https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1355:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1355.pdf]] 地震ハ、古クハ、ナヰト云ヒ、又ナヰフルトモ云ヘリ、鳴動ノ義ナリ、後世ノ俗、仍ホナヰト云ヒ、或ハナヱ、ナイユルナド稱スル處モアレド、多クハ音讀セシモノヽ如シ、　我國古來地震ヲ以テ聞ユレドモ、其事ノ史冊ニ見エタルハ、日本書紀允恭天皇五年七月紀ヲ以テ始トス、凡ソ地震ノ發スルヤ、微動ニ止マルアリ、一日數回ニ及ブアリ、數日ニ渉ルアリ、年ヲ越ユルアリ、其強大ナルモノニ至リテハ、家屋ヲ倒シ、人畜ヲ損シ、地ヲ裂キ、山ヲ崩シ、川ヲ壅ギ、海嘯ヲ起ス等ノ事アリ、是ヲ以テ其難ヲ避ケントスルヤ、或ハ屋外ニ出デ、或ハ樹下ニ坐シ、或ハ竹林ニ入リ、或ハ舟車ニ乘ル、徳川幕府ノ時ニ在リテハ、特ニ吏員ニ其避難ノ注意ヲ與ヘタリ、而シテ地震ノ既ニ發シタル時ハ、朝廷ニテハ陰陽道ニ命ジテ卜占セシメ、或ハ地震ノ神ヲ祭リ、或ハ之ヲ山陵ニ告ゲ、或ハ臨時ニ大祓ヲ行ヒ、或ハ祈禱ヲ修セシム、而シテ地震ニ由テ朝儀ヲ停メ、年號ヲ改メ、救恤ヲ施シ、恩赦徳政ヲ行フ等ノ事モ、亦古クヨリ之レ有リキ、
*&aname(E59CB0E99C87E5908DE7A8B1){名稱};
**〔類聚名義抄〕
***〈六土〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1355:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1355.pdf]] 地震〈ナヰ〉
**〔伊呂波字類抄〕
***〈知地儀〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1355:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1355.pdf]] 地震
**〔運歩色葉集〕
***〈地〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1355:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1355.pdf]] 地震(シン)
**〔書言字考節用集〕
***〈一乾坤〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] 地震(ヂシン)〈公羊傳、地動也、出&size(5){レ};奈、〉　地動(ナヰフル/ナヰ)　地震(同)〈出&size(5){レ};知〉
**〔東雅〕
***〈二地輿〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] 地〈◯中略〉　又地震をナイフルといふは、ナイとは鳴(ナイ)也、フルとは動(フル)なり、鳴動の義なり、今俗にナイユルなどもいふなり、ユルも又動也、ユルグといひ、ユルガスなどいふも亦同じ、上古の語にユラガシテなど見えし、即此也、
**〔物類稱呼〕
***〈一天地〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] 地震、ぢしん、　關東及北陸道にて、ぢしんといふ、西國及中國四國にて、なゐといふ、〈◯下略〉
**〔倭訓栞〕
***〈前編十九那〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] なゐ　日本紀に地震地動をよめり、鳴居の義にや、又なゐふるともよみ、武烈紀の歌に、なゐがゆりこばとも見えたり、俗になゑとよべり、癸未の冬關東大地震に通茂卿、　神つ國千代のいはほもゆりすゑて動かぬ御代のためしをぞひく　西國及中國にて皆なゐといふ、地震祭は陰陽家の祭也、
**〔日本書紀〕
***〈十六武烈〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] 太子〈◯武烈〉歌曰、於彌能姑能(オミノコノ)、耶賦能之魔柯枳(ヤフノシバガキ)、始陀騰余瀰(シタドヨミ)、【那爲】我與釐據魔(ナヰガヨリコバ)、耶黎夢之魔柯枳(ヤレムシバガキ)、〈一本、以&size(5){二};耶賦能之魔柯枳&size(5){一};、易&size(5){二};耶陛哿羅哿枳&size(5){一};、〉
**〔日本書紀〕
***〈二十二推古〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] 七年四月辛酉、地動(○○)、〈◯下略〉
**〔續日本紀〕
***〈三十二光仁〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] 寶龜四年二月壬戌、地動(○○)、
*&aname(E59CB0E99C87E5889DE8A68B){初見};
**〔日本書紀〕
***〈十三允恭〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] 五年七月己丑、地震(ナヰフル)、
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E99C87E8AAAC){地震説};
**〔秉燭或問珍〕
***〈一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1356:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1356.pdf]] 地震之説　或問云、地震とはいか成物にや、山を崩し海を塡、民家を壓倒のみにあらず、人民牛馬の死する事數をしらず、嗚呼天地の間に、かくあさましき事も有物にや、兒女の説には、鹿島の明神是を歎給ひ、要石を以て鯰を刺給ふといへり、まことにて侍るや、其説を聞ん、　對曰、地震は二氣の〈陰陽ナリ〉あいだのなす所にして、たま〳〵はげしき事あれば、家を崩し人を傷
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1357:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1357.pdf]] ふ事あり、是陰陽の氣出動にして、全く物有てふるはすにあらず、左傳、文公九年九月地震とあり、正義曰、陽伏して出る事あたはず、陰迫て昇事あたはず、爰におひて動くとあり、孔氏曰、陽氣陰のためにせばめられて昇事を得ず、故に地震すといへり、又史記にも、地震は陽伏して出ず、陰迫て昇(ノボラ)ず、この故に地震ありと記せり、〈周本紀白陽甫説ナリ〉是等は皆地震の本説也、陰陽家抔の、いつの地震は何にたヽり、幾日の震動は病に祟なんど云事は、皆迂怪の説にして、用るにたらず、地震何ぞ變とせんや、抑大地は本氣渣滓(カス)こり聚て形をなし、元氣施轉の中に亘れり、天は地の外を包、地は其中間にあり、地中は水火の二氣万物を發生する也、水火は所&size(5){レ};謂一陰一陽也、天地に對していふ時は陰也、故に小陽大陰にせばめられて登事を得ず、地を徽搏して震出る也、是を地震といふなり、此励(ハゲ)しきは山を崩し海を塡、人家を壓す事あり、又地の震ふ事、他所より分て繁き所あり、是は其地平陸にして廣々としたる所程、折々地震し、又震もつよき物也、狹所は山谷岩石にさへられて、陽の出る事緩き故也、廣き所は漳なきに依て、陽氣の嚴敷出る故也、中華にても、閩廣の地は常に動く、〈廣ク平ナル所也〉淅より北は地震希也といへり、〈淅ヨリ北ハ皆山ツヾキナリ〉鹿島の要石といふ事、兒女の諺にして云にたらず、彼輩のいへらく、大成鯰地底にありて、日本國中五畿七道載ずと云所なし、彼尾或は鰭にても動す所忽地震す、故に鹿島の明神、要石をもつて押給ふといへり、今案ずるに、何ぞ其鯰日本をのみ載て、唐土を載ざるや、唐土にも地震あり、一笑するに堪たり、彼日本を載たる鯰の圖を見るに、大キ成鯰のごとき物、國々を載たり、愚案を回すに、是恐らくは蜻蛉の圖を見あやまりて、鯰に書なしたる物成べし、日本紀に、神武天皇即位三十一年四月、諸國に行幸して、大日本の國形蜻蛤の臀せるがごとしと宣へり、是に依て我國を蜻蛉洲ともいへり、日本の圖を見るに、頗鯰の形に似たり、　是等の圖を見誤て鯰といふか、又地震の神を鹿島大明神といふ事有べからず、日本紀神代卷に、高皇産靈尊の命をうけて、武
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1358:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1358.pdf]] 甕槌命〈鹿島ノ明神也〉經津主命〈香取ノ明神也〉蘆原中津國を平げ、二神出雲の國五十田狹小汀に降居て、十柄劒を拔ひて、倒に地に植て、其鉾端に踞るとあり、是に依て鹿島に石柱を立て、萬世の垂跡をしめす也、何ぞ鯰の頭を刺といふ事あらんや、又地震の神といふは、外にありと見へたり、日本紀に推古天皇の御宇に地震して、舍屋悉破れぬ、四方に令して、地震の神を祭らしむとあり、然れども其神跡今は絶て、何地に有事をしらず、
**〔震雷考説〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1358:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1358.pdf]] 一夫世界萬國はてしなく、天の覆ふ所極りなし、其中に水火は萬民を化育し、風雨は萬物を潤澤すといへども、甚しきは天災地變と云、震雷猶是に同じ、〈◯中略〉　氣比大明神態襲の箭にあたり給ひ、孔子の伯魚をさきたてし類ひ多かる中に、漢土のいにしへ舜禹の代は、わきて聖代なれども、洪水九年にして、天下の民魚となるとあれば、いかなる聖賢の代にも天災はまぬかれがたし、然に水火風雨の難は遁るヽに道ありとも、震雷は避るに術なし、天にありては雷、地にありては震、是陰陽の凝にして、天地の病なれば、いづれの時發らんもはかりがたし、雷は陰の凝、地中よりいでヽ雲中に入り、散じて陽にかへる、激して音をなし、大陰の雨氷を降らせ、震は陰の凝り地中にくだけて陽にかへり、其氣和することなし、重り澀滯りたる所一時に發すなり、陰は閉るをものとし、陽は發することをつかさどる、夏は地上大陽にして地中陰なり、冬は是に反す、故に夏は雷多く地震少し、冬氣は雷稀にして地震あり、尤陰陽變化の地氣なれば、時節のさだまるにはあらねども、陽氣發せんとする故、大地震ある年は、季候くるひて殊の外あたヽかなるものなり、又蘭人の説には、火氣常に地中を周旋して土を養ふ、火生&size(5){二};士氣&size(5){一};と云、其地脈の周廻のすぢみちを失ひ、火氣の凝たる所一時に發す、是地震なり、發し盡ざる殘氣、山岳に至り火となるといへり、易曰、鼓&size(5){レ};之以&size(5){二};雷霆&size(5){一};、潤&size(5){レ};之以&size(5){二};風雨&size(5){一};、日月運行、一寒一暑、是則震ひて寒暖を疾くさそふの證なり、少陽の東に方位し、四時には中春に配當すれば、發陽變化にてあたヽかなる
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1359:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1359.pdf]] は理なり、
**〔本朝地震記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1359:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1359.pdf]] 夫地といふ文字、往昔は埊に作る、これ會意なり、史記漢書に墜に作る、震は動なり亦怒なりともいへり、〈◯中略〉但し地の體は北を陽とし南を陰とす、山嶽多くは北にあり、天の體は南を陽とし北を陰とす、故に日輪は南に行る、是天地圓渾相聯りし象なり、〈◯中略〉されば地震するものは、陽氣陰の下に伏して陰氣に迫り昇る事あたはず、於&size(5){レ};是地裂動き震するにいたる、これ陽氣其所を失ふて、陰氣塡るヽが故なり、また地中に蜂の巣のごとき竅あり、しかして後水潛り陽氣常に出入す、陰陽これにて相和し、其宜を得るを常とす、もし陽氣澀滯して出ることあたはず、歳月を積重るに隨ひ、地脹れ水縮るゆゑに、井戸涸れ、時候ことの外熱氣なり、これを譬はヾ、餅を炙るに火のために脹れ起るが如し、將に地震ふときは、蒼天も卑くなり、衆星も大さ常に倍するといへり、これ地昇り天降るにあらず、既に雨ふらんとするときは、山を見るに甚だ近く見るが如し、陽氣陰を伏し地を裂きて天に發出するが故に地中震動す、これ則ち地震なり、そのはじめ震ふもの甚だ猛烈なり、これ地中陽氣一塊に發するの證なり、また次に震ふものは緩なり、これ嚮の陽氣地中に殘れるが少しづヽ發出の所以なり、されば一天中の世界なれども、中華にふるひて本朝に動かず、日本震ひて唐土また動かず、一國中にかぎり他國に出でず、或は江戸靜にして浪花に震ひ、大坂豐にして京都うごく、是地中の陽にて地脹るヽと脹ざるとの故なり、地中に凝し陽氣、其所より發せんとする故に、甚だしきものは地裂山崩ること往々これあり、一村にありても、そのあたりの多少あるは、是また地の堅きと堅からざるとの故なり、凡初めて大に地震するときは、海汀に泥涌上り津浪山のごとく泝る、奧州の洪水、遠州今切など是なり、又大地震の後、月をかさねて震ひやまざるは、いまだ陽氣の出盡さヾる故なり、其甚きものは山燒出るといへり、
**〔大地震暦年考〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1360:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1360.pdf]] 地震略説　菱洲山人編　西洋の窮理の説に、大地の震動するは、その源は地下にある火坑より發す、火坑は全地球の中にあまたありて、吾邦の中にその源二ツあり、一ツは中州〈駿遠甲信豆相〉一ツは蝦夷の地にありて、その火脈遠く異邦までもおよび、火坑の形状はたとへば埋み火の如く、自然に地氣を蒸あげて、萬物これが爲に生育す、此故に先地震はじめて發する時、煙氣地上に蒸騰て、暫時のうちに空中を掩ひ、星宿光輝を失ふをもつて驗とす、その今まのあたり見聞し、常に形容をみる者は、信州、肥州、薩州、日州、豆州等の山々、その外尚多し、火脈の流通せざるは魯西亞國の東南の地、亞米利加國の北の地方に多かり、これらの地は荒漠(あれはて)て、草木すら生育せず、火氣の流通せる地方は、殊に膏腴にして萬物肥繞す、これ造物者の奇巧なるかな、しかれどもかくの如き廣大利用をなす者は、害を生ずるも又極めて大なり、地震津浪のるい是なり、前に言る火坑全地に壓仰られ、至て至靜なるもわづかに空氣の通へる事あれば、焰氣これが爲に發動し、大地を震動す、甚だしきに至りては、山嶽をも震ひ崩し、砂石を噴起し、民家を取り、衆人害を蒙り、山河陵谷所をかへるにいたる、遠くは意太利亞國の一都會、地下に埋沒(うづもれ)て、人民草木畜るいこと〴〵く盡たり、近時吾邦の越後、信濃、畿内、紀伊、伊勢、伊賀、伊豆、駿河などの地震津浪あるこれなり、火脈は一條より幾條にもなるがゆゑに、隣國に相接の地、損害多かり、これは火氣に當ると否らざるによれり、神社佛閣の破損少きは、礎の距度、棟梁の高低、尋常の家造りに異なる故なり、洪浪もまた火氣の海底に噴起りて、海潮これがために勃蕩するにて、地震するごとに洪浪かならず起るといふ埋ありといふにはあらず、ただ火氣の海中に起るとおこらざるによれり、あるひは地震の爲に洪水をおこすものあり、これは火氣發動するが爲に、山脈を毀ち、地下を通ふ水源を沃ぎ、川谷を注(さく)るに起る、また洪浪のるいは、山谷の狹隘(せま)き地は害多く、平坦に開豁(ひらけ)たる地は害少なかるべし、その理いかにといふに、狹隘
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1361:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1361.pdf]] き地は水勢吹あがりやすく、平坦の地は障るものなきがゆゑに、水勢すみやかに衰へるなり、大概かくのごとし、
*&aname(E59CB0E99C87E4B88AE4B88BE58B952FE5B7){上下動/左右動};
**〔松屋筆記〕
***〈六十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1361:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1361.pdf]] 高潮、地震、津波、　又云、〈◯松浦熙〉越後の大地震の時、正しく見たる者の語れるは、地震横に動く(○○○○)ものにあらず、上下にうごく物(○○○○○○○)にて、うぐろもちの、土をもてあぐるごときさま也、五尺も一丈ももてあげて、やがておとすゆゑ、地われ、林おちいり、家埋れたる也と云々、按に、是もさる道理にて、地震横にゆらんには、いづれの所も、殘るべくもあらぬに、或は十里廿里の内にて、外に及ばぬも、もと上下する動氣なれば也、
*&aname(E59CB0E99C87E99C87E58B95E696B9E4BD8D){震動方位};
**〔日本書紀〕
***〈二十九天武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1361:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1361.pdf]] 十四年十二月辛巳、自(○)&size(5){レ};西發之地震(○○○○○)、
**〔文徳實録〕
***〈二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1361:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1361.pdf]] 嘉祥三年八月辛未、地震(○○)、從(○)&size(5){二};西北(○○)&size(5){一};來(○)、雞雉皆驚、
**〔信越地震記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1361:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1361.pdf]] 越後國大地震に而支配所村々、田畑民家大破死失怪我人有&size(5){レ};之、救方手當之儀に付、御　屆書、　越後國之儀、去月廿四日夜四ツ時頃、大地震、西ゟ起り東に震渡(○○○○○○○○)、場所に寄不同有&size(5){レ};之(○○○○○○○○)、私支配所頸城郡村々潰、破損家、死失怪我人多、山崩、田畑土砂入、用水、溜井、堤、破損いたし、危急之儀に而、一同山野に逃出居候得共、引續晝夜數度之地震、寢食も難&size(5){レ};成、悲歎いたし罷在候處、又候廿九日晝九ツ時頃大地震、北ゟ南(○○○)江(○)震渡(○○)、所々平地割、泥砂吹出し、家作其外押潰、全潰家に不&size(5){二};相分&size(5){一};茂、梁、鴨居、壁抔崩落、柱者折れ、修覆難&size(5){レ};成體、猶晝夜不&size(5){二};相止&size(5){一};、村々不&size(5){レ};殘菰張野宿いたし罷在候、〈◯中略〉　未〈◯弘化四年〉四月十一日　小笠原信助　御勘定所
*&aname(E59CB0E99C87E79FA5E5BCB7E5BCB1E6B395){知強弱法};
**〔事語繼志録〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1361:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1361.pdf]] 毎朝信綱公〈◯松平〉ノ宅ヘ見舞ノ衆多キ折節ノ事ナルニ、地震ヨホドユリケリ、此地
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1362:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1362.pdf]] 震ニテハ、定メテ早々御登城アルベキヤト申サルヽ人アリシ、其時小性ヲ呼セ玉ヒ、御居間ノ水桶ノ水コボレタルヤ、見テ參ルベシト仰セラル、其人則見テ參リ、水ハコボレ申サヾルヨシヲ申ス、然ラバ地震ニ付テノ御登城ナサレマジキナリト宣フ、其時或人申サルヽハ、タヾ今仰付ラルル御居間ノ水コボレタルヤト御尋ノ儀ハ、イカヾ仕リタル事ニヤト申サレケレバ、ソコニテ答ヘ仰ラレシハ、總ジテ地震ユリタル時、イカホドノ地震ニハ登城然ルベシトノ義、計ヒ難ニ付テ、其爲ニ常ニ居間ノ前ニ水桶ヲ置テ、御城ニテ地震ユル時宅ヘ歸リ、今日ノ地震イカホドニヤトアル義ヲ相尋ヌレバ、水ノ動キヤウ、是ホドノ位ト申ス、夫ニテ御城ニテノ地震ヲ考ヘ、是ホドニテハ登城然ベキトノ義ヲ試置ナリ、コレニ依テ只今水ヲ見セニ遣スナリト仰ラル、實ニハ地震ノホドライ知ガタキモノナルニ、働セラルヽ智慧ナリト、其人ゴトニ感ゼラレケルトナリ、
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E99C87E788B2E5898D){地震爲前兆};
**〔三養雜記〕
***〈一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1362:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1362.pdf]] 地震にて晴雨を知る(○○○○○○○○○)歌　世に地震にて晴雨を知る歌とて　九はやまひ五七の雨に四日でり六八なれば風としるべし、この九はやまひといへるは、疾病のことにはあらず、空の曇をいへり、そのよしは、唐土の地震にて晴雨を知る訣に、日風疾雨と順にくる時はしらるヽよし、日〈明六晝八夜四〉風〈五七九〉疾〈四暮六夜九〉雨〈九夜五明七〉これは澀井春海の傳來なるよし輪池翁のはなしなりき、再おもふにこの地震の歌の時取あやまれり、六ツ日でりならでは叶はず、そのよしは、明暮の六と晝夜の九とは竪横にて、數一なるべし、四八と五七とは二づヽにて、竪横の間をいへるなり、猫の目にて時刻を知る歌にても併おもふべし、〈◯圖略〉
**〔吾妻鏡〕
***〈三十四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1362:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1362.pdf]] 仁治二年二月七日乙丑、巳刻大地震、古老曰、去建暦年中有&size(5){二};如&size(5){レ};今之大動&size(5){一};、即是和田左衞門尉義盛叛逆兆(○○○)也、其外於&size(5){二};關東&size(5){一};未&size(5){レ};有&size(5){二};如&size(5){レ};此例&size(5){一};云云、其後午時、子刻、兩度小動、
*&aname(E59CB0E99C87E8B1ABE79FA5E59CB0E99C87){豫知地震};
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1362:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1362.pdf]] 震雷考説
***〈一爰に今年安政二卯十月二日亥の上刻ばかりに、いかなる狂津日の惡ことにや、江戸〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1363:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1363.pdf]] のちんじ、昔より國々の大地震にくらぶれば、山も崩れず川も溢れず、さのみの事にはあらねども、〈◯中略〉人數の多きことはかりしられず、繁花の地のならひにて、家々の造作は花やかを先とし、火災の防ぎ專一なれば、土藏瓦屋のみ多し、アヽ入船の順風は出船の逆風にて、出火の時は利有といへども、地震には聊益なく、たま〳〵板茨萱屋には無難あれども、土藏瓦屋の分は過半壞れ倒れ、又はかたぶき、家財器物をみぢんに碎く、其音數千の雷の一度に落くる如くにて、すさまじなど云ばかりなし、貴賤上下老若男女打まぢり、あはてふためき逃惑ふうち、數ケ所より出火して、炎天をこがし、地震の火氣もくはヽりて白晝の如し、其混雜譬へるに物なし、上を下へとかへす故、人は人に踏倒され、壞れかヽる棟や宇に打ひしがれ、あるひは烟りにとりまかれ、死亡するもの數しれず、君臣も離散し、親兄弟を見失ひ、妻子に別れ、存亡いかにと呼かはし、泣さけぶ聲のみか、火に攻られてくるしむ聲四方にみちて喧く、修羅の陌を眼の前に見るより哀の有様なり、かヽる非常の大變、其前表(○○)なきにしもあらず、今年は冷氣いやます比ひに、殊の外あたヽかにして、梅桃大かた返り咲、九月下旬空低く、星大きく顯れ、又は所々に水涌出、其外怪敷事ども多し、心有人々は只事ならずと眉をひそめ歎息せしが、はたして此凶事あり、櫻は實を結ぶこと輕き故、二度咲もまヽ有べし、桃李は秋近く迄實を保つものなれば、桃の返り咲はあやしむべきの一つなり、天地開闢以來の大地震は、白鳳年中、土佐半國減じ、伊豆島裂けて八島となりしときは、十一月といへども、暑中の如く、火氣履ものヽ裏をとふし、桃李花ひらくとあり、近くは文政十一子年霜月、越後の地震には、田の水川の水あたヽかにして、小魚悉く浮みいづる、同十三寅年七月、京都の地震は別てあつく、煮湯の中に座する如し、弘化四年信州越後の地震にも、火氣ありて甚あつし、さあれば季候に應ぜず(○○○○○○)、あたヽかにして(○○○○○○○)、諸木二度咲(○○○○○)、空低く(○○○)、星大きく顯れ(○○○○○○)、井の水(○○○)、江の水(○○○)、俄に溢れ(○○○○)、或は涸れ(○○○○)、所々に水涌出る抔は(○○○○○○○○○)、皆大地震の前表(○○○○○○○)と心得油斷なく用心すべし、諸侯大夫の歴
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1364:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1364.pdf]] 歴方も、中庭廣き端近のところへすまゐを住かへ、木馬形を用意し、火のもときびしく、立退の道筋とふまで、心を配り、宿酒抔過すべからず、沈酔して物の用にたヽざるのみか、怪我有もの也、格別空低く、星大きく見ゆれば、近きに地震あり、俄に空え火氣移るは、即刻に地震火氣飛物となる事もあり、雉子鳴き、衆鳥群をなす故、眼馴ぬ鳥出る事あり、何となく遠く響くは程なく震ひ來る、又人間は小天地なれば、氣血の順環、天地の氣候と替る事なき故、雷には頭痛し、震に腰なやみ、震雷を的然に知るものあり、男は稀にして女に多し、此類ひにまで心を用ひて前表をさとらば天災は避ずとも、怪我あやまちは有べからず、〈◯中略〉海なき國は江の水、井の水涸れ溢るヽにて知るべし、又佛郞西にて地震を知るために、震刻計を造る、其圖左にあらはす、〈◯圖略〉　大地震には必二日も前に付もの離れ、少しの地震にも三刻も前に落るといへり、隨分理に叶ひ定てしるべけれども、先は星の大きく見ゆるを前表第一の規矩とすべし、
**〔大地震暦年考〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1364:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1364.pdf]] 地震知&size(5){二};前兆&size(5){一};説〈我嘉永六年清の咸豐三年〉ナチユルレーキテドキリフトこの書中に見えたり　磁石は、地震を前兆するの一法とす、紀元千八百五十三年の史に、この法を記載せり、夫疾風大雨のごときは、晴雨考をもつて前知する事を得るといへども、地震の前兆を知るに至るは、今日までいまだ世に公明なる事なし、ラツチメントン〈人の名也〉佛郞斯國の使として、共和國アルケントンテンス〈國の名也〉に至りし時、パレース〈佛郞斯の大都府の名〉の學校より地震前兆發明の一法を傳送せしなり、その法は、鐵の小片を磁石に附著せしむる者にして、他物を用るにあらず、地震には磁石その鐵に親和するの力、暫時の間消滅するゆゑに、附著の鐵かならず落下す、是をもつて地震の前兆とす、〈◯中略〉この一大發明はパレースの學校を待てはじめて世に知るとおもふ事なかれ、越列機帝利的多麻窟涅窒(えれつきてりてーとまぐねち)斯密斯(す)として、親和の理すでに明かになるによつて、學問の
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1365:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1365.pdf]] 道においても、やヽ此論なきにあらず、しかも越列機のちからは、地震によつて障碍を受る事は、既に世人の知る所なり、　地震前兆を知るの法、童蒙のため圖にあらはして、その指南を譯す、左の如し、〈◯圖略〉　圖のごとく磁石を紐にてむすび、天井あるひはかもゐなどより釣さげ、その磁石へ鐵の釘のるいを親和させ置、その眞下へ銅だらいの類なににても、釘のおつる時、その音ひヾく品をすゑ置べし、地震これなき時は、附著ありて落るといふことなし、まさに地震あらんとするときは、磁石黒鐵に親和の利用を失ふがゆゑに、鐵釘忽ち承器に落下して、その兆を人耳に益す、これ地震前知の一良法とす、圖をみてよろしく察解すべし云々、　鷹築逸民誌
**〔春記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1365:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1365.pdf]] 長久元年〈◯長暦四年〉十一月一日壬子、早旦參内、依&size(5){二};去夜地震事&size(5){一};也、〈◯中略〉前日天文奏云、及冬有&size(5){二};地震&size(5){一};歟、其事果然、
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1365:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1365.pdf]] 元暦二年〈◯文治元年〉七月十五日丙申、天陰(○○)、同(○)&size(5){二};暮日(○○)&size(5){一};、諺云、今日又可&size(5){レ};有&size(5){二};大震&size(5){一};云々、然而余〈◯藤原兼實〉不&size(5){レ};信&size(5){二};受之&size(5){一};、午刻向&size(5){レ};堂爲&size(5){二};念誦&size(5){一};也、
