町、荒田八十四町、賜レ諱、〈淳和太上天皇〉 十一月己丑、河内國志紀郡荒田一町、賜二正七位下秋篠朝臣淸野一、
〔日本後紀〕
〈八/桓武〉
p.0118 延暦十八年十二月癸巳、攝津職舊荒田五十七町、賜二大田親王一、
〔日本後紀〕
〈十二/桓武〉
p.0118 延暦廿三年九月甲戌、近江國蒲生郡荒田五十三町、賜二式部卿三品伊豫親王一、
〔日本後紀〕
〈二十四/嵯峨〉
p.0119 弘仁六年五月己亥、備前國津高郡荒廢田十九町、賜二業良親王一、
〔續日本後紀〕
〈一/仁明〉
p.0119 天長十年四月己卯、以二攝津國百濟郡荒廢田廿七町野一賜二源朝臣勝一、
〔續日本後紀〕
〈三/仁明〉
p.0119 承和元年二月甲申、伯耆國會見郡荒廢田百廿町、賜二有智子内親王一、 甲午、遠江國敷智郡古荒田卅三町、賜二阿保親王一、 四月丙午、勅賜二美濃國荒廢田、幷空閑地五十町於諱一、〈田邑○文德〉
十一月丙子、以二越前國坂井郎荒田廿町一賜二基貞親王一、
〔續日本後紀〕
〈六/仁明〉
p.0119 承和四年七月辛卯、加賀國石川郡荒廢田卌九町、賜二三品彈正尹秀良親王一、
〔續日本後紀〕
〈八/仁明〉
p.0119 承和六年十月己酉朔、山城國宇治郡荒田一町、賜二无品秀子内親王一、
〔續日本後紀〕
〈十一/仁明〉
p.0119 承和九年六月戊寅、以二攝津國島下郡古荒田五十二町一、賜二從五位下大中臣朝臣岑子一、
〔續日本後紀〕
〈十三/仁明〉
p.0119 承和十年十一月己亥、摂津國島上郡古荒田十八町八段、賜二時子内親王一、
〔續日本後紀〕
〈十九/仁明〉
p.0119 嘉祥二年十月辛卯、近江國淺井郡荒廢田九町、賜二從五位上橘朝臣淸子一、
〔三代實録〕
〈五/淸和〉
p.0119 貞觀三年二月三日丁未、攝津國豐島郡古荒田五十七町、賜二二品兵部卿忠良親王一、
〔日本後紀〕
〈十三/桓武〉
p.0119 延暦廿四年八月丁酉朔、山城國相樂郡白田十三町、賜二葛井親王一、
〔日本後紀〕
〈十三/桓武〉
p.0119 延暦廿四年十二月乙卯、河内國交野郡白田二町、賜二仲野親王一、 戊午、山城國乙訓郡白田一町、賜二大判事從五位下讃岐公千繼一、
〔日本後紀〕
〈二十一/嵯峨〉
p.0119 弘仁二年正月甲子、山城國乙訓郡白田一町、賜二從四位下百濟王敎法一、 十一月壬子、大和國添下郡白田一町、賜二從五位下三國眞人氏人一、
〔續日本後紀〕
〈十三/仁明〉
p.0119 承和十年十二月辛巳、山城國宇治郡白田一町五段、賜二大中臣朝臣東子一、
〔令義解〕
〈三/田〉
p.0119 凡應レ給二職田位田一人、〈謂案職田位田者、據二先既給訖一、不レ可二更稱一レ應、或是衍文乎、其職田位田、得二職位一則授、去者則收、皆不レ待二班田年一也、〉若官位之内有二解免一者、從レ所二解免一追、〈謂解、解官也、免、免官也、假有正三位位田卌町、犯二免官一者、三載之後、降二先位二等一、叙二正四位上一、即依二正四位一、給二廿四町一之類也、若解官者追亦如之也、〉其除名
者依二口分例一、若有二賜田一者亦追、〈謂此亦爲二除名者一立レ文也〉當家之内、有下官位及少二口分一應上レ受者、並聽二廻給一、〈謂口分田分、待二班田年一乃給也、〉有レ乗追収、
〔延喜式〕
〈二十六/主税〉
p.0120 凡勘二租帳一者、〈○中略〉賜田等未レ授之間、〈○中略〉爲二輸地子田一、
○
〔新撰姓氏録〕
〈左京皇別〉
p.0120 輕我孫
治田連同祖、彦坐命四世孫、白髪王之後也、初彦坐命末、賜二阿比古姓一、成務天皇御代、賜二輕地三十千代一、是負二輕我孫姓一之由也、
〔播磨風土記〕
〈神前郡〉
p.0120 多馳里、〈邑曰野、八千軍野、粳岡、〉土中下、所三以號二多馳一者、品太天皇〈○應神〉巡行之時、大御伴人佐伯部等始祖阿我乃古、申欲レ請二此土一、爾時天皇勅云二直請哉一、故曰二多馳一、
〔續日本紀〕
〈十一/聖武〉
p.0120 天平六年九月辛未、班二給難波京宅地一、三位以上一町以下五位以上半町以下、六位以下四二分一町一之一以下、
〔日本紀略〕
〈桓武〉
p.0120 延暦十一年正月戊寅、山背國地卌町、賜二大納言紀船守一、
〔日本後紀〕
〈五/桓武〉
p.0120 延暦十六年三月丁酉、長岡京地五町、賜二從四位下多治比眞人邑刀自一、同京地一町、賜二大田親王一、
〔日本後紀〕
〈八/桓武〉