**〔鎌倉洞山地震記事〕
***〈大日本地震史料所載〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1365:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1365.pdf]] 越後今町、三月廿四日、海上鳴る事夥しく(○○○○○○○○)、高田城下へ聞えたり、海の鳴ること折節はある事なれども、此度例ならず夥しかりしかば、何か變事あらんかと恐れしが、果して夜中大地震あり、
**〔時風録〕
***〈十月二日夜四時大地震、其上所々出火、　安政二年十月二日の大地震は、昇平の世の大變なり、よりてこヽに其あらましをしるし置ぬ、今を去ること百五十三年、元祿十六年十一月廿二日夜、江戸、小田原大地震、其頃天野彌五右衞門といへる老人の曰、星ひきく見へ(○○○○○○)、冬温かなる年は(○○○○○○○)、地震あるものぞ(○○○○○○○)とて、家にかすがひうち、繩からげなどして置けるに、果して其大地震ありしとぞ、こヽに思ひあたれることあれ、頃年冬暖か〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] にして、寒中雪ふること稀なり、また今年夏入初めより、巽にあたりて大なる星いづ(○○○○○○)、其光甚しく、人々怪み思へり、是ひきく見ゆる故なりしか、茲に十月二日は、ひねもす空曇り、小雨そぼふり、巳中刻頃、また巽にあたりて、虹の如くその長十丈ほどなるすぐの氣たつ(○○○○○○○○○○○○○)、〈山田某、品川にてしたしく是を見る、〉夜は殊に寒くして空はれたり、其過日頃怪しき光りもの四方にひらめきわたる(○○○○○○○○○○○○○○○○○)やいなや、大地俄に鳴動し、山川を覆へし、人屋を震倒す事、一時に數萬軒、其響恰も百千雷の落かヽれる如し、〈◯下略〉
*&aname(E59CB0E99C87E8B1ABE8A880E4B88DE795B6){豫言不當};
**〔慶長日件録〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 慶長九年七月二十一日、宿番ニ參内、今夜大地震、可&size(5){二};催來&size(5){一};之由、風説洛中洛外專なる間、京中町人不&size(5){レ};寢云々、内裏ニモ乍&size(5){二};風説&size(5){一};被&size(5){レ};驚、鷄鳴時分より、上&size(5){二};格子&size(5){一};也、少も不&size(5){二};地震&size(5){一};、一犬吹&size(5){レ};虚、萬犬吠ト可&size(5){レ};謂者也、　二十二日、町人來云、夜前丑寅刻、可&size(5){二};地震&size(5){一};由、雜説故、世間騷動、以外也、云々、
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E99C87E4BE8B){地震例};
**〔日本書紀〕
***〈二十四皇極〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 元年十月庚寅地震、而雨、　辛卯、地震、是夜地震而風、　丙午、夜中地震、
**〔日本書紀〕
***〈二十七天智〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 三年、是春地震、
**〔日本書紀〕
***〈二十九天武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 八年十月戊午、地震、　十一月庚寅、地震、　九年九月乙未、地震、　十年三月庚寅、地震、　六月壬戌、地震、　十月癸未、地震、　十一月丁酉、地震、　十一年正月癸丑、地動、　三月庚子、地震、　七月戊申、地震、　八月戊寅、亦地震、
**〔續日本紀〕
***〈五元明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 和銅五年六月乙巳、地震、
**〔續日本紀〕
***〈七元正〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 靈龜二年正月辛巳地震、
**〔續日本紀〕
***〈八元正〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 養老三年三月乙卯、地震、　五年正月辛未、地震、　壬申、亦震、　二月甲申、地震、
**〔續日本紀〕
***〈十一聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 天平四年七月丙辰、地震、　十二月辛卯、地震、
**〔續日本紀〕
***〈十二聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 天平九年十月巳未、地震、
**〔續日本紀〕
***〈十三聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 天平十年九月辛丑、地震、
**〔續日本紀〕
***〈十四聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1366:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1366.pdf]] 天平十四年三月己巳、地震、　十二月丁亥、地震、
**〔續日本紀〕
***〈十五聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 天平十五年七月庚寅、地震、
**〔續日本紀〕
***〈十六聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 天平十七年五月戊午朔、地震、　庚申、地震、　辛酉、地震、　癸亥、地震、　甲子、地震、　癸酉、地震、　乙亥、地震、　七月壬申、地震、　癸酉、地震、　八月己酉、地震、　甲寅、地震、　九月丙辰、地震、　十八年正月丙寅、地震、　辛巳、地震、夜亦震、　壬午、地震、　六月丙戌、地震、　九月壬戌、地震、　辛卯、地震、
**〔續日本紀〕
***〈十七聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 天平十九年五月丁亥、地震、
**〔續日本紀〕
***〈十八孝謙〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 天平勝寶四年十月甲戌朔、地震、　乙亥、亦震、
**〔續日本紀〕
***〈三十二光仁〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 寶龜四年二月乙亥、地震、　八月壬申、地動、　十月癸卯朔、地震、　丙午、地震、
**〔續日本紀〕
***〈三十三光仁〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 寶龜六年二月辛未、地震、　五月丙申、地震、　十月丙寅地震、
**〔續日本紀〕
***〈三十四光仁〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 寶龜七年十月癸巳、地震、　十一月丙辰、地震、
**〔續日本紀〕
***〈三十五光仁〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 寶龜九年五月丁卯、寅時地震、　辛未、又震、
**〔續日本紀〕
***〈三十六光仁〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 天應元年三月乙丑、地震、　五月壬戌、地震、　辛未、地震　六月己亥、地動、　己酉、地震、　十月乙末、地震、　十一月丁巳、地震、　辛巳、地震、　十二月丙申、地震、　戊申、地震、
**〔續日本紀〕
***〈三十七桓武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 延歴元年閏正月丙申、地震、　戊戌、地震、　二月壬申、地動　六月乙丑、是日地震、　七月丙午、是日地震、　二年正月庚子、是日地震、
**〔續日本紀〕
***〈三十八桓武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 延歴四年五月辛酉、地震、　九月乙未、地震、
**〔續日本紀〕
***〈四十桓武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 延暦九年十一月丁丑、辰時地震、巳時又震、　十二月甲辰、地震、
**〔日本後紀〕
***〈八桓武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 延暦十八年十一月甲辰、地震、
**〔日本後紀〕
***〈十二桓武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 延暦廿三年八月癸丑、地震、　九月戊戌、地震、　廿四年正月乙未、地震、
**〔日本後紀〕
***〈十三桓武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1367:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1367.pdf]] 延暦廿四年七月甲申、地震、
**〔日本後紀〕
***〈二十一嵯峨〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 弘仁二年十二月丙子、地震
**〔續日本後紀〕
***〈二仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 天長十年六月癸未、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈三仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和元年六月丁酉、地震
**〔續日本後紀〕
***〈四仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和二年三月丁未、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈五仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和三年三月辛亥、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈六仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和四年六月庚戌、地震、　七月丁丑、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈八仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和六年四月戊午、地震、　七月丁亥、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈九仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和七年正月庚寅、地震、　十月甲寅、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈十一仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和九年二月戊辰、地震、　甲午、地震、　三月辛亥、地震、　六月戊寅、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈十二仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和九年八月乙亥、地震、　十一月甲辰、地震、　十二月壬申、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈十三仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和十年五月辛丑、地震、　十一月癸巳、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈十五仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和十二年八月戊寅、此夜地震、
**〔續日本後紀〕
***〈十六仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和十三年二月戊戌、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈十八仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 承和十五年三月丁卯、大地頗震、　丁亥、地震、　四月壬辰、地震、　六月辛亥地震　壬子、地震、　十月癸巳、地震、　十二月丁亥、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈十九仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 嘉祥二年三月甲子、地震、　四月丙申、地震、　七月乙卯、地震、　庚午、地震、
**〔續日本後紀〕
***〈二十仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 嘉祥三年正月壬午、地震、　壬寅、地震、　二月庚午、地震、　三月、卯未、地震、　己亥、地震、
**〔文徳實録〕
***〈一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 嘉祥三年四月癸丑、地震、　壬戌地震、
**〔文徳實録〕
***〈三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1368:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1368.pdf]] 仁壽元年正月乙酉、地震、　二月乙巳、地震、　三月丁亥、地震、　四月丙午、地震、　辛未晦、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 地震　五月壬午、地震、　乙未、地震、　七月戊寅、地震、　十月癸卯、地震、　辛亥、地震、　十一月己丑、地震、
**〔文徳實録〕
***〈四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 仁壽二年二月庚子、地震、　三月戊寅、地震、　四月甲寅、地震、　八月癸亥、地震、　閏八月乙酉、地震、　九月辛丑、地震、　十月丁卯、地震、
**〔文徳實録〕
***〈五〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 仁壽三年正月甲辰、地震、　三月戊申、地震、　七月癸巳、地震、　甲辰、地震、　辛亥、地震、　八月壬午、地震、
**〔文徳實録〕
***〈六〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 齊衡元年五月庚子、地震、　六月癸未地震、　八月癸丑朔、地震、　九月壬寅、地震、　十一月甲申、地震、
**〔文徳實録〕
***〈七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 齊衡二年四月庚戌、地震、　五月丁巳、地震、　戊午、地亦震、　六月戊戌、地震、　壬寅、地震、　七月壬申、地震、　八月丁丑、地震、　戊寅、地亦震、　九月乙卯、是夜地震、　丙辰、地亦震、　乙丑、地震、　丙寅、地亦震、　乙亥晦、地震、　十月戊寅、地震、　十一月庚申、地震、　十二月丁亥、地震、
**〔文徳實録〕
***〈八〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 齊衡三年二月甲午、地亦震、　四月癸酉、地震、　甲戌、地震、　六月壬申朔、地震、　癸酉、地亦震、　七月丙辰、地震、　戊午、地震、　戊辰、地震、　九月乙丑、地震、　十月辛未朔、地震、　戊子、地震、　甲寅、地震、　乙未、地亦震、　十一月庚子朔、地亦震、　辛丑、地震、　癸丑、地震、　十二月己卯、地震、
**〔文徳實録〕
***〈九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 天安元年二月庚午、地震、　乙亥、地震、　甲申、地震、　己丑、地震、　四月丁亥、終日雨、通宵不&size(5){レ};休、地震、　五月丁未、地震、　丙辰、地震、　九月己未、地震、　十月癸酉、地震、
**〔文徳實録〕
***〈十〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 天安二年三月甲申、地震、　四月甲寅、地震、　六月壬寅、地震、
**〔三代實録〕
***〈十五清和〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1369:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1369.pdf]] 貞觀十年七月九日庚子、地震、　十二日癸卯地震　十三日甲辰、地震、　十六日丁未、地震、　廿一日壬子、地震、〈◯中略〉　八月十日辛未、地震、　十二日癸酉、地震、　十四日乙亥、地震、　十六日丁丑、地震、　廿九日庚寅、晦地震、　九月七日丁酉、地震、　廿七日丙辰、地震、〈◯中略〉　十二月庚申朔、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 地震、
**〔三代實録〕
***〈十六清和〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 貞觀十一年二月四日、是夜地震、
**〔三代實録〕
***〈四十陽成〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 元慶五年十月五日庚辰、夜地震、　七日壬午、地震、
**〔三代實録〕
***〈五十光孝〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 仁和三年五月廿九日壬寅晦、地震、〈◯中略〉　七月二日癸酉、夜地震、　六日丁丑、是夜地震、　八月七日戊申、未時地震、〈◯中略〉　九日庚戌、地震、　十三日甲寅、地震、　十四日乙卯、子時地震、　十六日丁巳、寅時地震、　廿二日癸亥、是夜子時地震、　廿三日甲子、未時地震、　廿四日乙丑、丑時地震、寅時亦震、
**〔日本紀略〕
***〈一醍醐〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 昌泰二年九月七日戊戌、地震、　延喜十六年六月廿九日壬子、天陰雷鳴、地震〈◯又見&size(5){二};扶桑略記&size(5){一};〉　延長四年正月一日戊午、午刻地震、天皇御&size(5){二};南殿&size(5){一};、〈◯又見&size(5){二};扶桑略記&size(5){一};〉
**〔日本紀略〕
***〈二朱雀〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 承平元年三月二日庚申、子刻地震、　二年正月廿五日丁未、地震、　三月廿一日癸卯、地震、　四月一日癸丑、地震、　六月廿六日丁丑、地震、　天慶六年五月一日戊寅、地震、　天慶九年二月八日己巳、地震、
**〔日本紀略〕
***〈三村上〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 天暦元年二月三日己未、申刻地震、　三年二月九日癸未、申刻地震、
**〔日本紀略〕
***〈五冷泉〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 安和元年四月七日、午刻地震、　八月四日乙卯、去夜子刻地震鳥獸驚鳴、
**〔日本紀略〕
***〈六圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 天祿二年四月六日辛未、子刻地震、　七月六日己亥、地震、　天延元年三月廿四日戊寅、寅時地震、　二年正月十九日戊辰、酉刻地震、　貞元二年二月四日乙未、巳刻地震、
**〔日本紀略〕
***〈七圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1370:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1370.pdf]] 天元元年十一月廿日辛丑、地震、
**〔日本紀略〕
***〈九一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 寛和二年七月六日壬申、地震、　正暦元年十月廿五日丁卯、地震、
**〔日本紀略〕
***〈十一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 長徳二年四月二日壬申、今日地震、
**〔日本紀略〕
***〈十一一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 寛弘三年二月二日乙亥、辰刻地震、　四年十二月廿一日癸丑、地震、　七年八月十六日壬戌、未刻地震、　九月廿一日丙申、未刻地震、
**〔日本紀略〕
***〈十二三條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 長和元年八月廿七日壬戌、地震、　三年四月十一日丙寅、地震、　四年四月廿日己巳、寅刻地震、
**〔日本紀略〕
***〈十三後一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 長和五年三月廿四日戊辰、戌刻地震、　寛仁元年八月十八日癸未、地震、　二年九月廿五日甲申、地震、　十月十三日壬寅、地震、　治安二年十月廿三日己未、卯刻地震、　三年七月五日丁卯、地震、　萬壽元年三月十七日甲辰、地震　二年十二月五日癸丑、地震、大雪、
**〔日本紀略〕
***〈十四後一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 長元八年十二月十四日甲子、夜地震、
**〔如是院年代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 〈丁丑〉第六十九代後朱雀〈◯中略〉　長久〈◯中略〉　〈辛巳〉二〈三月一日二日地震〉
**〔扶桑略記〕
***〈二十九後冷泉〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 永承五年十月七日、地震、　康平三年六月十八日、寅刻地震有&size(5){レ};音、　四年五月六日、丑時地震、群鳥驚鳴、　七日、巳刻地震、　康平六年二月廿八日、巳刻地震、　卅日丙戌、酉刻、地震、各有&size(5){レ};音、　三月十一日、酉刻地震　八年〈◯治暦元年〉三月廿四日、戌刻地震、　治暦二年四月八日、卯時地震、　延久二年正月廿五日、地震、　十一月廿一日戊申、未刻地震、
**〔扶桑略記〕
***〈二十九後三條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 延久二年十一月廿一日戊申、未刻地震、
**〔扶桑略記〕
***〈三十白河〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1371:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1371.pdf]] 延久六年〈◯承保元年〉正月廿日、寅時地震、　廿二日、巳時地震、　二月十二日、寅時地震、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 承保三年正月九日、亥刻地震、
**〔長秋記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 長承二年八月廿八日庚戌地震、
**〔本朝世紀〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 康治元年三月十一日甲辰、未刻地震、　八月十八日戊寅、丑刻地震、
**〔台記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 康治二年二月十四日壬申、地震、
**〔本朝世紀〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 康治二年十一月廿六日戊寅、卯刻地震、　天養元年四月十六日丁酉、申刻地震、　十七日戊戌、寅刻地震、　七月六日、未刻地震、　十一日、戌刻地震、　十二月七日、申刻地震、　久安元年二月十三日、未刻地震、　閏十月三日甲辰、申斜地震
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 承安二年四月廿九日丁卯、雷電、申刻地震、　五年〈〇安元元年〉正月九日辛亥、戌刻地震、　二月廿二日甲戌、今日辰刻地震、不&size(5){二};出行&size(5){一};、
**〔吾妻鏡〕
***〈十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 建久二年十月廿六日壬申、雨降、哺時以後、地震良久矣、
**〔吾妻鏡〕
***〈十五〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 建久六年三月十二月丁酉、朝雨霽、午以後雨頻降、又地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈十六〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 建仁元年三月十日庚申、卯刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 承元二年七月廿日丁巳、午刻地震、　三年四月一日、甲子、申刻地震、　四年十月三日戊午、曉地震、　建暦元年五月十五日丙寅、未刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 建暦三年八月廿九日丁酉、天霽、寅刻廣元朝臣息女卒去、〈六歳〉亥刻地震、　閏九月十二日己卯、天晴、戌刻天變見&size(5){二};東方&size(5){一};、丑時地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 建保二年二月一日丙申、晴、亥刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1372:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1372.pdf]] 承久二年正月十二日癸卯、卯刻地震、　十二月二日戊午、寅刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十五〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 承久三年正月廿九日甲寅、午刻地震、　十月二日壬子、戌刻地震、
**〔吾妻鏡脱漏〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 元仁二年〈〇嘉祿元年〉正月十五日丙子、午刻地震、　三月十一日壬申、寅刻地震、　五月十七日丁丑、巳刻地震、　十月十一日戊戌、子刻大地震、　嘉祿二年三月廿九日甲申、辰刻地震、　六月廿六日己酉、申刻地震、　廿七日、庚戌、申刻地震、　廿八日辛亥子刻地震、　七月一日甲寅、晴、亥刻地震、　十月六日、戊子、夜入光物流星、子刻地震、　三年四月廿六日、甲戌、霽、亥刻地震、　五月十一日己丑、晴、未刻地震、　十二月一日丙午、晴、戌刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 文暦二年閏六月廿二日癸丑、午刻地震、　九月廿九日己丑、子刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 嘉禎二年二月廿八日、乙卯、亥刻地震、　六月十一日、丙申、霽、戌刻地震、　廿二日丁未、亥刻地震、　三年九月十一日己未、子刻地震、　廿四日壬甲、子刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 嘉禎四年〈〇暦仁元年〉十二月九日庚戌、天霽、午刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 延應二年〈〇仁治元年〉正月十三日戊寅、辰刻地震、　二月廿二日丁巳、卯刻地震、　四月十八日、壬子、未刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 仁治二年正月十四日癸卯、天晴、戌刻地震、　三月六日甲午、辰刻地震、　十五日癸卯、細雨灑、巳刻地震、　七月四日庚寅、子刻地震、　十月十三日丁卯、亥刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十六〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 寛元二年六月十四日癸未、天霽、巳刻地震、　九月二十八日丙寅、寅刻地震、　十二月一日丁卯、天晴卯刻地震、　三年正月十八日甲寅、天霽、卯刻地震、　三月一日丙甲、天晴、寅刻彗星見&size(5){二};室壁之間&size(5){一};、長二尺云云、連日客星、彗星、無&size(5){二};出現之例&size(5){一};云云、申子兩時地震太惡動云云、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 寛元四年五月七日甲子、天晴、巳刻地震、　七月二日戊午、天晴、午刻地震、　五日辛酉、天霽巳刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1373:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1373.pdf]] 建長四年五月七日庚寅、天晴、巳刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 建長五年四月三日丙辰晴、申刻雷鳴、雨降地震、　九月十六日辛卯、午刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 正嘉元年十月十五日丙申、朝雨降、夕甚雨雷鳴、申刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十八〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 正嘉二年三月廿二日辛丑、申刻地震、　十二月十六日辛卯、天晴、寅刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈五十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 弘長三年五月十九日戊戌、天晴、寅刻地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈五十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 文永二年正月十五日乙酉、天晴、午刻地震、
**〔續史愚抄〕
***〈後醍醐〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 建武元年十二月十三日丁卯、地震、
**〔園太暦〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 觀應三年正月一日、自&size(5){二};舊歳&size(5){一};風雪、及&size(5){二};今朝&size(5){一};滿地四五寸、〈〇中略〉今朝辰刻地震、
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 南朝元中八年、〈辛未〉北朝明徳二年十月、〈〇中略〉同十六日地震、