p.0120 延暦十八年正月戊午、長岡京地一町、賜二從五位下藤原朝臣奈良子一、 八月癸酉、長岡京地一町、賜二民部少輔從五位菅野朝臣池成一、 十月壬申、信濃國地百町、賜二左大辨正四位下菅野朝臣眞道一、
〔日本後紀〕
〈十三/桓武〉
p.0120 延暦廿四年七月丙子、尾張國智多郡地十三町、賜二中納言從三位藤原朝臣内麻呂一、
十一月己巳、山城國紀伊郡地一町、賜二典侍從四位下葛井宿禰廣岐一、
〔日本後紀〕
〈十七/平城〉
p.0120 大同三年六月甲寅、山城國久世郡地六町、賜二高丘親王一、 四年二月甲寅、山城國乙訓
郡地六町、賜二大原内親王一、
〔日本後紀〕
〈二十二/嵯峨〉
p.0121 弘仁三年二月辛亥、山城國乙訓郡荒地、賜二大外記從五位上上毛野朝臣穎人、左大史、正六位上朝原宿禰諸坂、左少史從七位下佐太忌寸豐長各一町一、
〔日本後紀〕
〈二十四/嵯峨〉
p.0121 弘仁六年四月己酉、攝津國住吉郡地十町、賜二參議右大辨從四位上紀朝臣廣濱一、
〔續日本後紀〕
〈二/仁明〉
p.0121 天長十年十月乙巳、山城國綴喜郡空閑地五町、賜二正三位中納言源朝臣常一、
〔續日本後紀〕
〈三/仁明〉
p.0121 承和元年八月丙戌、賜二攝津國西成郡閑地一百町於諱一、〈○文德〉 十月壬寅、山城國愛宕郡閑地六町、賜二從四位下滋野朝臣貞主一、
〔續日本後紀〕
〈五/仁明〉
p.0121 承和三年二月壬午、山城國綴喜郡空閑地四町、賜二掌侍從五位上大和宿禰館子一、〈○中略〉古市郡空閑地四町賜二繁子内親王一、
〔續日本後紀〕
〈六/仁明〉
p.0121 承和四年六月丁未、賜二人康親王山城國葛野郡空閑地一町一、
〔續日本後紀〕
〈十一/仁明〉
p.0121 承和九年六月丁卯、以二左京采女町西北地四分之一一、賜二右衞門權佐從五位下橘朝臣海雄一、
〔續日本後紀〕
〈十三/仁明〉
p.0121 承和十年十一月丁酉、以二丹波國氷上郡空閑地廿町一、賜二親子内親王一、
〔三代實録〕
〈四/淸和〉
p.0121 貞觀二年三月廿九日己卯、右京一條三坊地壹町、賜二從五位上小野朝臣千株、從五位下藤原朝臣良繩等一、 九月十九日丙寅、山城國宇治郡荒廢地一町三百三十八歩、賜二文德天皇皇子源朝臣能有一、 十月廿九日乙巳、山城國宇治郡地廿五町、賜二左大臣正二位源朝臣信一、
〔三代實録〕
〈十四/淸和〉
p.0121 貞觀九年三月廿三日癸亥、山城國愛宕郡地四町、賜二典藏從五位上笠朝臣西子一、聽レ建二道場一、
〔續日本紀〕
〈三/文武〉
p.0121 大寶三年九月癸丑、施二僧法蓮豐前國野四十町一、褒二醫術一也、
慶雲二年四月庚申、賜二三品刑部親王越前國野一百町一、
〔日本後紀〕
〈五/桓武〉
p.0122 延暦十六年正月辛亥、能登國羽咋能登二郡沒官田、幷野七十七町、賜二尚侍從三位百濟王明信一、
〔續日本後紀〕
〈四/仁明〉
p.0122 承和二年四月丙子、甲斐國巨麻郡馬相野空閑地五百町、賜二一品式部卿葛原親王一、
〔三代實録〕
〈二/淸和〉
p.0122 貞觀元年四月廿日乙巳、詔賜二左大臣從一位源朝臣信、攝津國河邊郡爲奈野一、爲二遊獵之地一、
〔三代實録〕
〈四/淸和〉
p.0122 貞觀二年十一月三日己卯、詔參議正三位行右衞門督源朝臣融、賜二大和國宇陀野一、爲二臂レ鷹從レ禽之地一、
〔三代實録〕
〈二十四/淸和〉
p.0122 貞觀十五年八月癸巳朔、勅賜二攝津國河邊郡爲奈野於二品行中務卿兼上野太守諱〈光孝天皇〉親王一、以爲二遊狩之地一、勿レ禁二百姓樵蘇一焉、
〔續日本紀〕
〈三十一/光仁〉
p.0122 寶龜元年十二月乙未、賜二左大臣正一位藤原朝臣永手、山背國相樂郡出水郷山二百町一、
〔日本紀略〕
〈桓武〉
p.0122 延暦十四年六月丙申、周防國田百町、山八百町、賜二茨田親王一、
〔日本後紀〕
〈八/桓武〉
p.0122 延暦十八年九月丁巳、近江國小神舊牧賜レ諱、〈嵯峨太上天皇〉
〔日本後紀〕
〈十二/桓武〉
p.0122 延暦廿三年正月乙巳、安藝國野三百町、賜二甘南備内親王一、以爲二牧地一、
〔日本後紀〕
〈二十一/嵯峨〉
p.0122 弘仁二年八月壬申、山城國乙訓郡地二町、田十町、池一處、栗林一町、賜二甘南備内親王一、
〔續日本後紀〕
〈九/仁明〉
p.0122 承和七年十一月戊子、以下在二志摩國一答志島上、賜二無品常康親王一、
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