**〔鈴鹿家記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 應永元年十二月四日丙午、辰上刻地震、
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 應永九年冬、地震、
**〔教言卿記〕
***〈應永十二年九月十五日戊申、地震〈申刻、〉　十五年十二月十三日、地震、〈申刻也〉　十六年五月廿六日丁卯、地震、〈末刻也〉〉
**〔薩戒記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 應永卅三年二月廿二日丁亥、申刻地震、　五月四日丁酉、巳始刻地震、　三日丙午、亥刻許地震、　六月十八日庚辰、辰刻許地震、　十月十九日己卯、卯一刻許地震、　十一月十一日庚子、申始刻地震、　廿四日癸丑、地震、　十二月廿日己卯、未終刻地震、　永享六年十二月朔日甲辰、申始刻地震、　十三日申終地震、　十四日、戌始刻地震、
**〔康富記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 寶徳元年九月十一日戊子、今夜地震也、　十八日乙未、入&size(5){レ};夜雨下、地震、　十一月十五日庚申、今夜地震、　二年七月五日丁未、今晩地月、夜半以後雨下、　廿八日庚午、昨今地震、　三年七震三日已亥、是日度々地震、　九月三日戊、戌今夕地震、　十一月十八日癸丑、戌刻地震、
**〔長興宿禰記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1374:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1374.pdf]] 文明九年十一月六日、曉天地震、
**〔時慶卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 慶長九年二月十二日、地震未刻動、　八月四日、地震巳刻ニ動、　十一月十一日天晴、朝ハ雨也、酉刻ニ地震鳴動、　十年二月七日天晴、地震鳴動戌刻、　三月十五日天晴風立、申上刻ニ地震動、雨又、　廿八日、天晴、寅下刻ニ地震、　七月十二日天晴陰、凉風立、地震巳下刻、
**〔慶長日件録〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 慶長十年七月十二日陰晴、午刻地震、　十月十八日、天晴卯刻地震、
**〔鹿苑日録〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 慶長十年十一月廿七、自&size(5){レ};朝晴天、未明卯刻地震不&size(5){レ};堪&size(5){二};驚愕&size(5){一};、有&size(5){二};一鴉&size(5){一};發鳴合、地震頃刻止、
**〔當代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 慶長十一年六月朔日、巳刻終地震、同申刻終又地震、　十二年二月六日、夜半、江戸地震、上方ハナシ、
**〔孝亮宿禰日次記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 慶長十二年四月廿八日庚申、小雨下、夜半過有&size(5){二};地震&size(5){一};、
**〔當代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 慶長十二年六日、此日駿府ハ地震ス、
*&aname(E59CB0E99C87E5B08FE99C87){小震};
**〔吾妻鏡〕
***〈三十三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 暦仁二年〈〇延應元年〉四月十六日乙卯、辰刻小地震
**〔吾妻鏡〕
***〈三十六〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 寛元二年九月十一日己酉、亥刻小地震、
**〔時慶卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 慶長八年三月十五日天晴、地震卯刻少動、　廿三日天晴、陰寒、曉天又地震小動、　九年五月六日天晴、申刻許リニ、地震少動、　六月十三日天晴、午刻地震　廿五日天晴、午刻地震少動、　二十六日天晴、晩ニ暴風雷鳴、但雨ハ不&size(5){レ};降、他方計也、地震少、
**〔當代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 慶長十一年六月三日、辰時、少地震、
**〔武江年表〕
***〈十〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 安政三年正月、春も少しき地震度々あり、
*&aname(E59CB0E99C87E5BCB7E99C87){強震};
**〔半日閑話〕
***〈四編一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1375:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1375.pdf]] 十一月〈〇安永二年〉　一廿八日夜四時頃、地震つよし、　十二月　十二日の夜四時頃、地震つよし、總而此頃日々少々ヅヽ地震す、
**〔武江年表〕
***〈十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 元治元年五月三日明六時過、地震強く長し、
*&aname(E59CB0E99C87E5A4A7E99C87){大震};
**〔日本書紀〕
***〈二十九天武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 四年十一月、是日大地動、　六年六月乙巳、大震動、　十一年八月癸酉、大地動、　十三年十月壬辰、逮&size(5){二};于人定&size(5){一};、大地震、擧國男女、叫唱不&size(5){レ};知&size(5){二};東西&size(5){一};、則山崩、河漏、諸國郡官舍、及百姓倉屋、寺塔、神社、破壞之類、不&size(5){レ};可&size(5){二};勝數&size(5){一};、由&size(5){レ};是人民、及六畜、多死傷之、時伊豫湯泉、沒而不&size(5){レ};出、
**〔續日本紀〕
***〈十一聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 天平六年九月壬午、地大震、
**〔續日本後紀〕
***〈五仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 承和三年五月戊午、大地震、
**〔三代實録〕
***〈十六清和〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 貞觀十一年五月廿六日癸未、陸奧國地大震動、流光如&size(5){レ};晝隱映、頃之人民叫呼、伏不&size(5){レ};能&size(5){レ};起、或屋仆壓死、或地裂埋殪、馬牛駭奔、或相昇踏、城墩倉庫、門櫓墻壁、頽落顚覆、不&size(5){レ};知&size(5){二};其數&size(5){一};、
**〔日本紀略〕
***〈一醍醐〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 昌泰元年七月廿七日乙未、大地震、
**〔日本紀略〕
***〈二朱雀〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 承平五年四月十五日己卯、地大震、
**〔日本紀略〕
***〈四村上〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 康保二年九月廿一日戊子、地大震、　廿二日己丑、又震、　廿三日庚寅、又震、
**〔日本紀略〕
***〈六圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 天祿三年閏二月十四日甲辰、寅刻大地震、申刻宜陽殿鳴、　天延元年九月廿七日、辰刻地大震、　貞元元年四月十一日丁未、今夜地大震、
**〔日本紀略〕
***〈八花山〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 永觀二年十一月八日甲寅、地大震、
**〔日本紀略〕
***〈十一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 長徳二年六月廿六日乙未、地大震、　三年五月廿二日乙酉、地大震、　四年十月三日戊子、地大震、
**〔日本紀略〕
***〈十三後一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 萬壽四年三月二日癸卯、申時大地震、
**〔扶桑略記〕
***〈二十九後冷泉〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 康平八年〈〇治暦元年〉五月七日丙寅、地大震、
**〔扶桑略記〕
***〈三十堀河〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1376:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1376.pdf]] 寛治六年十一月十日己丑、戌刻地大震動、群犬駭吠、
**〔百練抄〕
***〈五堀河〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 康和五年四月廿二日、大地震、廿四日同震、五月一日又震、人怖畏太、
**〔台記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 康治二年十月十日癸巳、大地震、　十一日甲午、地震、　十一月廿四日丙子、卯刻大地震、
**〔本朝世紀〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 天養元年五月十三日、辰刻大地震、
**〔台記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 仁平三年九月廿一日丁未、今朝大地震、天慶元年群行日地震、〈見&size(5){二};吏部王記&size(5){一};〉今日亦地震、道不&size(5){レ};失&size(5){二};先跡&size(5){一};歟、　久壽二年八月五日庚辰、巳時大地震、入&size(5){レ};夜復震、
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 安元三年〈〇治承元年〉十月廿七日癸巳、丑刻許大地震、保延以後、無&size(5){二};如&size(5){レ};此之地震&size(5){一};云々、東大寺大鐘被&size(5){二};振落&size(5){一};了、又同大佛螺髮少々落了云々、　治承三年十一月七月辛酉、亥刻大地震、無&size(5){二};比類&size(5){一};、　元暦二年八月十二日壬戌、雨不、申刻大地震、雖&size(5){レ};不&size(5){レ};及&size(5){二};初度大動&size(5){一};、又騷&size(5){二};人意&size(5){一};、少々有&size(5){二};顚倒事等&size(5){一};、
**〔吾妻鏡〕
***〈十六〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 十六日丁未、丑刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 建仁二年二月二十八日甲戌、卯刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈十八〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 元久元年十月六日乙未亥刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 承元二年正月六日丙子陰、雪時々飛、午刻大地震、　建暦元年七月三日壬子晴、酉刻大地震、牛馬騷驚、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 建暦三年七月七日丙午、晴、丑刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 建保二年二月七日壬寅、晴、寅刻大地震、　四月三日丁酉、晴、亥刻大地震、　九月廿二日癸未、霽丑刻大地震、　三年九月六日壬戌、晴丑刻大地震、　八日甲子、陰、寅刻大地震、　十一日丁卯、晴、寅刻大地震、未刻又小動、
**〔百練抄〕
***〈十三後堀河〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1377:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1377.pdf]] 元仁元年五月八日、寅刻大地震、卯時又震動、
**〔吾妻鏡脱漏〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 嘉祿三年九月三日己卯、晴、丑刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 文暦二年〈◯嘉禎元年〉三月九日壬寅、晴、亥刻大地震、
**〔百練抄〕
***〈十四四條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 嘉禎三年六月一日庚辰、卯刻大地震、万人驚恐之、元暦以後無&size(5){二};如&size(5){レ};此事&size(5){一};、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 嘉禎三年八月四日壬午、霽、辰刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 暦仁二年〈◯延應元年〉十一月十二日、丁丑、午刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 仁治二年四月三日辛酉、霽、戌刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 寛元四年十一月廿七日壬午、寅刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十八〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 寛元五年〈◯寶治元年〉十月八日丁亥、卯四點大地震云云、　十一月廿六日乙亥、陰、丑一點大地震云々、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 建長四年七月二十三日乙巳、天晴、入&size(5){レ};夜雨降、寅刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 建長五年二月二十五日癸酉、霽、午刻大地震〈龍神動(○○○)〉
**〔吾妻鏡〕
***〈四十四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 建長六年十一月十八日丁巳、晴、酉刻大地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 正嘉元年八月一日癸未、晴、戌刻大地震、　十一月八日己未、大地震、如&size(5){二};去八月廿三日、
**〔吾妻鏡〕
***〈五十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 文永二年三月九日戊寅、天晴、亥刻大地震、　三年六月廿四日乙酉、霽、子刻大地震、
**〔鶴岡社務記録〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 暦應四年三月八日、大地振、　康永二年四月十五日己卯、兩度大地震、　五月六日、寅刻大地震、
**〔園太暦〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 貞和二年八月四日、丑刻許大震、
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 應永十三年十一月朔日大地震、　十四年正月五日、大地震、　十七年正月廿七日、大地震、
**〔如是院年代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1378:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1378.pdf]] 〈癸亥〉百二代後小松院〈◯中略〉　應永〈◯中略〉　〈癸巳〉二十〈（中略）十一月十五日地大震〉
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 應永三十二年十月、大風、大地震、
**〔如是院年代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 〈甲午〉百三代稱光院〈◯中略〉　〈己巳〉卅三〈（應永、中略）七月大地震、（中略）十一月五日大地震、〉
**〔薩戒記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 應永卅三年九月廿二日壬子、地震大動、　十一月廿六日乙卯、丑終刻地震、〈大動〉
**〔如是院年代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 〈戊申〉百四代後花園院〈◯中略〉　永享〈◯中略〉　〈癸丑〉五〈（中略）正月二十四日大地震〉
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 永享十二年九月十八日、大地震、　嘉吉二年正月廿一日、大地震、
**〔康富記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 文安元年四月廿七日丙午、今夜亥刻大地震、
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 文安四年六月廿四日、大地震、
**〔在盛卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 長祿二年七月廿四日己酉、未時地大震、
**〔塔寺長帳〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 明應七年八月廿五日、巳刻に大地震アリ、　十年十二月十日、大地震あり、
**〔泰平年表〕
***〈東照宮〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 慶長元年〈◯文祿五年〉閏七月十二日、大地震、京都伏見邊巨宅、并民屋破倒し、壓死の者甚多し、
**〔慶長年録〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 慶長八年四月廿八日、今夜地震、其後大に震動、
**〔慶長見聞書〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 慶長八年卯月二十八日之夜大震動、
**〔時慶卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 慶長八年十二月廿一日、天晴、丑刻ニ地震大動、　廿二日、天晴、大寒ニ入、地震巳刻ニ大也、
**〔津輕舊記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 慶長九年二月十一日、地大震、
**〔當代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 慶長十二年正月、關東ハ六七八三日大雪也、上方ハ小雪也、六日江戸大地震、但他國者不&size(5){レ};動、江戸計也、
**〔泰平年表〕
***〈嚴有公〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 寛文三年七月廿五日、蝦夷松前大地震、
**〔泰平年表〕
***〈常憲公〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1379:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1379.pdf]] 寶永三年九月十五日、江戸大地震、
**〔泰平年表〕
***〈有徳公〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1380:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1380.pdf]] 享保八年十一月廿日ゟ十二日に至、九州大地震、
**〔半日閑話〕
***〈四編一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1380:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1380.pdf]] 八月〈◯安永三年〉　廿日、午ノ時大地震なり、午時に震ふ、又酉時に震ふ、廿一日、午時に又小く震ふ、　十月　廿四日、晝七ツ時分、地震大なり、須臾にしてまた少々震ふ、
**〔半日閑話〕
***〈四編五〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1380:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1380.pdf]] 一同〈◯文政二年六月〉廿二日、美濃、伊勢、近江邊、大地震有&size(5){レ};之、美濃大垣餘程崩れ、人馬損じも有&size(5){レ};之よし、專ら風聞なり、
**〔愚聞當世雜話〕
***〈天ノ下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1380:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1380.pdf]] 大地震　今歳嘉永七甲寅六月十四日より廿日過るまで、東海道伊勢路、桑名四ケ市ノ宿より、關、庄野、龜山邊、大地震にて、人家を震潰(ユリツブ)し、山崩れ土地さけて、往來も止りたるよし、此地震、伊賀伊勢より、五畿内邊大ゆりにて、南都諸社諸寺の石どふろふ、鳥居の類一ツものこらず傾き倒れ、其餘震播州邊も動きたるよし、御醫師八島玄仙御勘定方古谷源八、御徒小頭熊谷齊兵衞、同御供方小野峯三郞、〈◯八島以下並伊豫宇和島藩士〉其外部屋中間、御六尺の類、皆江戸を六月初に出立し、伊勢路にて、右の地震に出會、宿すべき旅籠やも過半ゆりつぶれ、四五夜は野宿せしよし、食物の類賣家もなく、食にはなれし日も有しよし、山道などにてゆり出せし折は、道もあゆみ難くて、木などに取附居たる事もありたるよし、〈◯下略〉
**〔武江年表〕
***〈九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1380:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1380.pdf]] 安政二年十月二日、細雨時々降る、夜に至りて雨なく、天色朦朧たりしが、亥の二點、大地俄に震ふ事甚く、須臾にして大厦高牆を顚倒し、倉廩を破壞せしめ、剩その頽たる家々より火起り、熾に燃上りて、黒煙天を翳め、多くの家屋資財を燒却す、神宇梵刹は輪奐の美を失ひ、貴賤の人家は鱗差の觀を損ふ、尊卑の大患、東都の物恠何事か如&size(5){レ};之、凡此災阨に罹りし儔、家族に離れて
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 道路に逃漂、甚しきは壓に打れ、炎に焦れて生命を損ひしもの數ふるに遑あるべからず、號哭痛喚の聲閭閻に滿ち、看るに肝消え、聞に魂奪はる、其顚末委曲に演る事を得ざれば、左に大略を擧ぐ、凡このたびの地震、江戸に於ては、元祿十六年以來の大震なるべし、〈今夜四時より明方迄三十餘度震ひ、其餘十日迄百二十餘度に及べり、◯下略〉
*&aname(E59CB0E99C87E5868DE99C87){再震};
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 嘉應二年閏四月廿日庚午、今日午刻戌刻、兩度地震
**〔吾妻鏡〕
***〈四十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 建長三年十月廿三日己卯、丑刻雷鳴一聲、地震兩度云云、
**〔教言卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 應永十三年十一月一日丁巳、地震戌時、又亥時兩度、勘文無&size(5){二};殊事&size(5){一};也、　十五年十月十六日、地震、晝夜ニ兩度、
*&aname(E59CB0E99C87E695B8E99C87){數震};
**〔續日本紀〕
***〈十六聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 天平十七年五月壬戌、地震、日夜不&size(5){レ};止、
**〔續日本後紀〕
***〈十仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 承和八年二月甲寅、信濃國言、地震、其聲如&size(5){レ};雷、一夜間凡十四度、墻屋倒頽、公私共損、
**〔三代實録〕
***〈五十光孝〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 仁和三年八月、壬寅朔、晝夜地震二度、　二日癸卯、晝地震三度、　四日乙巳、地震五度、
**〔日本紀略〕
***〈二朱雀〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 天慶元年十月廿一日甲午、地頻震、
**〔日本紀略〕
***〈三村上〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 天暦元年四月六日辛酉、卯刻地震三箇度、
**〔吾妻鏡〕
***〈四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 元暦二年六月廿日辛未、天陰、夜半大地震、一時中動搖、及&size(5){二};數度&size(5){一};、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 仁治二年二月八日丙寅、巳刻地震、昨日兩日之間、動搖五箇度也、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 建長二年七月十八日壬午、午刻大地震、其後小動十六度云云、
**〔薩戒記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 應永卅二年閏六月十七日乙酉、寅始地震二度、同終刻又動、辰終刻又動、申終已後大雨雷鳴甚、將軍墓連々鳴、　七月二日己亥、丑刻地震三四ケ度、
*&aname(E59CB0E99C87E980A3E697A5E59CB0E99C87){連日地震};
**〔續日本紀〕
***〈二文武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 大寶元年三月己亥、丹波國地震三日、
**〔三代實録〕
***〈三十八陽成〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1381:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1381.pdf]] 元慶四年十二月四日、是夜地大震動、五六過乃止、〈◯中略〉　六日乙酉、子時地大震動、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1382:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1382.pdf]] 自&size(5){レ};夜迄&size(5){レ};旦十六度震、大極殿西北隅竪壇長石八間破裂、宮城垣墻京師廬舍頽損者往々甚衆矣、　七日丙戌、陰陽寮奏&size(5){二};言地震之徴&size(5){一};、合&size(5){レ};愼&size(5){二};兵賊飢疫、〈◯中略〉是夜自&size(5){レ};戌至&size(5){レ};子地亦震動、　八日丁亥、自&size(5){レ};辰至&size(5){レ};丑其間地四震、　九日戊子、夜地震二度、〈◯中略〉　十日巳丑、是日地總五震、
**〔日本紀略〕
***〈六圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1382:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1382.pdf]] 貞元元年六月十九日甲寅、地震十四度、左衞門陣後廳、堀川院廊舍閑院西對屋民部省舍三宇顚倒、　廿日乙卯、地震十一度、　廿一日丙辰、地震十三度、　廿二日丁巳、地震十二度、　廿三日戊午、今日地震十度、　廿六日辛酉、今日地震八度、　廿九日甲子、地震五度、　卅日乙丑、地震八度、　七月十一日丙子、地震六度、　十二日丁丑、地震四度　十四日己卯、地震二度、　十八日癸未、大地震、　廿日、雷雨大地震、　廿一日、地震三度、　廿三日、地震不&size(5){レ};絶、　九月廿三日丙戌、地大震、其響如&size(5){レ};雷、　二年二月九日庚子、巳時地大震、
**〔百練抄〕
***〈六崇徳〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1382:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1382.pdf]] 天治元年〈◯保安五年〉閏二月一日、大地震、此後至&size(5){二};八日&size(5){一};有&size(5){レ};動、
**〔中右記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1382:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1382.pdf]] 保延三年七月十五日、申時地大震、近代未&size(5){レ};有&size(5){二};如&size(5){レ};此事&size(5){一};、其後度々小地震、　十八日、辰時地震、廿七日、辰時地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1382:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1382.pdf]] 建保三年九月十三日己巳晴、未刻地震、　十四日庚午、晴、酉刻地震、戌刻地震、同時雷鳴、　十六日壬申、晴、卯刻地震、　十七日癸酉、晴、戌刻三度地震、
**〔吾妻鏡脱漏〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1382:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1382.pdf]] 嘉祿三年〈◯安貞元年〉正月十四日甲子、晴、午刻地震、　十五日、乙丑、晴、酉刻子刻兩度地震、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1382:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1382.pdf]] 文暦二年〈◯嘉禎元年〉四月十三日乙亥、午刻地震、　廿八日庚寅、未刻地震、　廿九日辛卯、未刻地震、　三十日壬辰、巳刻地震、　五月一日癸巳、巳刻地震、　三日乙未、午刻地震、　四日丙申、戌刻地震、隱岐四郞左衞門尉自&size(5){二};京都&size(5){一};參著、　五日丁酉、午刻地震、　七日己亥、午刻地震、
**〔暦代皇紀〕
***〈五花園〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1382:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1382.pdf]] 正和六年〈◯文保元年〉正月三日、辰刻大地震、　五日、寅刻大地震、未刻清水寺塔鐘樓回祿本堂遁了、　九日、大地震、去三日至&size(5){二};今日&size(5){一};、已數十度、
**〔薩戒記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1383:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1383.pdf]] 應永卅二年十一月十日乙巳、子終刻地震、　十二日丁未、卯始刻地震、　十三日戊申、子終地震小動、　十六日辛亥、戌刻地震、　應永卅二年十一月十六日辛亥、〈三吉神谷〉丑終剋、奉&size(5){レ};夢&size(5){二};先考&size(5){一};、〈其御形衣冠〉依&size(5){二};地震連續&size(5){一};令&size(5){二};參内&size(5){一};給御體也、　廿二日丁巳、巳刻地震、　十二月十二日丁丑、寅刻地震、巳刻又動、　十三日、亥終許、地震、　十六日辛巳、卯刻地震云々、
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1383:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1383.pdf]] 永享五年正月廿四日、地震、〈◯中略〉五月廿一日、午刻大地震、九月十六日、子刻同大地震、夜中三十四度、其後廿餘箇日、不&size(5){レ};留&size(5){二};地震&size(5){一};、
**〔塔寺長帳〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1383:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1383.pdf]] 永享八年七月九日、申刻大地震動、日夜三日也、十六度動也、
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1383:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1383.pdf]] 寶徳元年四月、自&size(5){二};十二日&size(5){一};數日大地震、
**〔如是院年代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1383:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1383.pdf]] 〈丙戌〉百五代後土御門〈◯中略〉　〈壬辰〉明應〈◯中略〉　〈甲寅〉三〈五月七日午刻大地震度&size(5){二};七箇日&size(5){一};〉
**〔大乘院日記目録〕
***〈史材摘要所收〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1383:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1383.pdf]] 明應三年五月七日、大地振、〈是以後百ケ日餘連續了〉
**〔宗祇終焉記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1383:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1383.pdf]] かくてしはす〈◯文龜元年〉の十日巳刻ばかりに、地震おほきにして、まことに地をふりかへすにやとおぼゆる事、日にいくたびといふかずをしらず、五日六日うちつヾきぬ、人民おほくうせ、家々ころびたふれにしかば、旅宿だにさだかならぬに、又おもはぬやどりをもとめつヽ年も暮ぬ、
**〔大阪地震記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1383:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1383.pdf]] 嘉永七甲寅年〈◯安政元年〉六月十三日、午之時と未の時に、地震二度強けれども、二ゆりにて鎭りたり、〈◯中略〉十三四〈六月〉の兩日は、此程に替りて暑さもまさりぬるは、けふより六月なればなどいひあへりしに、其夜子之刻過る頃、戌亥の方よりとも、辰巳よりとも、さだかならねど、ドヲウドヲウと響き渡りて、大なるなゐ震ひ出たり、されば家の大小をいはず、ゆりうごく事、風荒き日、船にて海をわたるがごとく、疊の上さへ歩みかねたり、とみにもふるひやまずして、家のなる音、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1384:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1384.pdf]] いはん方なく恐しければ、皆一まどゐにまどゐし、或は打臥などしてあるに、燈火をさへゆり消し、又は倒などしければ、女童は泣まどひ、たヾ神佛の御名を唱ふるより外なし、漸く明がた近くなりて、少し穩しく成ぬるにぞ、人々生出たる心地せしに、又強く震ひなどして、朝の五ツ時迄に、およそ三十五六度に及べり、あくる十五日もきのふに替らず空晴たりしかど、猶ふるひやまずして、暮るヽまで長短強弱はあれど、十五六度に及びぬ、〈◯下略〉
**〔地震日記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1384:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1384.pdf]] 十一月〈◯安政元年〉四日、辰ノ下刻地震フ、同夜二度ハ微細ナリ、〈◯中略〉　五日、〈◯中略〉同夜震コト七十度、寒強ク霜大ニ降、〈◯中略〉　六日、震フコト四十五度、晝ハ温ニシテ夜ハ寒シ、〈寒暖モ甚超過セリ、以來十日過マデ同ジ、晝二十一度、午時一度強シ、夜二十四度、亥ノ刻太ダ長シ、◯中略〉　七日、震スルコト五十三度、晝暖夜寒シ、〈晝二十四度、四ツ時太ダ長シ、夜二十七度、八ツ時太シ、◯中略〉　八日、震フコト四十一度、晝暖ナリ、震勢漸ニ弱小ナリ、〈晝十六度、二度強シ、夜二十五度以上、◯下略〉
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E99C87E8B68AE5B9B4){地震越年};
**〔宇野主水記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1384:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1384.pdf]] 一去年〈◯天正十三年十一月〉ノ大地震ヨリオリ〳〵不&size(5){レ};止、大晦日之時分マデ節々ユリタル也、當春正月十二日ニモユリタル也、御堂御通夜聽聞之間ニモユリタル也、〈◯中略〉　一廿日〈◯二月〉朝六時分地震、舊冬ヨリ于&size(5){レ};今不&size(5){レ};止、
**〔三災録〕
***〈上〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1384:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1384.pdf]] 谷脇茂實日記に云〈◯中略〉　一去冬〈◯嘉永七年即安政元年〉十一月四日ゟ地震度數の覺を、鷹匠町水門の御番人喜久助〈七十五歳〉が記せし物を見しに、日々夜々大震、中震、小震を分ちて委敷ものして、實に繁なるもの也、又月々の末には、其員數を縮たれば、夫のみを取て左に出す、　一去十一月分　合貳百四十七度　〆大七度、中四十四、小九十六、　一同十二月分　合九拾六度　〆大三、中貳拾、小七十三、　
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1385:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1385.pdf]] 一今正月分　合百十五度　〆大なし、中八、小百七、　一同二月分　合六十三度　〆大なし、中七、小五十六、　一同三月分　合四十八度　〆大なし、中六、小四十二、　一同四月分　合四十六度　〆大一、中四、小四十一、　一同五月分　合三十三〈◯三恐四誤〉度　〆大一、中二、小三十一、　一同六月分　合三十二度　〆大なし、中一、小三十一、　一同七月分　合三十六度　〆大なし、中六、小三十、　一同八月分　合十九度　〆同、中十、小九、　一同九月分　合二十〈◯十下恐脱&size(5){レ};一〉度　〆同、中二、小十九、　一同十月分　合二十九度　〆同、中一、小二十八、　一同十一月分　合十八度　〆大なし、中なし、小許、　一同十二月分　合十四度　〆同、中なし、小許、　總合度數八百十七度
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E9B3B4){地鳴};
**〔續日本後紀〕
***〈十八仁明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1385:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1385.pdf]] 承和十五年二月壬子、地震、聲如&size(5){レ};雷、群犬驚吠、
**〔文徳實録〕
***〈四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1385:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1385.pdf]] 仁壽二年十月庚辰、地震有&size(5){レ};聲如&size(5){レ};雷、
**〔文徳實録〕
***〈八〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1385:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1385.pdf]] 齊衡三年二月癸巳、地震、有&size(5){レ};聲如&size(5){レ};雷、
**〔文徳實録〕
***〈九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1385:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1385.pdf]] 天安元年七月癸卯、地震、乾巽兩維有&size(5){レ};聲如&size(5){レ};雷、　己未、夜地震、其響如&size(5){レ};雷、
**〔日本紀略〕
***〈一醍醐〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1385:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1385.pdf]] 昌泰元年五月七日乙亥、地鳴三度、其聲似&size(5){レ};雷、
**〔日本紀略〕
***〈二朱雀〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1385:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1385.pdf]] 承平四年十月十九日丙戌、地震雷鳴、
**〔中右記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1385:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1385.pdf]] 長承元年九月八日、卯時地震、　近日天變地震、尤有&size(5){レ};恐事也、　十二月七日癸巳、白雪又積&size(5){二};庭
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 上&size(5){一};、去夜之事地震、其聲甚大、近日寒氣無&size(5){レ};極、
**〔吾妻鏡〕
***〈十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 建仁二年十二月廿四日甲子卯刻、地震雷鳴兩三聲、
**〔百練抄〕
***〈十二順徳〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 建保元年九月十七日、巳時大地震、有&size(5){レ};聲、
**〔明月記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 嘉祿二年十二月廿四日、申始許書&size(5){二};阿彌陀經&size(5){一};之間、大地震、〈先有&size(5){二};鳴動聲&size(5){一};〉良久但如&size(5){レ};壁殊不&size(5){レ};壞、危宿又不&size(5){レ};苦歟、天變地震、恐而有&size(5){レ};餘、　廿五日、地震又甚、不吉鳴動事殊爲&size(5){レ};凶云々、毎&size(5){レ};聞恐怖、入&size(5){レ};夜泰俊朝臣來談、地震鳴動甚有&size(5){レ};恐、　廿八日、辰時又鳴動地震、
**〔薩戒記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 應永卅二年十一月五日庚子、巳終許大地震三動、暫之一度小動、又一度小動、凡終日鳴動(○○○○)、未後雨、入&size(5){レ};夜甚、
**〔時慶卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 慶長八年五月二十八日、雨天、巳刻計ニ地震鳴動、夕ニ白虹二筋東山ニ立、　九年七月十七日、少風立、地震辰刻ニ大ニ鳴動、　十年十一月廿七日天晴、卯刻地震鳴動、
**〔鎌原洞山地震記事〕
***〈大日本地震史料所載〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 地震前にドロドロと雷の如く鳴り、後に動く、或は鳴音のみにて、動きなきもあり、或は鳴音なく(○○○○○○)、直に動くもあり、　鳴音、河所にては聞えず、御城下より西條邊高く聞ゆ、西條にて山に上りて聞時は、下に聞ゆと也、
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E99C87E784A1E881B2){地震無聲};
**〔園太暦〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 文和四年十一月十八日庚子、今日午刻地震、無&size(5){レ};音、
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E8A382){地裂};
**〔日本書紀〕
***〈二十九天武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 七年十二月、是月筑紫國大地動之、地裂廣二丈、長三千餘丈百姓舍屋、毎村多仆壞、是時百姓一家有&size(5){二};岡上&size(5){一};、當&size(5){二};于地動夕&size(5){一};、以岡崩處遷、然家既全、而無&size(5){二};破壞&size(5){一};、家人不&size(5){レ};知&size(5){二};岡崩家避&size(5){一};、但會明後、知以大驚焉、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 建暦三年五月廿一日辛酉、午刻大地震、舍屋破壞、崩、地裂、於&size(5){二};此境&size(5){一};近代無&size(5){二};如&size(5){レ};此大動&size(5){一};云云、而廿五日内、可&size(5){レ};有&size(5){二};兵動&size(5){一};之由、陰陽道勘&size(5){二};申之&size(5){一};云云、
**〔吾妻鏡脱漏〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1386:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1386.pdf]] 嘉祿三年三月七日丙辰、陰、戌刻大地震、所々門扇、築地等顚倒、又地割云云、去建暦三年、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 和田左衞門尉義盛叛逆之比、如&size(5){レ};此有&size(5){二};大動&size(5){一};、中下馬橋之地割事有&size(5){レ};之、古老談&size(5){レ};之、近年無&size(5){二};比類&size(5){一};云云、
**〔鎌原洞山地震記事〕
***〈大日本地震史料所載〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 地の裂る處、大小長短深淺定らず、廣き處は飛越る事能はず、深きは底をしらず、裂たる所水を出すもあり、又裂たる儘なるもあり、又地陷りて數十丈の外へ其土を吹出し、小山の如くなるあり、
*&aname(E59CB0E99C87E6B0B4E6B68C){水涌};
**〔續日本紀〕
***〈十六聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 天平十七年五月壬午、是月〈◯月、一本作&size(5){レ};日、〉地震異&size(5){レ};常、往々坼裂、水泉涌出、
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 元暦二年〈◯文治元年〉七月九日庚寅、午刻大地震、〈◯中略〉大地所々破裂、水出如&size(5){レ};涌云々、
*&aname(E59CB0E99C87E599B4E781AB){噴火};
**〔吾妻鏡〕
***〈四十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 正嘉元年八月廿三日乙巳、晴、戌刻大地震、有&size(5){レ};音、神社佛閣一字而無&size(5){レ};全、山岳頽崩、人屋顚倒、築地皆悉破損、所々地裂、水涌出、中下馬橋邊、地裂破、自&size(5){二};其中&size(5){一};火炎燃出、色青云云、
**〔一話一言〕
***〈十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 寛文二年三年四年五年或御日記抄　寛文三年八月廿日　先月廿五日蝦夷松前夥敷地震にて海山混亂、人馬も大分に死申候、又山中より火出燒申候由注進之、
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E999B7){地陷};
**〔日本書紀〕
***〈二十九天武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 十三年十月壬辰、逮&size(5){二};于人定&size(5){一};大地震、〈◯中略〉土左國田苑五十餘万頃沒爲&size(5){レ};海、古老曰若&size(5){レ};是地動未&size(5){二};曾有&size(5){一};也、
**〔三代實録〕
***〈三十四陽成〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 元慶二年九月二十九日辛酉、夜地震、是日關東諸國地大震裂、相模、武藏、特爲&size(5){二};尤甚&size(5){一};、其後五六日、震動未&size(5){レ};止、公私屋舍、一無&size(5){二};全者&size(5){一};、或地https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/7f00006520bb.gif 陷、往還不&size(5){レ};通、百姓壓死、不&size(5){レ};可&size(5){二};勝記&size(5){一};、
**〔應仁後記〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1387:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1387.pdf]] 前公方家御沒落事　今玆永正六年ノ秋八月七日ノ夜、大地震夥シ、其レヨリ以後七十餘日、震動猶止ザリケレバ、國々ノ堂社、佛院、大厦、民屋、顚倒スル事、其數ヲ不&size(5){レ};知多カリケルニ、此時天王寺ノ石ノ鳥居モ倒レニケリ、剩ヘ八月廿七日、同廿八日ニ、遠州ノ海邊夥ク波打來テ數千ノ在家ヲ流シ捨テ、死亡スル者數
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1388:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1388.pdf]] ヲ不&size(5){レ};知、陸地三十餘町悉海ト成テ、旅人俄ニ船ヲ設テ往行ス、其レヨリ此所ヲ今切ノ渡リト名付ケリ、
*&aname(E59CB0E99C87E5B1B1E5B4A9){山崩};
**〔日本書紀〕
***〈二十九天武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1388:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1388.pdf]] 十三年十月壬辰、逮&size(5){二};于人定&size(5){一};、大地震、〈◯中略〉則山崩、河漏、〈◯下略〉
**〔續日本紀〕
***〈六元明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1388:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1388.pdf]] 靈龜元年五月乙巳、遠江國地震、山崩壅&size(5){二};麁玉河&size(5){一};、水爲之不&size(5){レ};流、經&size(5){二};數十日&size(5){一};潰、沒&size(5){二};敷智、長下、石田三郡民家百七十餘區&size(5){一};、并損&size(5){レ};苗、
**〔扶桑略記〕
***〈二十二光孝〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1388:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1388.pdf]] 仁和三年七月卅日辛丑、申時地大震、〈◯中略〉信乃國大山頽崩、巨河溢流、六郡城廬拂&size(5){レ};地漂流、牛馬男女流死成&size(5){レ};丘、
**〔源平盛衰記〕
***〈四十五〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1388:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1388.pdf]] 内大臣京上被&size(5){レ};斬附重衡向&size(5){二};南都&size(5){一};被&size(5){レ};切并大地震事　同〈◯文治元年〉七月九日、午刻大地震ナリ、〈◯中略〉同キ十四日ニ、彌益震ケリ、〈◯中略〉天暗光ヲ失ヒ、地裂山崩レケレバ、老少男女肝ヲ消禽獸鳥類度ヲ迷ス、コハ如何ニ成ヌル世中ゾヤトテ、喚叫被&size(5){二};厭殺&size(5){一};者モアリ、被&size(5){二};打損&size(5){一};人モ多シ、近國モ遠國モ、如&size(5){レ};此ナリケレバ、山崩テ河ヲ埋、海傾浸&size(5){レ};濱石巖破谷ニコロビ、樹木倒テ道ヲ塞ケリ、洪水漲來バ岡ニ登テモ助リ、猛火燃近付バ河ヲ阻テモ生ナン、只悲カリケルハ大地震也、
**〔太平記〕
***〈二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1388:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1388.pdf]] 天下怪異事　同年〈◯元弘元年〉七月〈◯中略〉七日酉刻ニ、地震有テ、富士絶頂崩ル事數百丈也ト、卜部宿禰大龜ヲ燒テ占、陰陽博士占文ヲ啓テ見ニ、國王位ヲ易、大臣遭&size(5){レ};災トアリ、勘文表不&size(5){レ};穩、尤御愼可&size(5){レ};有ト密奏ス、寺々火災所々地震只事ニ非ズ、今ヤ不思議出來ト、人々心ヲ驚シケル處ニ、〈◯下略〉
**〔泰平年表〕
***〈常憲公〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1388:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1388.pdf]] 元祿十六年十一月廿二日、丑刻江戸大地震、〈◯中略〉箱根山崩道路塞、同時ニ所々出火、人多死、海濱ニ遁者は津浪ニ而死、
*&aname(E59CB0E99C87E5B79DE5A385){川壅};
**〔宇野主水記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1388:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1388.pdf]] 一十一日〈◯天正十三年十一月〉夜九ツ半時、地震、　一十一月廿九日夜四半時大地震、夫ヨリ十
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1389:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1389.pdf]] 餘日不&size(5){レ};止、折々地震、此比内侍所鳴動之由申來、禁中御祈禱種々有&size(5){レ};之、卅三間堂ノ佛六百體計倒給ト云々、飛州ノ歸雲トモ在所ハ内島ト云奉行衆アル所也、地震ニテ山崩山河多セカレテ内島ノ在所ヘ大洪水ハセ入テ、内島一類地下ノ人々ニイタルマデ不&size(5){レ};殘死タルナリ、他國ヘ行タル者、四人ノコリテ泣々在所ヘ歸リタル由申訖、彼在所ハ悉淵ニナリタルナリ、近江、越前、加賀ハ、別テ大地震、和泉、河内、攝津同前、六十餘州大地震ナリ、サレドモ別テ破例タル國ト、サホドニナキト差別有&size(5){レ};之云々、八十餘歳ノ人モ此事見聞タル事無シト云々、
**〔信越地震記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1389:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1389.pdf]] 先達而先御屆申上候、私領分信濃國高井郡之内、去月廿四日夜、大地震御座候處、其節近領更科郡山平林村之内、岩倉山拔崩候由、犀川押埋、堰留候水、追々數十丈湛、右何方〈江〉可&size(5){二};押出&size(5){一};哉心配罷在候内、昨十三日夕七ツ時頃、俄に押破候哉、右山之方鳴動仕候様子に而、無&size(5){レ};程一時に水押出、防方〈茂〉屆兼候様子に付、出役家來之者より、追々及&size(5){二};注進&size(5){一};候處、間も無&size(5){レ};之、犀川千曲川落合邊之村村、并に田畑迄一圓に水押冠申候村々、綿内村と申候は勿論、谷川附近邊之村々之者共は不&size(5){レ};及&size(5){レ};申、猶又家來共助成人、是等〈茂〉多人數差出、精々用意申付候得共夜中別〈而〉水勢強防兼、流家溺死等可&size(5){レ};有&size(5){レ};之、其上田畑泥冠、且亡所損地等も多分出來可&size(5){レ};申哉心配仕候、尤本朝に至り、追々減水之趣に御座候得共、此所如何可&size(5){レ};有&size(5){レ};之哉、難&size(5){レ};計奉&size(5){レ};存候、未水中之議に御座候間、委細之儀は、追而取調可&size(5){二};申上&size(5){一};候得共、先此段御屆申上候、以上、　四月〈◯弘化四年〉十四日　堀長門守
*&aname(E59CB0E99C87E6B8A9E6B389E6B292){温泉沒};
**〔嘉元記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1389:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1389.pdf]] 一康安元年辛丑六月廿四日、卯時大地震在&size(5){レ};之〈◯中略〉或説ニハ、湯ノ峯ノ湯止テ不&size(5){レ};出云々、
**〔伊豫古蹟志〕
***〈一温泉郡〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1389:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1389.pdf]] 道後邑有&size(5){二};温泉&size(5){一};、曰&size(5){二};熟田津石湯&size(5){一};、又曰&size(5){二};柔田津礒湯&size(5){一};、〈◯中略〉震塞&size(5){二};泉源&size(5){一};者數矣、推古帝三十六年最震、沸湯忽竭焉、舒明帝三年秋九月始達焉、白鳳十三年冬十月十四日大震埋&size(5){レ};池、乃鑿如&size(5){レ};故矣、慶長十九年冬十月二十五日大震池崩、鑿始達矣、享祿四年春震、埋&size(5){二};湯澣&size(5){一};、因改築、澣上架&size(5){レ};石、貯&size(5){二};湯其
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1390:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1390.pdf]] 上&size(5){一};爲&size(5){二};之於浴池&size(5){一};、置&size(5){二};石釜&size(5){一};而潟注矣、寛永二年春三月十八日沸湯又竭焉、久之始達矣、貞享二年冬十月十日亦竭焉、數日之後如&size(5){レ};故也、寶永四年冬十月十四日大震塞&size(5){二};泉源&size(5){一};、竭枯者數日、大龍侯命祈&size(5){二};于湯神社&size(5){一};、明年閏正月廿八日忽有&size(5){二};一老&size(5){一};來云、明旦泉如&size(5){レ};故也、至&size(5){レ};期果達焉、夏四月朔日、始許&size(5){二};縱浴&size(5){一};、浴者彭々至&size(5){レ};暮一千八百餘人云、
*&aname(E59CB0E99C87E6B5B7E598AF){海嘯};
**〔松屋筆記〕
***〈六十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1390:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1390.pdf]] 高潮、地震、津波、　渡邊輳云、海の津波も、海中の地震にや、さまでの風ならでも、大浪打よするは、必水動にて、海地震(○○○)ともいふべくやと云々、これもことわりにきこゆ、
**〔續日本紀〕
***〈十五聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1390:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1390.pdf]] 天平十六年五月庚戌、肥後國雷雨地震、八代、天草、葦北三郡官舍、并田二百九十餘町、民家四百七十餘區、人千五百二十餘口、被&size(5){二};水漂沒&size(5){一};、山崩二百八十餘所、壓死人四十餘人、並加&size(5){二};賑恤&size(5){一};、
**〔三代實録〕
***〈十六清和〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1390:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1390.pdf]] 貞觀十一年五月廿六日癸未、陸奧國地大震動、〈◯中略〉海口哮吼、聲似&size(5){二};雷霆&size(5){一};、驚濤涌潮、泝洄漲長、忽至&size(5){二};城下&size(5){一};、去&size(5){レ};海數千百里、浩々不&size(5){レ};辨&size(5){二};其涯涘&size(5){一};、原野道路、總爲&size(5){二};滄溟&size(5){一};、乘&size(5){レ};船不&size(5){レ};遑、登&size(5){レ};山難&size(5){レ};及、溺死者千計、資産苗稼、殆無&size(5){二};孑遺&size(5){一};焉、
**〔三代實録〕
***〈五十光孝〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1390:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1390.pdf]] 仁和三年七月卅日辛丑、申時地大震動、〈◯中略〉五畿内七道諸國、同日大震、官舍多損、海潮漲&size(5){レ};陸、溺死者不&size(5){レ};可&size(5){二};勝計&size(5){一};、其中攝津國尤甚、夜中東西有&size(5){レ};聲、如&size(5){レ};雷者二、
**〔南方紀傳〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1390:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1390.pdf]] 應永十四年十二月十四日、大潮入(○○○)、大地震、
**〔異本年代記拔萃〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1390:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1390.pdf]] 明應七年八月廿五日、辰刻大地震、其程良久、從&size(5){レ};其相續月日地搖、此時伊勢國大湊悉滅却、其外三川、紀伊諸國之浦津、高鹽充滿而滅亡云々、
**〔窻の須佐美〕
***〈二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1390:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1390.pdf]] 元祿十六年癸未十一月十八日、四ツ谷鹽町より燒出て、芝海端まで燒しかば、人々騷しに、廿二日丑刻、大地震、御堀石壁の石一同に拔出て、齒ぐきのごとくになりぬ、御城詰の面々、御門番人之外、江戸中貴賤殃死、怪我人かぞへ盡すべからず、この時房州總州の津浪夥敷して、死
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1391:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1391.pdf]] するもの二萬一千人なりとぞ、戸塚鎌倉の邊、小田原死人限りなし、翌日より日中五十度三十度十日餘りほどゆり、春に至て五三日一度、又は三四度づヽ大ゆりに動き、少づヽは繁々にありて、半年餘りにして止ぬ、
**〔續地震雜纂〕
***〈大日本地震史料所載〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1391:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1391.pdf]] 伊勢南島古和浦津浪之事　十一月〈◯安政元年〉四日、五ツ時過、沖ゟ歸り來る漁船、古和浦口前處〈兼て運上を取村役所なり〉之前、魚を積並べ、直段を付け居る處へ、大地震に付、各居宅へ走り歸らむとするやいなや、大地ゟ泥を吹出し、沖ゟ山の如き大浪來り、人家之屋根之上を越〈江〉、一圓海中に相成、諸人山へ登りこれを避く、尤去る六月十四日地震之時も、津浪を恐れ、諸人山に登り、七八日も山住居致し候故、此度も地震の初めより、誰教ふるとなく、子供より騷ぎ立ち山に登りし故、如&size(5){レ};斯之大津波にも死人少く、全神の御加護と難&size(5){レ};有存じ候よし、　一浪引し跡は、泥并砂を打上げ、又は波除け堤崩れ、家はさら也、屋敷地迄も跡形なくなり、又家は海岸の樹木にかヽりとまりたるもありたるよし、　右は古和浦平三郞といふ者、村之代參に取あえず兩宮〈江〉參宮致し、浦の御師中西與太夫へ立寄り話したる趣也、〈◯下略〉
**〔續地震雜纂〕
***〈大日本地震史料所載〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1391:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1391.pdf]] 霜月〈◯安政元年〉十三日出、憂北生、伊豆下田ゟ之書状、〈同月廿九日著〉　扨當月四日朝五ツ二分五厘許の頃、當下田湊大地震、土藏等は壁落、土地少々割れ申候、泥少々出候位之事に御座候、市中大騷動仕居候處、一刻許も過候間に、大勢又々騷ぎ立候間、出火と存じ、表に出申候處、煙も不&size(5){レ};見候間、是は定〈而〉異人共亂妨仕候事と存じ、我も内も脇差を取に入出候處、早市中に大波參り申候、大工町川岸に大船之帆柱搖動致し、あたまの上倒れ候許に相成候間、漸津浪なる事をしりて、先山際へ上り、旅宿本覺寺へ行んと存候に、市中一面津浪に而、中々渡りがた
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1392:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1392.pdf]] く候間、早々了仙寺と申寺の山へ上り見申候處、早一の潮(○○○)は其節引去り申候に、其波の中を渡りて、市人并諸役人等、皆山に上り申候、　扨然るに又煙草一二ふく許も呑候間に、二の潮來り候やと、人々騷ぎ候得共、一向其様子も無&size(5){レ};之、大工町の邊りに煙立上り、出火々々と騷ぎに、寺鐘を撞かけ候に、又阿治川遽に、出火燃立候間に、二の潮(○○○)、柿崎濱へ突かけ、浪除土手を越て、下田湊へ參り候に、其浪にて二ケ所の出火消、九百軒の人家、一時に將棊倒しに相成、青海原と相成候、八百石以上の船十三艘程、下田町を打越、岡方村、本郷村の畑中、又村中へ上り、其時異國船は、若の浦と申處に繫ぎ有&size(5){レ};之候處、早纜切れて、大走島の上の方、鷗島の下の方に漂ひ來りしに、早三段にかけし檣、壹段と致し、大ゆれに成て流れ來りしが、其二の潮の引につけて、元の邊へ戻りたり、　扨又しばし有て三の汐、柿崎へつきかけ候に、此汐にて百餘軒の柿崎村、一時に碎かれ皆流れ、又其邊りに繫ぎし大船凡拾七八艘〈此船皆五百石ゟ七百八百石迄也、〉村中に打上げ碎かれ流れたり、其潮下田の方へ廻り來りたれども、最早一軒の家もなく、青海原の事なれば、其潮、本郷村岡方村の邊一面にさし込て、山際まで打かけたり、〈◯中略〉　扨其二の潮、三の潮にて、子を抱て逃る女や、親を負て山に登るもの、皆水底に沈み、或は樹の梢にかヽり、又流れ行、屋根棟に乘て叫ぶ聲、實に目も當られざるさま也、〈◯中略〉　四の潮、五の潮、六の潮も、最早追々干潟にも成る時節につき、追々輕く相成候、〈◯中略〉　五日、又九ツ頃、大津波來り候由、誰いふともなく風聞致し候、我々本覺寺山ゟ本郷村〈江〉引移止宿仕候處、夕六ツ半頃、又津波來り申候、下田岡方村〈江〉上り候得共、最早流し候人家無故に、さして騷ぎ不&size(5){レ};申候、二の潮も凡十町許の方まで上り申候、〈◯中略〉　十三日　憂北生
*&aname(E59CB0E99C87E6B5B7E8AE8AE788B2E999B8){海變爲陸};
**〔太平記〕
***〈二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 天下怪異事　同年〈◯元弘元年〉七月三日大地震有テ紀伊國千里濱遠干潟俄ニ陸地ニナル事、二十餘町也、
*&aname(E59CB0E99C87E99C87E5AEB32FE5A39EE5B1){震害/壞屋};
**〔續日本紀〕
***〈六元明〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 靈龜元年五月丙午、參河國地震、壞(○)&size(5){二};正倉(○○)四十七&size(5){一};、又百姓廬舍、往々陷沒、
**〔續日本紀〕
***〈十六聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 天平十七年四月甲寅、是日通夜地震三日三夜、美濃國櫓館正倉、佛寺堂塔、百姓廬舍、觸處崩壞、
**〔文徳實録〕
***〈八〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 齊衡三年三月是月、地數震、京師及城南或屋舍毀壞、或佛塔倚傾、
**〔三代實録〕
***〈十五清和〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 貞觀十年七月八日己亥、地震、動&size(5){二};内外垣屋&size(5){一};、往々頽破、
**〔三代實録〕
***〈十五清和〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 貞觀十年七月十五日丙午、播磨國言、今月八日、地大震動、諸郡官舍、諸定額寺堂塔皆盡頽倒、
**〔三代實録〕
***〈三十六陽成〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 元慶三年十月廿七日癸未、出雲國言、今月十四日地大震動、境内神社、佛寺、官舍及百姓居廬、或顚倒、或傾欹、損傷者衆、其後迄&size(5){二};于二十二日&size(5){一};、晝一二度、夜二三度、微々震動、猶未&size(5){二};休止&size(5){一};、
**〔日本紀略〕
***〈六圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 貞元元年六月十八日癸丑、申刻地大震、其響如&size(5){レ};雷、宮城諸司多以破壞顚倒、兩京舍屋其數甚多、其中八省院、豐樂院、東寺、西寺、極樂寺、清水寺、圓覺寺等顚倒、地震之甚未&size(5){二};曾有&size(5){一};矣、
**〔扶桑略記〕
***〈二十八後一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 長久二年七月廿日、丑刻地震、法成寺鐘樓顚倒、
**〔扶桑略記〕
***〈二十九後冷泉〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 延久二年十月廿日、半夜地震動、洛中家々築垣往々頽落、東大寺鐘震零、諸國寺塔間以壞損焉、廿三日時々又震、
**〔扶桑略記〕
***〈三十堀河〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 寛治五年八月七日癸亥、申刻有&size(5){二};大地震&size(5){一};、法成寺五大堂軍茶利〈丈六〉被&size(5){二};震倒&size(5){一};、九重塔流星被&size(5){二};震傾&size(5){一};、金堂中尊寶幢瓔珞切落、講堂中尊藥師堂七佛光圓堂寶形、常行堂壁并裳層等皆以震損、又大和國金峯山金剛藏王寶殿皆爲&size(5){二};地震&size(5){一};破損、古今未&size(5){レ};聞云々
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1393:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1393.pdf]] 元暦二年〈◯文治元年〉七月九日庚寅、午刻大地震、古來雖&size(5){レ};有&size(5){二};大地動事&size(5){一};、未&size(5){レ};聞&size(5){下};損&size(5){二};亡人家&size(5){一};之例&size(5){上};、仍暫不&size(5){レ};騷
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1394:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1394.pdf]] 之間、舍屋忽欲&size(5){二};壞崩&size(5){一};、〈◯中略〉舍屋等雖&size(5){レ};不&size(5){レ};伏&size(5){レ};地、悉傾危、或棟折、或壁壞、於&size(5){二};築垣&size(5){一};一本如&size(5){レ};不&size(5){レ};殘、如&size(5){二};傳聞者、京中之人家多以顚倒、又白川邊御領等、或有&size(5){二};顚倒之所&size(5){一};、或築垣許破壞、法勝寺九重塔、心柱雖&size(5){レ};不&size(5){レ};倒、瓦已下皆震剥、如&size(5){レ};無&size(5){レ};成云々、〈◯中略〉又聞、天台山中堂燈、承仕法師取&size(5){レ};之、不&size(5){レ};令&size(5){レ};消云々、但於&size(5){二};堂舍廻廊&size(5){一};者、多以破損、其外所々堂場、悉破壞顚倒云々、余家前邊使、〈馬助國行〉於&size(5){二};院八條院等&size(5){一};、申&size(5){二};事由&size(5){一};、依&size(5){二};所勞&size(5){一};不能參入&size(5){一};也、〈◯中略〉院御所破損殊甚、大略寢殿傾危、不&size(5){レ};足&size(5){レ};爲&size(5){二};御所&size(5){一};之間、御&size(5){二};坐北對&size(5){一};云々、凡往古來今、異域他郷、總以未有&size(5){二};如&size(5){レ};此之事&size(5){一};、末代之至、天地之惡&size(5){レ};君弃&size(5){レ};國、爰而炳焉者歟、法皇御&size(5){二};參籠今熊野&size(5){一};、而依&size(5){レ};恐&size(5){二};此事&size(5){一};忽被&size(5){二};出御&size(5){一};云々、　十二日癸巳、今日法印被&size(5){レ};出&size(5){レ};自&size(5){二};西山&size(5){一};、無動寺三昧院等爲&size(5){二};地震&size(5){一};破損之故也、
**〔源平盛衰記〕
***〈四十五〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1394:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1394.pdf]] 内大臣京上被&size(5){レ};斬附重衡向&size(5){二};南都&size(5){一};被&size(5){レ};切并大地震事　同〈◯文治元年〉七月九日午刻大地震ナリ、良久振テ恀(オビタヾ)シナド云モ愚也、同十二日ニ又地震アリ、九日ニハナヲ超過セリ、赤縣中、白川ノ側、六勝寺九重塔ヨリ始テ破傾キ到崩、大内中堂廻廊、園城寺廻廊、法勝寺阿彌陁堂モ顚倒シケリ、神社佛閣モ如&size(5){レ};此ナリケレバ、増テ人屋ノ全キハ一宇モナシ、根本中堂ノ常燈モ、三燈ハ消ニケリ、大師手自石火ヲ敲出シテ炬シ給ヘル一燈ハ不&size(5){レ};消ケリ、法滅ノ期ニハ非ヌゾ、臨時ノ災ト覺エタリ、同キ十四日ニ、彌益震ケリ、堂舍ノ崩ルヽ音雷ノ鳴ガ如シ、塵灰ノ揚ル事ハ煙ヲ立タルニ似タリ、
**〔吾妻鏡〕
***〈四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1394:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1394.pdf]] 元暦二年七月十九日庚子、地震良久、京都去九日午刻大地震、得長壽院、蓮花王院、最勝光院以下佛閣、或顚倒、或破損、又閑院御殿、棟折釜殿以下屋々、少々顚倒、占文之所&size(5){レ};推、其愼不&size(5){レ};輕云々、而源廷尉〈◯義經〉六條室町亭、云&size(5){二};門垣&size(5){一};、云&size(5){二};家屋&size(5){一};、無&size(5){二};聊頽傾&size(5){一};云々、可&size(5){レ};謂&size(5){二};不思議&size(5){一};歟、
**〔嘉元記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1394:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1394.pdf]] 一康安元年辛丑六月廿八日、禪覺房御塔之火燈、大地震ニ損シタルヲ(今月廿四日)、一人登テ、一人シテ被&size(5){レ};直タル恩賞ニ、中https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/00000001fd67.gif ニ被&size(5){レ};成畢、〈今日〉三輩治定、　一康安元年辛丑六月廿二日卯時地震在&size(5){レ};之、當寺東院南大門西脇築地、〈半本、〉同院中ノ門北脇築地〈一本、〉西寺ノ南大門西脇築地、〈半本倒〉　
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1395:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1395.pdf]] 同月廿四日卯時大地震在&size(5){レ};之、當寺ニハ御塔九輪之上火炎一折懸テ〈下モヘハヲチズ〉金堂東間ノ佛壇下モヘハクヅレヲツ、東大門北脇築地少破落、　傳法堂辰巳角カヘ南ヘ落破　藥師寺金堂ノ二階カタブキ破、御塔〈一基ハ九輪落ヌ、一基ハ大ニユガム、〉中門廻廊悉顚倒、同西院顚倒、此外諸堂破損云々、　招提寺塔九輪大破損、西廻廊皆顚倒、渡廊悉破畢、　天王寺金堂破レ倒レヌ、又安居殿御所西浦ニテシホミチテ、其間ノ在家人民、多以損失云々、熊野山ノ山路并山河等多以破損、〈◯中略〉　同年辛丑七月十一日、大地震在&size(5){レ};之、當寺御塔立法立星本ヨリ折レテ落畢、其後爲&size(5){二};寺門之沙汰&size(5){一};、或ハ寺僧郷民勸進、或ハ年貢供養借要、廻&size(5){二};種々之秘計&size(5){一};、同年十二月晦日、造功如&size(5){レ};元成畢、其内別當御房〈懷雅〉御奉加〈五貫文在&size(5){レ};之、〉
**〔如是院年代記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1395:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1395.pdf]] 〈戊申〉百四代後花園院〈◯中略〉　〈己巳〉寶徳元〈（中略）自&size(5){二};四月十日&size(5){一};至&size(5){二};六月二十五日&size(5){一};、大地震、處々築地破、〉
**〔拾芥記〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1395:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1395.pdf]] 永正七年八月七日、夜寅刻大地震、天王寺廿一社悉顚倒云々、可&size(5){レ};謂&size(5){二};佛法破滅之時&size(5){一};者乎、
**〔泰平年表〕
***〈大猷公〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1395:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1395.pdf]] 正保四年五月十三日、江戸大地震、御城并大名屋敷破損、　慶安二年六月廿日、江戸大地震、大名屋敷民屋破倒、人多死、
**〔事語繼志録〕
***〈上〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1395:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1395.pdf]] 慶安二年己丑六月廿一日ノ晩、江戸大地震、御城郭、大名小名ノ營作、并民屋等ニ至ルマデ、悉ク及&size(5){二};大破&size(5){一};ナリ、依&size(5){レ};之日光山御宮御寶塔イカヾノ旨思召サレ、次飛脚ヲ以テ承リ申ベキ段仰付ラルヽ時ニ、信綱公〈◯松平〉御前〈◯徳川家光〉ニ於テ、御山搖崩申サバ格別、サナクバ破損アルマジキヨシ、仰上ラルヽ所ニ、何ト存ジテサヤウニ申ゾト上意アレバ、信綱公カサ子テ言上ニハ、念ヲ入造立仕レバ、損ゼザルモノト相見ヘタリ、古ノ大地震ニモ、御天守并塔ナドハ、敗壞ハ仕ラザル
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1396:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1396.pdf]] ナリ、御寶塔ノ御地形ハ、カクノゴトク念ヲ入テ築立サセ申スユヘ、破損ハアルマジク存ジ奉ルナリ、相輪橖ハイカヾアルヤノ上意アレバ、ソレハタシカニ見分仕ラザルユヘ、御請申上ガタシトアリテ、其後日光山ヨリ御宮御廟塔聊モ別條ナシ、所々ノ石垣ハ崩タル旨ニテ相輪橖ハ七八寸ホド斜(ユガミ)申スト申來レバ、最初ノ頓作ノ御挨拶悉ク首尾合タル事ト、聞人感ジアヘリ、
**〔泰平年表〕
***〈嚴有公〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1396:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1396.pdf]] 寛文二年五月朔日、京都大地震、禁裏院中二條城外曲輪等所々破裂、
**〔一話一言〕
***〈十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1396:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1396.pdf]] 寛文二年、三年、四年、五年、或御日記抄、　寛文二年十月十四日　日向國佐土原島津但馬守領地、去月十九日夥敷地震仕之由、多門長屋二三十間潰レ、侍屋敷町屋百姓屋共に都合八百軒餘潰れ、人馬牛少々死申候、けが仕候ものは數多御座候由、同廿日四十度程震り申候由、今日注進、
**〔泰平年表〕
***〈常憲公〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1396:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1396.pdf]] 元祿十六年十一月廿二日、丑刻江戸大地震、御城内外石垣多崩、武家町家共破損、相州小田原は餘國よりも強、民家破倒、〈◯下略〉
**〔武江年表〕
***〈九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1396:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1396.pdf]] 安政元年十一月三日辰半刻、地震、〈市中の者は大路へかけ出す、翌五日深夜まで數度震ふ、小川町諸侯のやしきには厩潰れ、其外土藏の壁等所々に破損多く、長屋潰れて即死に及けるもありし由なり、同刻伊豆國甚しく震ひ、東海道筋これに亞りと云ふ、〉
*&aname(E59CB0E99C87E781ABE781BD){火災};
**〔春記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1396:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1396.pdf]] 長久元年〈◯長暦四年〉十一月一日壬子、早旦參内、依&size(5){二};去夜地震事&size(5){一};也、〈◯中略〉抑又此地震後不&size(5){レ};經&size(5){二};幾程&size(5){一};、東一品宮北屋付火、火焰及&size(5){二};數尺&size(5){一};、宮人即撲滅畢云々、
**〔薩戒記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1396:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1396.pdf]] 應永卅二年十月廿四日庚寅、亥降地震、西方有&size(5){レ};火、嵯峨方歟云々、
**〔武江年表〕
***〈九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1396:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1396.pdf]] 嘉永六年二月二日巳下刻、地震三度、民溜桶の水溢る、〈此日同刻相州小田原の城下町町をはじめ、神戸、大磯宿、大山邊、箱根、伊豆の熱海、三島、沼津の邊に至るまで、地震數度に及び、同夜子刻至りて、人家を覆し火災起り、死亡の輩あまたありしとぞ、〉安政二年十月二日、亥の二點、大地俄に震ふ事甚く、〈◯中略〉品川沖御臺場の内建物潰れ、土中に入り、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1397:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1397.pdf]] 剩火を發したり、此夜潰家より火起り、燒亡及し場所間數左の如し、　大手御門前、西丸下、八代洲河岸、日比谷幸橋御門内迄、長十三町餘、巾平均三町程、　南大工町より燃立、京橋の邊一圓燒失す、長五町餘、巾平均二町程、　築地松平淡路守殿より火起り、十軒町燒失、長一町半餘、巾平均四十間、　柴井町木戸際より起り、同町のみ燒る、長一町四十間餘、巾卅八間程、　靈巖島鹽町より起り、濱町四日市、北新堀、大川端迄、長一町餘、巾五十間程、　淺草駒形町より起り、諏訪町外五ケ町類燒、長四町餘、巾三十間程、　同行安寺門前より起り、龍光寺門前玉窗寺より起る、長卅六間餘、巾卅間程、　淺草寺地中より起り、田町、花川戸町、猿若町燒失、長八町餘、巾平均二町半程、　吉原町殘らず、非人頭がまへ内燒失、長三町餘、巾平均二町廿間程、　上野町一丁目武家境より起り、下谷廣小路東の方一圓燒失、長六町半餘、巾平均壹丁十間程　下谷茅町二丁目より起り、武家方燒、池の端七軒町より起、長二町半餘、平均四十五間程、　下谷坂本町三丁目より起り、同一丁目二丁目燒失、長二町廿間、巾平均四十五間程、　千住小塚原町より起り、下谷みのわ町へ飛火、燒失長一町半餘、巾平均五十間程、　橋場金座下吹所より起り、又今戸町より起り、最寄燒失、長一町廿間餘、巾平均廿間ほど、小川町邊燃立ち、家不知、一圓水道橋内まで燒失、長六町半餘、巾平均四町程、　濱町水野侯、中やしき長屋内燒失、長五十二間餘、巾四間程、　小石川りうけいばし邊武家やしき燒失、長四十二間餘、巾十間程、永代橋向南の方、深川永代寺門前仲町邊一圓燒失、長十町、巾平均三町程、　深川いせざき町、龜久町の邊燒失、長三町餘、巾平均三十間程、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1398:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1398.pdf]] 新大橋向、御船藏前町、六間ぼり、森下町邊燒失、長七町餘、巾平均二町半程、　本所緑町より、竪川通、中の郷、五の橋町邊燒失、長六町餘、巾平均三十間程、　南本所石原町法恩寺橋まで龜戸町燒失、長一町廿間餘、巾平均十二間程、　南本所荒井町、北本所番場町の邊燒失、長三町餘、巾平均廿五間程、　中の郷成就寺向、小梅町元瓦町の邊燒失、長五十間程、巾平均八間程、　以上江戸燒亡場所、合凡長二里十九町餘、幅平均して二町程と聞り、　三日朝五時過にいたり、諸方の火やうやく鎭れり、
*&aname(E59CB0E99C87E4BABAE7959CE6ADBBE582B7){人畜死傷};
**〔續日本紀〕
***〈十一聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1398:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1398.pdf]] 天平六年四月戊戌、〈◯七日〉地大震、壞&size(5){二};天下百姓廬舍&size(5){一};、壓死者多、山崩川壅、地往々折裂、不&size(5){レ};可&size(5){二};勝數&size(5){一};、
**〔日本紀略〕
***〈六圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1398:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1398.pdf]] 貞元元年六月十八日癸丑、申刻地大震、〈◯中略〉今日清水寺地震之間、緇素壓死(○○)之者、其數五十、
**〔内宮子良館記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1398:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1398.pdf]] 今度大地震ノ高鹽ニ、大湊ニハ千間餘人五千人計流死ト云々、其外伊勢島間ニ、彼是一萬人計モ流死也、〈明應七年戊午八月廿二日ノ事也〉
**〔後法興院記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1398:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1398.pdf]] 明應七年八月廿五日己丑、辰時大地震、去六月十一日地震一倍事也、九月二十五日傳聞、去月大地震之日、伊勢、參河、駿河、伊豆、大浪打寄、海邊二三十町之民屋、悉溺&size(5){レ};水、數千人沒&size(5){レ};命、其外牛馬類不&size(5){レ};知&size(5){二};其數&size(5){一};云々、前代未聞事也、
**〔落穗集追加〕
***〈三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1398:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1398.pdf]] 傳秦屋敷始の事　一問曰、尤其時代の義は、諸事に付御手輕き事共と相聞けれ共、御老中方を初め、何も御立合、御評定所へ茨原町の傾城ふぞいの者を俳徊有&size(5){レ};之事、何共承知致さぬ事也、虚説などにて無&size(5){レ};之哉、答曰、手前抔も、寛永年中出生の者なれば、時代も違、慥に可&size(5){レ};知様も無&size(5){レ};之候、去ながら左様成る義も可&size(5){レ};有
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1399:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1399.pdf]] &size(5){レ};之と存る子細は、文祿年中、上方に於て、大地震のゆりたる義有&size(5){レ};之、京都大佛の像などもゆり崩し、權現様の聚樂の御屋形も大破に及び、御家人衆中も、押に打れ死る衆抔も有&size(5){レ};之由其節伏見小幡山城中に於て、築地の所に立たる奧向の御屋形を震崩し、中居以下の女中五百人計りも相果候に付、老女中、大閤の前に於て、今度の地震に、あまたの下女共、押にうたれ相果候に付、俄に其代りを召抱へよとある義を、秀吉公聞たまひて、御申には、いかに下女ふぜいの者なれ共、あまたの人を召寄る事は、成り兼可&size(5){レ};申候と玄以法印に申談じ、六條島原町の傾城共を召寄、〈◯下略〉
**〔泰平年表〕
***〈惇信公〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1399:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1399.pdf]] 寶暦元年四月廿五日、越後國高田大地震、〈酉刻より丑刻まで三十餘度、山崩民家倒、死者凡一万六千三百餘人と云、〉
**〔視聽草〕
***〈三集八〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1399:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1399.pdf]] 越後地震　私當分御預所、越後國三島郡脇野町村陣屋最寄之義、當十一月十二日曉八ツ時大風雨、六ツ時頃雨も相止、黒雲一圓天を覆ひ、自然震動之音相聞、何となく怪異之様子も御座候處、同日朝俄に大地震、遠近之郷里暫時に火煙を上ケ、人々之聲山林に響候程之義、陣屋許脇野町、吉岡村、上岩井村、多分之家數即時に相潰、道路瓦石を飛し、即死怪我人等有&size(5){レ};之に付、陣屋詰手代共即刻爲&size(5){二};取締出役&size(5){一};、火之元嚴重に防方取計、先火災之患者相遁候共も、誠に不慮危急之天災、漸命無&size(5){レ};恙免レ候え共、迚も家財悉く夥碎、剩出來秋取入之米穀に至迄、不&size(5){レ};殘散亂致し、引續十五日迄四日之間日夜之震動不&size(5){二};相止&size(5){一};、假成&size(5){二};無難&size(5){一};建家之分、震動度毎追々及&size(5){レ};潰、此上急變之程無&size(5){二};覺束&size(5){一};、家宅之住居難&size(5){二};相成&size(5){一};、原野に逃去罷出、大勢之者共、當日之夫食は勿論、寒氣之凌方手當に差詰り、危難に迫り候次第、右者國中一體之事に候へども、重に三島蒲原郡村々之内、震動強一村皆潰、即死怪我人等多ニ而山附ゟ里方別而強く、山附之村々山崩立木振返り、里方村々大地裂ケ破レ、砂水湧上ゲ候村々も數多有&size(5){レ};之、其外脇野町最寄、私領寺社村々之内、一村皆潰之上、出火にて多分之潰家悉く燒失、人馬怪我夥敷有&size(5){レ};之趣、且脇野町陣屋之義は、悉く大破ニ及び候義旨、彼地詰手代共ゟ申越、變事不&size(5){二};容易&size(5){一};義と奉&size(5){レ};存
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1400:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1400.pdf]] 候、委細之義は追々申上候へども、先右之段御屆申上候、以上、　子十一月廿日　野田斧吉　御勘定所
***〈弘化四年未年〉
**〔信州大變記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1400:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1400.pdf]] 弘化四丁未三月廿四日夜、信州大地震、夜四ツ時ヨリ四月朔日迄震動未止ミ不&size(5){レ};申候、右之内大風三度、　四月六日村方屆之分　一死人千九百七十二人　一怪我人六百八十一人　一斃馬五十六疋　一半潰家千七十三軒　一潰家四千九百七十一軒　一御高札場、并堂社、其外社倉之類、村方申立不分明ニ付調之上、
**〔武江年表〕
***〈九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1400:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1400.pdf]] 安政二年十一月、此度〈◯十月二日地震〉變死怪我人、市中の呈状(カキアゲ)には、變死男女四千貳百九十三人、怪瑕人貳千七百五十九人とあり、寺院に葬し人數は、武家、浪人、僧尼、神職、町人、百姓合て、六千六百四十一人と聞り、
*&aname(E59CB0E99C87E6AAA2E5AF9FE99C87E5AEB3){檢察震害地};
**〔續日本紀〕
***〈十一聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1400:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1400.pdf]] 天平六年四月戊戌、〈◯七日〉地大震、　癸卯、遣&size(5){二};使畿内七道諸國&size(5){一};、撿&size(5){下};看破&size(5){二};地震&size(5){一};神社&size(5){上};、　戊申、詔曰、今月七日地震殊&size(5){レ};常、恐動&size(5){二};山陵&size(5){一};、宜&size(5){下};遣&size(5){二};諸王眞人&size(5){一};副&size(5){二};土師宿禰一人&size(5){一};、撿&size(5){中};看諱所八處及有功王之墓&size(5){上};、
**〔康富記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1400:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1400.pdf]] 文安六年四月十四日甲子、去十日以來、連日地動不&size(5){レ};休、嵯峨釋迦并五大尊顚倒事、自&size(5){二};室町殿&size(5){一};被&size(5){レ};遣&size(5){二};御使&size(5){一};、令&size(5){二};撿知&size(5){一};之、齊藤新左衞門丞也、神泉苑築地、東寺築地等破損事、被&size(5){レ};遣&size(5){二};兩奉行&size(5){一};、〈矢野長門入道譽田之入道〉令&size(5){二};撿知&size(5){一};云々、皆依&size(5){二};地震儀&size(5){一};也、
*&aname(E59CB0E99C87E981BFE99BA32FE587BAE5B1){避難/出屋外};
**〔三代實録〕
***〈五十光孝〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1400:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1400.pdf]] 仁和三年八月五日丙午、晝地震五度、夜大震、京師人民出(○)&size(5){レ};自廬舍(○○○)&size(5){一};居(○)&size(5){二};于衢路(○○○)&size(5){一};、
**〔春記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1400:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1400.pdf]] 長久元年〈◯長暦四年〉十一月一日壬子、早旦參内、依&size(5){二};去夜地震事&size(5){一};也、主上〈◯後朱雀〉出御仰云、今夜震動、總
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1401:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1401.pdf]] 無&size(5){二};此比&size(5){一};、殿屋震動疑欲&size(5){二};顚倒&size(5){一};、怖畏無&size(5){レ};極、仍出(○)&size(5){二};寢所(○○)&size(5){一};、殆及(○○)&size(5){二};戸外(○○)&size(5){一};、是心神迷亂之故也、
**〔扶桑略記〕
***〈三十堀河〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1401:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1401.pdf]] 寛治七年二月十四日辛酉、未刻地大震動、屋内道俗皆怖下(○○○○○○○)&size(5){レ};庭(○)、
**〔清正記〕
***〈二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1401:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1401.pdf]] 一慶長元年七月十二日之夜、大地震ゆる事、二百年三百年にもかヽる例を不&size(5){レ};及&size(5){レ};聞、日をこえてやまず、洛中、洛外、伏見、大坂は不&size(5){レ};及&size(5){レ};申、五畿内押並て地震、京中其外所々に至迄、一宇も不&size(5){レ};殘倒れ、おしに打れ、死者數を不&size(5){レ};知、地震ゆると則清正起揚、二百人の足輕に手子を持せ、侍共召連、伏見の御城へはせ行、太閤御座候邊迄被&size(5){レ};參、はや太閤も御居間を御出座有て、大庭へ出御被(○○○○○○)&size(5){レ};成(○)、御敷物を敷、幕屏風にてかこひ、大提灯をとぼさせ被&size(5){レ};成、御座所へ主計頭つと被&size(5){レ};參候へば、太閤は女の御裝束にて、政所様、松の丸殿、高藏主、其外上臈衆の中に交り御座被&size(5){レ};成候、然ども御聲せしかば、はや御出被&size(5){レ};成たると悦、高藏主々々々と主計被&size(5){レ};申候、誰ぞと答候時、加藤主計頭是迄參たり、大地震夥敷候に、上様を初、おしにうたれ御座可&size(5){レ};被&size(5){レ};成と奉&size(5){レ};存、はねはづさんため、二百人の足輕に手子を持せ參候通、太閤様、政所様、被&size(5){二};仰上&size(5){一};候へと被&size(5){レ};申、其聲を太閤様、政所様聞召、扨々はやくも參たる物かな、氣のきいたる者かなと、太閤被&size(5){レ};仰政所様は主計頭を念比に被&size(5){レ};成により、様々の御愛拶なり、
*&aname(E59CB0E99C87E59D90E6A8B9E4B88B2FE585){坐樹下/入竹林};
**〔百練抄〕
***〈五堀河〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1401:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1401.pdf]] 永長元年〈◯嘉保三年〉十一月廿四日、地大震、古今無&size(5){レ};比、人皆叫喚、主上御(○○○)&size(5){二};御船(○○)&size(5){一};、
*&aname(E59CB0E99C87E4B998E8BB8A2FE4B998E888){乘車/乘船};
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1401:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1401.pdf]] 元暦二年〈◯文治元年〉七月九日庚寅、午刻、大地震、古來雖&size(5){レ};有&size(5){二};大地動事&size(5){一};、未&size(5){レ};聞&size(5){下};損&size(5){二};亡人家&size(5){一};之例&size(5){上};、仍暫不&size(5){レ};騷之間、舍屋忽欲&size(5){二};壞崩&size(5){一};、仍余(○)、〈◯藤原兼實〉女房等ヲ令(○○○○○)&size(5){二};乘車(○○)&size(5){一};、大將同之引(○)&size(5){二};立庭中(○○○)&size(5){一};、余獨候&size(5){二};佛前&size(5){一};、〈◯中略〉法皇〈◯後白河〉降&size(5){二};庭上&size(5){一};、御(○)&size(5){二};座樹下(○○○)&size(5){一};云々者、女院又乘(○)&size(5){レ};車令(○○)&size(5){レ};立(○)&size(5){レ};庭(○)給云々、〈◯中略〉主上(○○)、〈◯後鳥羽〉渡(○)&size(5){二};御池中島(○○○○)&size(5){一};云々、其後又南庭打(○)&size(5){レ};幄(○)、爲&size(5){二};御在所&size(5){一};云々、内裏西透廊顚倒云々、
**〔源平盛衰記〕
***〈四十五〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1401:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1401.pdf]] 内大臣京上被&size(5){レ};斬附重衡向&size(5){二};南都&size(5){一};被&size(5){レ};切并大地震事　同〈◯文治元年〉七月九日、午刻大地震ナリ、〈◯中略〉同キ十四日ニ、彌益震ケリ、〈◯中略〉主上〈◯後鳥羽〉鳳輦ニ召テ池ノ汀ニ御座アリ、法皇〈◯後白河〉ハ新熊野ニ有&size(5){二};御參籠&size(5){一};、御花進給ケルガ、人屋ノ倒ケルニ、人多ク被&size(5){二};打殺
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1402:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1402.pdf]] 觸穢出來ニケレバ、御參籠日數不&size(5){レ};滿ケレ共、六條殿ヘ有&size(5){二};還御&size(5){一};、天文博士參集テ占文不&size(5){レ};輕ト騷申、今夜ハ南庭ニ假屋ヲ立テ御座アリ、諸宮諸院卿上雲客ノ亭共モ倒レ傾ケル上、隙ナク震ケレバ、車ニ召(○○○)、船ニ乘(○○○)テゾ御座ケル、有&size(5){二};公卿僉議&size(5){一};、可&size(5){レ};有&size(5){二};祈禱&size(5){一};之由、諸寺諸山ニ仰ス、今夜ノ亥子丑寅時ハ、大地可&size(5){二};打返&size(5){一};ト占申シタリト云テ、家中ニ居タル者ハ上下一人モナシ、蔀遣戸(○○○)ヲ放チテ大庭ニ敷(○○○○○○○)、竹ノ中(○○○)、木本ニゾ居ケル(○○○○○○○)、天ノ鳴、地ノ動度ニハ、スハヤ只今コソ地ヲ打返セト云テ、女ハ夫ニ取付、少者ハ親祖父ニ懷付、貴賤上下高(タカラカ)ニ阿彌陁佛ヲ申ケレバ、所々ノ聲々夥シ、八十、九十ノ者共、未懸事ハ不&size(5){レ};覺トゾ申ケル、餘ニ少者年闌タル老人ハ、目眩心地損スナド云テ、被&size(5){二};振殺&size(5){一};者多シ、〈◯中略〉文徳天皇齊衡三年三月、朱雀院天慶元年四月ニ大地震アリト注セリ、天慶ニハ主上御殿ヲ避給テ、常寧殿ノ前ニ五丈ノ幄ヲ立テ渡ラセ給ケリ、四月十五日ヨリ八月ニ至迄、打列震ケレバ、上下家中ニ不&size(5){二};安堵&size(5){一};ト傳タレ共、其ハ見ヌ事ナレバイカヾハセン、今度ノ地震ハ、上古末代類アラジト貴賤騷歎ケリ、平家ノ死靈ニテ、世ノ可&size(5){レ};滅由申合リ、
*&aname(E59CB0E99C87E7AB8BE5B984E8888D){立幄舍};
**〔三代實録〕
***〈五十光孝〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1402:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1402.pdf]] 仁和三年七月卅日辛丑、申時地大震動、經&size(5){二};歴數刻&size(5){一};震猶不&size(5){レ};止、天皇出&size(5){二};仁壽殿&size(5){一};、御&size(5){二};紫震殿南庭&size(5){一};、命&size(5){二};大藏省&size(5){一};立(○)&size(5){二};七丈幄二(○○○○)&size(5){一};、爲(○)&size(5){二};御在所(○○○)&size(5){一};、諸司舍屋、及東西京廬舍、往々顚覆、壓殺者衆、或有&size(5){二};失神頓死者&size(5){一};、亥時亦震三度、
**〔日本紀略〕
***〈六圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1402:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1402.pdf]] 貞元元年六月十八日癸丑、申刻大震、〈◯中略〉今日寄&size(5){二};御輿於南庭&size(5){一};立(○)&size(5){レ};幄(○)爲&size(5){二};御所&size(5){一};、中宮廳前同以立&size(5){レ};幄、
**〔左大史孝亮記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1402:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1402.pdf]] 文祿五年閏七月十二日、今夜亥刻許、大地震有&size(5){レ};之、主上大庭構(○○○)&size(5){二};御座(○○)&size(5){一};御也、諸家各祗候、御殿所々顚倒、夜明後入御云々、北野經堂、壬生地藏堂、其外民屋方々令&size(5){二};顚倒&size(5){一};、或死人等多云々、　十三日、今夜又大地震、主上御&size(5){二};大庭&size(5){一};、諸家各祗候、予參、伏見二丸之女房三百人餘、依&size(5){二};地震&size(5){一};失&size(5){レ};命云々、　十五日、今日地震猶不&size(5){レ};止、參&size(5){二};禁中大庭&size(5){一};、御假殿立ツ(○○○○○)、番所并西方立添云々、　十二月十日、今日地震以外
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1403:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1403.pdf]] 也、
*&aname(E59CB0E99C87E8A8ADE58187E5B08FE5B18B){設假小屋};
**〔利家夜話〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1403:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1403.pdf]] 一伏見にて大地震之時、大納言様を孫四郞様の地震小屋(○○○○)にて御振舞被&size(5){レ};成候、事之外御小屋の結構なる様子を御覽被&size(5){レ};成候、御歸候て、岡田喜右衞門、齋藤刑部兩人を御使にて、被&size(5){レ};仰候は、地震小屋など申ものは、いかにも〳〵輕々敷あやまち無&size(5){レ};之様に仕もの也、左様の儀は不&size(5){レ};入事也、むさと金銀費し、後には無理を申て、人の物がほしく成もの也、
**〔享保集成絲綸録〕
***〈二十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1403:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1403.pdf]] 元祿十六未年十二月　今度地震火事付て、屋敷或破損、或燒失之面々普請之儀、此節者諸職人等可&size(5){二};差支&size(5){一};之間、急に仕儀無用段、雖&size(5){レ};爲&size(5){二};御成道筋&size(5){一};不&size(5){レ};苦之條、先板圍等申付置、勝手次第連々致&size(5){二};造作&size(5){一};様可&size(5){二};相傳&size(5){一};之旨、大目付及中之間在合面々江相模守達&size(5){レ};之、
**〔愚聞當世雜話〕
***〈天ノ下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1403:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1403.pdf]] 大地震　同八日〈◯嘉永七年十一月、中略、〉市中〈◯伊豫宇和島〉下脇手の者共は、不&size(5){レ};殘追手へ假小屋(○○○)建たるにより、三筋の町出來し也、竹木、笘の類は、御作事より貸被&size(5){レ};下、横新町より向新町、惠美須町、下御旗、丸穗邊は龍光院山へ假小屋建、北町は杉山邊、上脇手之者は、一宮社内、大起寺の山内、野川所々へ假小屋建、日數住居せしなり、自分之居屋敷に居たるは、御家中一圓と、笹町邊、延命寺前の邊より、僕〈◯松浦晉〉が居宅の近所のみなり、〈◯下略〉
*&aname(E59CB0E99C87E981BFE99BA3E5BF83E5BE97){避難心得};
**〔震雷考説〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1403:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1403.pdf]] 扨又逃出る時に至り、火鉢へ土瓶をかけ、燒火をしめすなどは古く言傳へて誰も知る處ながら、急速にしてゆきとヾかずば、鎭りて後すみやかに手段すべし、途中に往かヽり、又は逃出ての途中、總て遠く見渡すことなかれ、空をながめ地を見るべからず、動氣五臟にうつりて、氣血狂ふなり、只々近邊の建家長屋石垣等崩れ倒るとも、氣遣なき場所を見さだめ、是に眼をつけ、同じ所に彳て、あゆむが如く足を踏かへ〳〵、地氣のうつらざるやうにすべし
**〔岩淵夜話別集〕
***〈六〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1404:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1404.pdf]] 一或時駿府にて夏の空俄に曇り、夕立おびたヾしく、雷の聲頻なる折節、家康公御伽衆へ被&size(5){レ};仰けるは、万事に用心のなきといふ事なし、地震抔は如&size(5){レ};形急なる物なれども、是以て家作りの仕様もあり、或は家居の所々、能退場を兼て拵置ば、其難を遁るヽ道理也、〈◯下略〉
**〔享保集成絲綸録〕
***〈二十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1404:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1404.pdf]] 元祿十六未年十一月　強地震之節者、御番所〈并〉相詰席々明ても不&size(5){レ};苦之條、向寄之御庭(○○○○○)江(○)無(○)&size(5){二};遠慮(○○)&size(5){一};可(○)&size(5){二};罷出(○○)&size(5){一};、此上尤行違にて座席に在&size(5){レ};之、怪我等仕者、不調法可&size(5){レ};被&size(5){二};思召&size(5){一};旨、上意之趣、營中在合布衣以上之面々江、於&size(5){二};中之間&size(5){一};小笠原佐渡守傳之、老中別座若年寄中侍座、　但此旨、諸向江從&size(5){二};御目付中&size(5){一};相達、
**〔享保集成絲綸録〕
***〈二十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1404:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1404.pdf]] 元祿十七申年正月　地震之節之覺　一大廣間出御之時、御白書院之御庭江出仕之面々出し申間敷候、大廣間之御庭(○○)江(○)可(○)&size(5){二};罷出(○○)&size(5){一};候、　一御白書院出御之節は、御黒書院之御庭江出仕之面々出し申間敷候、御白書院大廣間之御庭江可&size(5){二};罷出&size(5){一};候、　一御黒書院出御之時は、御黒書院御白書院大廣間之御庭江向寄次第可&size(5){二};罷出&size(5){一};候、　右之通兼て可&size(5){レ};被&size(5){二};相心得&size(5){一};候、出御以前入御以後は、向寄之御庭江、勝手次第罷出候様可&size(5){レ};被&size(5){レ};致候、　正月
*&aname(E59CB0E99C87E794B1E59CB0E99C87E58D9C){由地震卜占};
**〔日本紀略〕
***〈九一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1404:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1404.pdf]] 正歴五年十月廿四日壬寅、地大震、有&size(5){二};御卜&size(5){一};、
**〔中右記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1404:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1404.pdf]] 長承四年〈◯保延元年〉三月十八日辛卯、此曉地大震、　廿二日、外記大夫師長來、知&size(5){二};天文&size(5){一};者也、問&size(5){二};一日地震事&size(5){一};、申云、地ハ陰也、后宮大臣之愼也、
**〔安倍泰親朝臣記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1404:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1404.pdf]] 謹奏　今月四日戊寅、亥時地震、〈有&size(5){レ};音〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1405:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1405.pdf]] 謹撿天文録&size(5){一};云、春秋緯云、地動、佞者執&size(5){レ};政、君子在&size(5){レ};野、小人在&size(5){レ};位、又曰、地動下謀&size(5){レ};上、張衡上書曰、地動震者民擾、京房妖占曰、地春動歳不&size(5){レ};昌、天地瑞祥志云、二月地動、卅日有&size(5){二};兵起&size(5){一};、又云、月在&size(5){二};冒宿&size(5){一};、地動盜賊多、内論曰、月行&size(5){二};冒宿&size(5){一};者、水神所&size(5){レ};動、年不&size(5){レ};宜&size(5){レ};麥、天子凶、大臣受&size(5){レ};殃、天鏡經云、地動國有&size(5){二};陰謀&size(5){一};、皇后當&size(5){レ};之、史異占云、地震疾疫起、春秋曰、地動君主不&size(5){レ};安、鐘律災異曰、地動其國有&size(5){レ};喪、　右地震占、謹以申聞謹奏、　永萬二年二月六日　ヽヽヽヽヽ　業俊　ヽヽヽヽヽ　泰親　謹奏　變異等事　一今月十日甲申丑時、地震有&size(5){レ};音、〈月在&size(5){二};鬼宿&size(5){一};〉　謹撿&size(5){二};天地瑞祥志&size(5){一};云、二月地動、卅日有&size(5){二};兵起&size(5){一};、又云、月在&size(5){二};鬼宿&size(5){一};地動、軍師諸王皆已滅、又災雹傷&size(5){二};苗稼&size(5){一};、又云、月在&size(5){二};鬼宿&size(5){一};金翅鳥所&size(5){レ};動、无&size(5){レ};雨江河枯竭、年不&size(5){レ};宜&size(5){レ};麥、天子凶、大臣受&size(5){レ};殃、京房易妖占云、地動、教令從&size(5){二};臣下&size(5){一};出、必流&size(5){レ};血飢、又云、地動、朝廷邑有&size(5){二};亂臣&size(5){一};、張衡上書曰、地動民擾、董仲舒云、地動、天下疾疫、君主不&size(5){レ};安、天文決要云、地震、四海有&size(5){レ};兵、京房云、地震有&size(5){レ};音、人民流亡、女官有&size(5){レ};憂、天鏡經云、地震、天子惡&size(5){レ};之、女官有&size(5){レ};喪、又云、國有&size(5){二};陰謀&size(5){一};、皇后當&size(5){レ};之、又云、天下有&size(5){二};大喪&size(5){一};、天地災記云、地震、宮室有&size(5){レ};驚、不&size(5){レ};出&size(5){二};一年&size(5){一};國有&size(5){レ};喪、〈◯中略〉　右地震并薄蝕占勘録如&size(5){レ};件、近日以降、天變地動、災咎不&size(5){レ};輕、就&size(5){レ};中占文之所&size(5){レ};指、多是皇后大臣之愼也、或又人君皇子當&size(5){レ};之、其外今年太一在&size(5){二};死門下&size(5){一};、國家可&size(5){二};愼御&size(5){一};之象也、夫妖不&size(5){レ};勝&size(5){レ};徳、仁能却&size(5){レ};災、宋景守心之變、殷丁雊耳之妖、以&size(5){レ};仁却&size(5){レ};之、循&size(5){レ};徳御&size(5){レ};示也、前聞在&size(5){レ};斯、尤可&size(5){二};因循&size(5){一};、仍謹以申聞、謹奏、永萬二年二月十五日　從五位上行天文博士安倍朝臣　從四位上行大舍人頭兼陰陽助安倍朝臣
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1405:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1405.pdf]] 安元三年〈◯治承元年〉十一月廿八日癸亥、大夫史隆職、注奏大地震卜形(○○○○○)、昨日被&size(5){レ};下云々、去七日御卜
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1406:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1406.pdf]] 昨日被&size(5){レ};下、以外懈怠歟、隆職如&size(5){レ};此、　神祇官　卜&size(5){二};恠異&size(5){一};事　問、去十月廿七日地震、東大寺大佛螺髮二口落、并大鐘鉤切落&size(5){レ};地、及官藏艮角頽落事者、是依&size(5){二};何咎等祟&size(5){一};所&size(5){レ};致哉、　推&size(5){レ};之公家可&size(5){二};愼給&size(5){一};之上、恠所可&size(5){レ};有&size(5){二};動搖事&size(5){一};歟、　治承元年十一月七日　從五位下行權少祐大中臣朝臣範隆　宮主從五位下行權少祐卜部宿禰兼衡　陰陽寮　占&size(5){二};東大寺言上恠異吉凶&size(5){一};〈十月二十七日地震間、大佛螺髮二口落、或頂上螺髮拔上、又大鐘鉤切落&size(5){レ};地、并官藏丑寅角頽落、〉　今日壬寅、時加&size(5){レ};酉、〈十月節、奉&size(5){レ};寅旨日時、〉神后臨&size(5){レ};未爲&size(5){レ};用、將白郞、中大一將天一、終河魁、將青龍、卦遇&size(5){二};https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/7f00006520bc.gif 茹類&size(5){一};、　推&size(5){レ};之、恠所&size(5){二};有口舌病事&size(5){一};歟、期今日以後廿日内、及今月十二月、明年六月節中、並戊巳日也、何以言&size(5){レ};之、用并日上、大歳上、皆爲比御年上見自刑神、辰上得&size(5){二};朱雀&size(5){一};、用帶&size(5){二};白虎&size(5){一};、卦遇&size(5){レ};類、是主恠所口舌病事元故也、早被&size(5){二};祈請&size(5){一};、無&size(5){二};其咎&size(5){一};乎、　治承元年十一月七日　權漏刻博士菅野朝臣季親　權暦博士兼伯耆權介加茂朝臣憲定　掃部頭兼陰陽博士安陪朝臣秀弘　主税助安陪朝臣時晴　主計頭兼頭土佐介賀茂朝臣在憲
**〔源平盛衰記〕
***〈十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1406:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1406.pdf]] 大地震事
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1407:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1407.pdf]] 同年〈◯治承三年〉十一月七日戌刻ニ、又大地震アリ、夥シトモ云計ナシ、時移ル迄振ケレバ、唯今地ヲ打返スベシナド申テ、貴賤肝心ヲ迷ス、明ル八日陰陽寮安部泰親院參シテ奏聞シケルハ、其夜ノ大地震、占文ノ指所不&size(5){レ};斜、重ク見エ侍リ、世ハ唯今失ナンズ、コハイカヾ仕ルベキ、以外ニ火急ニ侍トテ、軈ハラ〳〵ト泣ケリ、傳奏ノ人モ法皇モ、大ニ驚キ思召ケレ共、サスガ君モ臣モ差モヤハト覺シケル、若殿上人ナドハ、穴ケシカラズノ泰親ガ泣様ヤ、何事ノ有ベキゾトテ笑人モ多カリケリ、法皇ノ仰ニハ、天變地夭ハ常ノ事也、今度ノ地震、強ニ騷申事異ナル勘文アリヤト御氣色アリ、泰親勅問ノ御返事ニハ、三貴經ノ其一、金貴經ノ説ニ云、去夜戌時ノ地震年　得テハ年ヲ不&size(5){レ};出、月ヲエテハ月ヲ不&size(5){レ};出、日ヲ得テハ日ヲ不&size(5){レ};出、不&size(5){レ};得ハ時バカリト見エタリ、其中ニ此ハ日ヲエテハ日ヲ不&size(5){レ};出ト候ヘバ、遠ハ七日近ハ五日三日ニ御大事ニ及ベシ、法皇モ遠旅ニ立セ御座シ、臣下モ都ノ外ニ出給ベシ、此事モシ一言違フ事候ハヾ、御前ニ於テ相傳ノ書籍ヲ燒失ヒ、泰親禁獄流罪、勅定ニ隨ベシト、憚處モナク、泣々奏聞シケレバ、旁御祈始ラレケリ、去共七日ノ地震、十三日マデハ、七箇日ニアタル、其間異ナル事ナシ、斯リケレバ、公卿僉議有テ、泰親御前ニシテ、荒言ヲ吐キ、叡慮ヲ奉&size(5){二};申驚&size(5){一};條奇怪也、遠ハ七箇日ノ御大事タル由、占文其効ナキ上ハ、速ニ土佐ノ畑ヘ可&size(5){レ};被&size(5){二};流罪&size(5){一};ト定ラレテ、既ニ追立ノ官人ニ仰付ラルベシトゾ定リケル、
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1407:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1407.pdf]] 元暦二年〈◯文治元年〉七月九日庚寅、午刻大地震、　今日廣基〈天文博士〉持&size(5){二};來地震之奏案&size(5){一};、占文云、　大喪　天子凶　七日動　百日内大兵起　上旬動　害&size(5){二};諸大臣&size(5){一};云々　或又女主愼、旱魃等云々、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 於&size(5){二};未來之徴&size(5){一};者次事也、見&size(5){二};當時&size(5){一};天下損亡了、凡不&size(5){レ};能&size(5){二};左右&size(5){一};云々、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 建保三年八月二十一日戊申晴、巳刻鷺集&size(5){二};御所西侍之上&size(5){一};、未刻地震、　廿二日己酉、地震鷺恠事被&size(5){レ};行&size(5){二};御占&size(5){一};之處、重變之由申&size(5){レ};之、仍去&size(5){二};御所&size(5){一};、入&size(5){二};御相州御亭&size(5){一};、信綱、持&size(5){二};御劒&size(5){一};、亭主、被&size(5){レ};移&size(5){二};他所&size(5){一};云云、
**〔吾妻鏡脱漏〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 嘉祿三年三月七日丙辰、陰、戌刻大地震、　八日丁巳晴、陰陽道等捧&size(5){二};地震勘文(○○○○)&size(5){一};、然晴幸宣賢等所存、依&size(5){レ};不&size(5){二};一同&size(5){一};、於&size(5){二};相州亭&size(5){一};及&size(5){二};相論&size(5){一};云云、
**〔百練抄〕
***〈十四四條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 文暦元年九月十六日壬子、大地震、万人驚遽、占文不&size(5){レ};輕、兵革大喪云々、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 正嘉元年五月十八日壬申、陰子刻大地震、〈現度討宿〉被&size(5){二};尋下&size(5){一};之處、晴茂朝臣兄弟七人連署、勘&size(5){二};申惡動(○○)之旨&size(5){一};、廣賢申&size(5){二};吉動(○○)之由&size(5){一};、仍無&size(5){二};沙汰&size(5){一};被&size(5){レ};閣云云、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 正元二年三月廿五日壬辰、晴、卯一點大地震、陰陽道之輩、付&size(5){二};勘文(○○)於和泉前司行方&size(5){一};、
**〔祇園執行日記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 貞和六年五月廿三日、申刻大地震酉了小動數反、申刻震動之時、百度大路石堂塔九輪落碎了、希代大震動也、條々凶不&size(5){レ};輕云々、珍事々々、　廿五日、申刻大地震、火神動(○○○)同&size(5){二};一昨日&size(5){一};、　廿八日、洪水以外也、四條河原往反人無&size(5){レ};之、　廿九日、寅刻地震午刻又地震、天王動(○○○)也、　六月十日、酉刻地震、　十一日、辰刻地震、　廿日今曉卯刻地震、　廿二日、亥刻大地震、火神動(○○○)、不吉動(○○○)也、　廿五日、辰刻地震、又未刻震、
**〔教言卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 應永十五年十月廿九日甲辰、今晩大地震、〈卯刻〉以來十四度也、以外大兵亂勘文云々、
**〔康富記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1408:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1408.pdf]] 文安六年四月十三日癸亥、今日於連々地震、　大地震近例　觀應元年五月廿三日、大地震、廿四日大風、六月廿一日、師泰發&size(5){二};向西國&size(5){一};、爲&size(5){レ};退&size(5){二};治右兵衞佐殿&size(5){一};、〈去冬〉廿二日、大地震、廿七日、寶筐院殿并師直發&size(5){二};向美濃&size(5){一};、七月卅日、被&size(5){レ};行&size(5){二};七佛藥師法&size(5){一};、〈依&size(5){二};地震&size(5){一};也〉八月廿四日、被&size(5){レ};始&size(5){二};十社御讀經&size(5){一};、地震御祈也、十月廿七日、左兵衞督入道〈直義〉逐電、廿八日、等持院殿已下御&size(5){二};發向西國&size(5){一};、康安元年
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1409:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1409.pdf]] 六月廿一日、大地震廿五日、天王寺金堂爲&size(5){二};地震&size(5){一};顚倒、九月八日、尊星王法、十四日、熾盛光法被&size(5){レ};修之、〈共地震御祈也〉廿三日、寶筐院殿令&size(5){レ};引&size(5){二};籠今熊野&size(5){一};給、〈清氏沒落〉主上同行&size(5){二};幸彼社&size(5){一};、廿四日還幸、貞治元年五月十七日、酉半大地震、經&size(5){二};時刻&size(5){一};甚鳴動、如&size(5){二};去年大地震&size(5){一};、及&size(5){二};數日&size(5){一};者也、十八日、地震數度、廿日、不動歟、至&size(5){二};廿三日&size(5){一};〈◯此間缺字〉六月四日、於&size(5){二};内裏&size(5){一};被&size(5){レ};行&size(5){二};五壇法&size(5){一};、〈地震御祈也〉永和二年四月廿五日、大地震、六月廿一日、自&size(5){二};今日&size(5){一};副官等日&size(5){二};參本宮&size(5){一};、依&size(5){二};天變地震動御祈&size(5){一};也、明徳二年十月十六日、大地震、十二月卅日於&size(5){二};二條大宮&size(5){一};合戰、　文安六年四月十三日　大外記清原業忠　文安六年四月十三日　官務被&size(5){レ};注&size(5){二};進藏人&size(5){一};、右少弁之案、　大地震、并御祈等例、天長四年四月七日、有&size(5){二};大地震&size(5){一};矣、顏舍屋、一日大震一度、小動七八度、此後至&size(5){二};十二月&size(5){一};連々震動、毎度有&size(5){レ};聲、承平八年四月十五日、大地震、音如&size(5){レ};雷、宮城百官、東西京舍屋、并諸寺諸山堂舍佛像等、多以顚倒、　天慶元年四月十五日、亥一刻、大地震、宮城百官、東西京屋舍顚倒、築垣破損、内膳司九間屋顚倒之間、死者四人、令&size(5){三};陰陽助出雲堆香卜&size(5){二};筮地震之由&size(5){一};、嘉保三年十一月廿四日、辰刻、大地震、殆及&size(5){二};一時&size(5){一};、天下貴賤下&size(5){二};立庭上&size(5){一};嬰兒皆叫喚、主上御乘船、八九十以上之者、不&size(5){レ};遇&size(5){二};如&size(5){レ};此震動&size(5){一};之由多申、　大殿關白以下、令&size(5){レ};群&size(5){二};參大内&size(5){一};給、同月廿八日、於&size(5){二};兩殿下&size(5){一};諸卿可&size(5){レ};有&size(5){二};改元&size(5){一};哉否事、豫被&size(5){二};僉議&size(5){一};、去廿四日、連夜連日、小地震、世以爲&size(5){レ};恐、同年十二月十五日、依&size(5){二};十一月廿四日大地震&size(5){一};被&size(5){レ};始&size(5){二};方々御判&size(5){一};、〈◯判恐祈誤〉東大寺千僧御讀經、〈權少重資爲&size(5){二};勅使&size(5){一};〉於&size(5){二};大極殿&size(5){一};被&size(5){レ};行&size(5){二};如法仁王會&size(5){一};、於&size(5){二};延暦寺&size(5){一};以&size(5){二};六十口&size(5){一};被&size(5){レ};轉&size(5){二};大般若&size(5){一};、又被&size(5){レ};始&size(5){二};六觀音法&size(5){一};、同月十七日、左大臣以下參&size(5){二};仗座&size(5){一};、定&size(5){二};申改元事&size(5){一};、〈依&size(5){二};地震&size(5){一};也〉江中納言擇申爲&size(5){二};永長&size(5){一};、又八虐以下被&size(5){二};赦免&size(5){一};、強竊二盜非&size(5){二};赦限&size(5){一};、元暦二年七月九日、午刻、大地震、如&size(5){二};雷音&size(5){一};、震動之間、已送&size(5){二};時刻&size(5){一};、其後連々不&size(5){レ};絶、宮城大垣、并京中人屋築垣、或破損、或顚倒、不&size(5){レ};勝&size(5){レ};計、一而不&size(5){レ};全、就&size(5){レ};中大内日華門、閑院西透廊顚倒、法勝寺阿彌陁堂顚倒、九重塔破損、三面築垣皆以崩、得長壽院千體堂顚倒、此外大小舍屋、神社佛寺顚倒破損、殆不&size(5){レ};知&size(5){二};先例&size(5){一};、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1410:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1410.pdf]] 南殿前庭、儲&size(5){二};輕幄&size(5){一};爲&size(5){二};御在所&size(5){一};、自&size(5){二};今日&size(5){一};三ケ日、屈&size(5){二};三口僧於御殿&size(5){一};、被&size(5){レ};行&size(5){二};大般若御讀經&size(5){一};、依&size(5){二};地動&size(5){一};也、同月十日令&size(5){レ};行&size(5){二};軒廊御卜&size(5){一};、依&size(5){二};地震&size(5){一};也、同月十八日、被&size(5){レ};定&size(5){二};地震御祈山陵使、并諸社諸寺御讀經日時僧名等&size(5){一};、入&size(5){レ};夜有&size(5){二};地震御祭&size(5){一};、去九日以後、連日地震、無&size(5){二};不&size(5){レ};動之時&size(5){一};、　同月廿一日、被&size(5){レ};立&size(5){二};山陵使&size(5){一};、　同年八月九日記曰、自&size(5){二};去月九日&size(5){一};、連日地震、于&size(5){レ};今不&size(5){レ};絶、　同月十三日、依&size(5){二};同事&size(5){一};令&size(5){レ};立&size(5){二};九社奉幣使&size(5){一};、　同月十四日改元、改&size(5){二};元暦二年&size(5){一};爲&size(5){二};文治&size(5){一};、依&size(5){二};大地震&size(5){一};也、　右例依&size(5){レ};仰大概勘進、如&size(5){レ};件、　文安六年四月十三日　左大史小槻長興　局務注進案、可&size(5){二};寫續&size(5){一};之、
**〔宣胤卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1410:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1410.pdf]] 長享三年〈◯延徳元年〉八月七日癸巳、參内、今日月次和漢聯句御會也、〈◯中略〉黄昏事訖退出、御會半有&size(5){二};地震&size(5){一};、〈◯中略〉　今月七日午時、地震有&size(5){レ};音、〈月行&size(5){二};心宿&size(5){一};者、天王所&size(5){レ};動也、〉後日尋之所&size(5){レ};書也、　天地瑞祥志云、月行&size(5){二};心宿&size(5){一};者、天王所&size(5){レ};動也、内經云、天王所&size(5){レ};動者、天子吉、大臣受&size(5){レ};福、又云、天王所&size(5){レ};動者、宜&size(5){二};五穀&size(5){一};、万民安穩、又云、地動、邑有&size(5){二};亂臣&size(5){一};、又云、八月地動、不&size(5){レ};過&size(5){二};六十日&size(5){一};兵、　八月七日　從二位有定
**〔拾芥記〕
***〈下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1410:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1410.pdf]] 永正九年六月九日、亥刻、大地震、〈賀家火神動(○○○)、安家水神動(○○○)、〉七十五日内兵亂云々、條々凶也、
*&aname(E59CB0E99C87E4BBA4E78DBBE6848FE8A68B){令獻意見封事};
**〔吾妻鏡脱漏〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1410:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1410.pdf]] 嘉祿三年十一月六日辛巳、酉刻大地震、左近將監親實爲&size(5){二};奉行&size(5){一};、連々地震事被&size(5){二};驚思食&size(5){一};、云&size(5){二};善政篇&size(5){一};云&size(5){二};御祈禱事&size(5){一};、可&size(5){レ};進&size(5){二};意見&size(5){一};之由、被&size(5){レ};仰&size(5){二};諸道&size(5){一};云云、
*&aname(E59CB0E99C87E794B1E59CB0E99C87E7A588){由地震祈禱};
**〔續日本紀〕
***〈十六聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1410:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1410.pdf]] 天平十七年五月己未、地震、令&size(5){二};京師諸寺&size(5){一};限&size(5){二};一七日&size(5){一};轉&size(5){二};讀最勝王經&size(5){一};、　乙丑、地震、於&size(5){二};大安、藥師、元興、興福四寺&size(5){一};、限&size(5){二};三七日&size(5){一};令&size(5){レ};讀&size(5){二};大集經&size(5){一};、　丁卯、地震、讀&size(5){二};大般若經於平城宮&size(5){一};、
**〔本朝世紀〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1410:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1410.pdf]] 天慶元年七月三日戊申、今日於&size(5){二};諸寺諸社&size(5){一};、被&size(5){レ};下&size(5){下};奉&size(5){レ};讀&size(5){二};仁王經一萬部&size(5){一};宣旨&size(5){上};、是依&size(5){二};地震未&size(5){一レ};休也、
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1411:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1411.pdf]] 〈去一二日記破失了〉　元慶寺　十口　　仁和寺　十口　　醍醐寺　十口　　法性寺　十口　　勸修寺　十口　　海印寺　十口　　神護寺　七口　　極樂寺　十口　　禪林寺　十口　　安祥寺　十口　　常住寺　十口　　石清水　十口　　賀茂上社　十口〈使志金可&size(5){レ};率&size(5){二};九口&size(5){一};〉　　同下社　十口〈使敬可&size(5){レ};率&size(5){二};九口&size(5){一};〉　　平野社　十口〈使泰可&size(5){レ};率&size(5){二};九口&size(5){一};〉　　松尾社　十口〈使明達可&size(5){レ};率&size(5){二};九口&size(5){一};〉　　稻茂社〈使貞譽可&size(5){レ};率&size(5){二};九口&size(5){一};〉　　大原野社　十口〈使温教可&size(5){レ};率&size(5){二};九口&size(5){一};〉　　廣隆寺　十口　　感神院　十口〈使惟然可&size(5){レ};率&size(5){二};九口&size(5){一};〉　　大屋寺　十口〈使常照可&size(5){レ};率&size(5){二};九口&size(5){一};〉　右坤元乖&size(5){レ};例、震動未&size(5){レ};止、求&size(5){二};之舊記&size(5){一};、之卜筮、絳闕之下、變異難&size(5){レ};量、丹墀之間、咎徴可&size(5){レ};愼、夫以仁王般若者、護國之防禦、濟世之神符也、紫微宮中、青璅門外、縱有&size(5){二};妖蘗&size(5){一};、宜&size(5){レ};消&size(5){二};纖液於朝旭之前&size(5){一};、縱有&size(5){二};禍胎&size(5){一};、須&size(5){レ};拂&size(5){二};遊氛於曉嵐之後&size(5){一};、中納言藤原朝臣實頼宣、奉&size(5){レ};勅、宜&size(5){丁};仰&size(5){二};綱所&size(5){一};、令&size(5){丙};件寺社、殊請&size(5){二};堅固修練、智行兼備者&size(5){一};、今月八日自&size(5){二};巳二點&size(5){一};、專竭&size(5){二};精誠&size(5){一};、轉&size(5){乙};件經&size(5){甲};者、綱所承知、依&size(5){レ};宣行之、仍須&size(5){三};熟仰&size(5){二};寺社&size(5){一};、身心不退、令&size(5){下};僧一口讀&size(5){中};經五部義&size(5){上};也、依&size(5){二};彼仁王之妙力&size(5){一};、將&size(5){レ};増&size(5){二};聖徳之遐算&size(5){一};、事縁&size(5){二};綸旨&size(5){一};、不&size(5){レ};得&size(5){二};疎略&size(5){一};、
**〔日本紀略〕
***〈二朱雀〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1411:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1411.pdf]] 天慶元年十月九日、奉&size(5){二};幣於宇佐八幡宮&size(5){一};、祈&size(5){レ};消&size(5){二};地震之災&size(5){一};、
**〔日本紀略〕
***〈四村上〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1411:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1411.pdf]] 天徳二年九月十一日戊午、伊勢例幣也、天皇幸&size(5){二};八省院&size(5){一};、宣命有&size(5){二};辭別&size(5){一};、天變、地震(○○)、物恠等事也、又被&size(5){レ};副&size(5){二};左右馬寮御馬各二匹&size(5){一};、
**〔日本紀略〕
***〈六圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1411:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1411.pdf]] 貞元元年十月十一日甲辰、被&size(5){レ};奉&size(5){二};神寶於社&size(5){一};、藩邸時御願也、天變地震事、同被&size(5){二};祈申&size(5){一};也、
**〔春記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1411:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1411.pdf]] 長久元年〈◯長暦四年〉十一月一日壬子、早旦參内、依&size(5){二};去夜地震事&size(5){一};也、〈◯中略〉自&size(5){レ};内有&size(5){レ};召參内、仰云、地震事、尤可&size(5){レ};恐也、可&size(5){レ};有&size(5){二};御祈&size(5){一};歟、〈◯中略〉此由可&size(5){レ};示&size(5){二};關白&size(5){一};者、即〈◯中略〉傳&size(5){二};申仰旨&size(5){一};、被&size(5){レ};奏云、地震事尤可&size(5){二};恐思食&size(5){一};事也、天文奏今明進&size(5){レ};之歟、就&size(5){二};彼奏文&size(5){一};可&size(5){レ};有&size(5){二};御祈&size(5){一};也、　三日甲寅、藏人辨經成昨夜談云、進&size(5){二};天文奏&size(5){一};、其御愼不&size(5){レ};輕、仍可&size(5){レ};有&size(5){二};御祈等&size(5){一};也、地震御祭等云々、〈◯下略〉
**〔吾妻鏡〕
***〈二十一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1411:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1411.pdf]] 建暦三年六月三日壬申、天霽寅刻被&size(5){レ};行&size(5){二};地震御祈&size(5){一};、不動護摩隆宣法橋、金剛童子法家
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1412:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1412.pdf]] 信法眼、又泰貞奉&size(5){二};仕天地災變祭&size(5){一};、駿河守惟義沙&size(5){二};汰之&size(5){一};、
**〔吾妻鏡〕
***〈二十二〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1412:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1412.pdf]] 建保三年九月廿一日丁丑晴、依&size(5){二};連々地震&size(5){一};被&size(5){レ};行&size(5){二};御祈&size(5){一};、三萬六千神祭、親職、地震祭、宣賢奉&size(5){二};仕之&size(5){一};、駿河守季時沙&size(5){二};汰之&size(5){一};、江左衞門尉能範爲&size(5){二};御使&size(5){一};、
**〔吾妻鏡脱漏〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1412:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1412.pdf]] 嘉祿三年三月十三日壬戌晴、彈正忠季氏爲&size(5){二};奉行&size(5){一};、地震御祈事、内外被&size(5){レ};仰云云、　廿四日癸酉、霽三合并地震御祈等被&size(5){二};始行&size(5){一};、　五座北斗護摩　大進僧都寛基　八字文珠法　越後阿闍梨　一字金輪法　信濃法眼　七曜供　助法眼珍譽　北斗供　帥法橋珍瑜　三萬六千神祭〈小山下野前司入道沙汰御使駿河藏人〉　晴幸　地震祭(○○○)〈駿河入道沙汰御使星崎判官代〉　晴賢　天地災變祭〈駿河前司沙汰御使江兵衞尉〉　宣賢　四月十三日辛酉、戌刻地震、今日怪異并息災之御祈、被&size(5){レ};行&size(5){二};七座泰山府君祭&size(5){一};、親職、晴賢、泰貞、重宗、文元、道繼國繼奉仕云云、　安貞三年〈◯寛喜元年〉十一月二十六日、依&size(5){二};地震&size(5){一};始&size(5){二};行御祈等&size(5){一};云云
**〔吾妻鏡〕
***〈三十〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1412:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1412.pdf]] 文暦二年〈◯嘉禎元年〉六月十六日丁丑、地震御祈等始行、
**〔吾妻鏡〕
***〈四十七〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1412:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1412.pdf]] 正嘉元年八月廿五日丁未雨降、地震小動、五六度、爲&size(5){二};筑前次郞左衞門尉行頼奉行&size(5){一};、依&size(5){二};地震&size(5){一};可&size(5){レ};致&size(5){二};御祈禱&size(5){一};之由、被&size(5){レ};仰&size(5){二};下御持僧并陰陽道之輩&size(5){一};、　九月四日乙卯、小雨降、申刻地震、去月廿三日大動、以後至&size(5){レ};今小動不&size(5){二};休止&size(5){一};、依&size(5){レ};之爲親朝臣奉&size(5){二};仕天地災變祭&size(5){一};、御使伊賀前司朝行云云、
**〔教言卿記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 應永十五年十一月六日、去一日二日三日、地震者太動之由、泰繼朝臣注進之、其已後少々、不&size(5){レ};及&size(5){二};沙汰&size(5){一};云々、諸方御祈禱被&size(5){レ};行、珍重々々、　十日、御祈禱今夕ヨリ被&size(5){二};始行&size(5){一};、地震事也、
**〔薩戒記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 應永卅三年九月九日己亥、今朝地震、兩度喝慈救呪一千遍之、
*&aname(E59CB0E99C87E794B1E59CB0E99C87E8A18C){由地震行大祓};
**〔續日本紀〕
***〈三十三光仁〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 寶龜六年十月甲申、大祓、以&size(5){二};風雨地震&size(5){一};也、
*&aname(E59CB0E99C87E5918AE59CB0E99C87E696BC){告地震於神社及山陵};
**〔百練抄〕
***〈十後鳥羽〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 文治元年〈◯元暦二年〉八月十三日癸亥、被&size(5){レ};立&size(5){二};九社奉幣使&size(5){一};、依&size(5){二};地震御祈&size(5){一};也、
**〔園太暦〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 觀應元年七月二日乙卯、今日申初、東南方有&size(5){レ};音、其後地震、已及&size(5){二};卅餘日&size(5){一};、〈◯中略〉尤可&size(5){レ};畏事也、　十二日乙未、今日爲&size(5){レ};被&size(5){レ};申&size(5){二};地震事&size(5){一};、上皇被&size(5){レ};獻&size(5){二};御書於山陵&size(5){一};、可&size(5){レ};爲&size(5){二};五陵&size(5){一};之由、兼有&size(5){二};沙汰&size(5){一};、而使不足、三陵云々、其所々可&size(5){レ};尋、
*&aname(E59CB0E99C87E794B1E59CB0E99C87E5819C){由地震停音樂宴會};
**〔三代實録〕
***〈五十光孝〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 仁和三年八月六日丁未、停&size(5){二};釋奠之禮&size(5){一};、去月二十日木工寮將領秦千本撿挍修&size(5){二};造職院&size(5){一};驚&size(5){二};恐地震&size(5){一};、失神而死、供&size(5){レ};祭所司觸&size(5){二};此穢&size(5){一};也、
**〔台記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 康治二年十月十四日丁酉、十日十一日兩日地震、因&size(5){レ};之音樂可(○○○)&size(5){レ};止否(○○)、勘例不&size(5){レ};慥、余〈◯藤原頼長〉案&size(5){二};春秋之義&size(5){一};、以&size(5){二};地震&size(5){一};爲&size(5){レ};異、不&size(5){レ};爲&size(5){レ};災、仍不&size(5){レ};止&size(5){レ};之、
**〔百練抄〕
***〈十後鳥羽〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 文治元年〈◯元暦二年〉八月七日丁巳、釋奠延引、依&size(5){二};世間穢&size(5){一};也、自&size(5){二};去月九日&size(5){一};連日地震于&size(5){レ};今不&size(5){レ};絶、
**〔園太暦〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1413:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1413.pdf]] 觀應元年七月十二日乙丑〈◯中略〉　抑來月釋奠宴穩座(○○○○○)、依(○)&size(5){二};地震(○○)&size(5){一};可(○)&size(5){レ};爲(○)&size(5){二};何様(○○)&size(5){一};哉(○)、尋&size(5){レ};例可&size(5){レ};申之旨有&size(5){二};勅定&size(5){一};、仍相&size(5){二};尋師茂&size(5){一};、請文續&size(5){レ};左也、　天變地妖之時、釋奠宴穩座停否例引勘候之處、元暦二年七月九日大地震、八月廿七日釋奠〈上下依&size(5){二};世間穢&size(5){一};疑延引〉宴座以下如&size(5){レ};例歟、正應元年六月廿四日、七月廿四日大地震、八月四日釋奠宴穩座如&size(5){レ};例、文保元年正月三日大地震、二月十日釋奠宴穩座并三道竪義如&size(5){レ};例云々、且正安元年二月五日釋奠宴座事依&size(5){二};慧星&size(5){一};可&size(5){二};停止&size(5){一};之由、兼日職事雖&size(5){レ};令&size(5){二};下知&size(5){一};、無&size(5){二};先例&size(5){一};歟之由、師顯依&size(5){二};申入儀&size(5){一};、如&size(5){レ};例被&size(5){レ};行之由注進候、依&size(5){二};天變
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 地妖釋尊&size(5){一};停止例不&size(5){レ};候歟、可&size(5){レ};被&size(5){下};得&size(5){二};其意&size(5){一};給&size(5){上};候哉、師茂誠恐謹言、　七月廿二日　師茂〈請文〉
*&aname(E59CB0E99C87E794B1E59CB0E99C87E694B9){由地震改元};
**〔日本紀略〕
***〈六圓融〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 天延元年十二月廿日庚子、御佛名、今日改&size(5){二};元天延&size(5){一};、依&size(5){二};天變地震&size(5){一};也、有&size(5){二};赦令&size(5){一};免&size(5){二};調庸&size(5){一};、老人賜&size(5){レ};穀、　貞元元年七月十三日戊寅、詔書改&size(5){二};天延四年&size(5){一};爲&size(5){二};貞元元年&size(5){一};、依&size(5){二};災并地震&size(5){一};也、有&size(5){二};赦令&size(5){一};、大内記紀伊輔作&size(5){二};詔書&size(5){一};、
**〔百練抄〕
***〈五堀河〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 承徳二年〈永長二年十一月十七日改元、依&size(5){二};地震&size(5){一};也、〉　康和五年〈承徳三年八月廿八日改元、依&size(5){二};地震疾病&size(5){一};也、〉
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 元暦二年八月十四日甲子、此日改&size(5){二};元暦二年&size(5){一};爲&size(5){二};文治元年&size(5){一};、有&size(5){二};赦令事&size(5){一};、上卿堀川大納言忠親卿、左内兩府、稱&size(5){レ};病不參者、大納言上卿其例甚多云々、依&size(5){二};地震&size(5){一};所&size(5){レ};被&size(5){レ};行也、
*&aname(E59CB0E99C87E794B1E59CB0E99C87E8A18C){由地震行徳政};
**〔續日本紀〕
***〈十一聖武〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 天平六年四月戊戌、〈◯七日〉地大震、　戊申、〈◯中略〉又詔曰、地震之災、恐由&size(5){二};政事有&size(5){一レ};闕、凡厥庶寮勉&size(5){二};理職事&size(5){一};、自今以後、若不&size(5){二};改励&size(5){一};、隨&size(5){二};其状迹&size(5){一};、必將&size(5){二};貶黜&size(5){一};焉、
**〔吾妻鏡〕
***〈三十〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 文暦二年〈◯嘉禎元年〉五月八日庚子、依&size(5){二};天變地妖事&size(5){一};、可&size(5){レ};被&size(5){レ};行&size(5){二};御祈禱徳政(○○)等&size(5){一};之由、内々有&size(5){二};其沙汰&size(5){一};、連日地震事、未&size(5){レ};有&size(5){二};此例&size(5){一};之由、古老之所談也、
*&aname(E59CB0E99C87E794B1E59CB0E99C87E8B391){由地震賑恤};
**〔續日本紀〕
***〈二十四淳仁〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 天平寶字六年五月丁亥、美濃、飛騨、信濃等國地震、賜&size(5){二};被&size(5){レ};損者穀家二斛&size(5){一};、
**〔續日本紀〕
***〈二十七稱徳〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 天平神護二年六月己丑、大隅國神造新島、震動不&size(5){レ};息、以&size(5){レ};故民多流亡、仍加&size(5){二};賑恤&size(5){一};、
**〔日本紀略〕
***〈四村上〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 康保二年十一月廿五日辛卯、詔賑恤免&size(5){二};當年半徭&size(5){一};、依&size(5){二};天變地震兵庫火災&size(5){一};也、
*&aname(E59CB0E99C87E69591E5B08FE5B18B2FE696){救小屋/施藥};
**〔愚聞當世雜話〕
***〈天ノ下〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1414:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1414.pdf]] 大地震　御城下〈◯伊豫宇和島〉内、日雇人共はじめ、今日〈◯嘉永七年十一月八日、自&size(5){二};此月五日&size(5){一};至&size(5){二};十九日&size(5){一};地震、〉迄の困窮者共、及&size(5){レ};飢もの多きゆへ、追手へ御救小屋(○○○○)建、粥炊出しニ成被&size(5){二};下置&size(5){一};、御料理方引受ニ而、御大所下代、日々出勤のよし、町醫
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1415:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1415.pdf]] 寛哉、怪我人養生小屋(○○○○)建、弟子共日々出、養生、并風邪を受しものへ施藥(○○)いたしたり、
**〔徳川禁令考〕
***〈二十八救恤使〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1415:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1415.pdf]] 安政二卯年十月　地震後町奉行巡見并御赦等之事〈◯中略〉　御赦小屋取建　地震并出火ニ而類燒致候野宿之窮民共、御救之ため、淺草廣小路、幸橋御門外、深川海邊町續江小屋取建候間、野宿之もの勝手次第、右小屋江願出候様可&size(5){レ};致候、　右之通、町々江申觸候様、支配之名主共江早々可&size(5){二};申通&size(5){一};、　卯十月　右之通、御掛御役人中被&size(5){二};仰渡&size(5){一};候間、御支配町々野宿罷在候者之内、御小屋入相願候者、幸橋御門外御小屋場ハ、明後六日夕刻より、其外貳ケ所ハ、明五日夕刻より、最寄勝手之方江願出候様、急速御申渡可&size(5){レ};被&size(5){レ};成候、御救筋之儀ニ付、呉々も御組合限、行屆候様御取計可&size(5){レ};被&size(5){レ};成候、此段御達申候、以上、　卯十月四日　町會所年番　同増掛年番　◯按スルニ、震災救恤ノ事ハ、政治部上編賑給篇、及ビ下編救恤篇ニモ見エタレバ、宜シク參看スベシ、
*&aname(E59CB0E99C87E8B39CE58187){賜假};
**〔享保集成絲綸録〕
***〈二十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1415:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1415.pdf]] 元祿十六未年十一月　今度地震にて、自分罷在候家潰候面々者、類火にて休候日數之半分、休可&size(5){レ};申候、以上、
*&aname(E59CB0E99C87E794B1E59CB0E99C87E681A9){由地震恩赦};
**〔日本紀略〕
***〈十四後一條〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1415:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1415.pdf]] 長元五年三月五日丙子、詔、大&size(5){二};赦天下&size(5){一};、大辟以下罪、常赦所&size(5){レ};不&size(5){レ};免赦除、又免(○)&size(5){二};調庸(○○)&size(5){一};、老人僧尼給(○○○○○)&size(5){レ};穀(○)、依&size(5){レ};攘&size(5){二};天下地震雷鳴之恠異&size(5){一};也、
**〔扶桑略記〕
***〈二十九後冷泉〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1416:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1416.pdf]] 康平四年五月八日、有&size(5){二};恩赦&size(5){一};、依&size(5){二};地震&size(5){一};也、
**〔吾妻鏡〕
***〈四〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1416:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1416.pdf]] 元暦二年七月廿九日庚戌、泰經朝臣消息到著、今月上旬之比、佛嚴上人夢中、赤衣人多現云、無&size(5){レ};罪之輩、爲&size(5){二};平家縁坐&size(5){一};、多以蒙&size(5){二};配流之罪&size(5){一};、故有&size(5){二};地震等&size(5){一};云云、凡爲&size(5){二};滅亡衆消&size(5){一レ};罪、去五月廿七日、被&size(5){レ};始&size(5){二};行不斷御讀經&size(5){一};畢、然者流罪中僧等事者、可&size(5){レ};有&size(5){二};免許&size(5){一};歟之由、有&size(5){二};其沙汰&size(5){一};、相計、可&size(5){下};令&size(5){二};申宥&size(5){一};給&size(5){上};之趣也、云云、
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E99C87E99B9CE588B6){地震雜制};
**〔享保集成絲綸録〕
***〈二十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1416:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1416.pdf]] 寶永元申年三月　申渡之覺　一舊冬地震に付、虚説申あるき候もの之儀ニ付、最前も町中爲&size(5){二};相觸&size(5){一};候處、今以不&size(5){二};相止&size(5){一};、頃日者謠狂歌等も作&size(5){レ};之、申觸もの有&size(5){レ};之由相聞、不屆に候、向後名主家主心掛、左様之もの於&size(5){レ};有&size(5){レ};之者、早速捕&size(5){レ};之、月番之番所江可&size(5){二};申出&size(5){一};、若隱置、外より相聞候はヾ、名主家主五人組迄、可&size(5){レ};爲&size(5){二};越度&size(5){一};候間、此旨可&size(5){二};申聞置&size(5){一};候、以上、　三月
**〔享保集成絲綸録〕
***〈二十九〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1416:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1416.pdf]] 寶永四亥年十月　一今度國々地震に付、諸色高直に仕間敷候、末々直段上り可&size(5){レ};申哉と考、買置いたすべからず、品により藏々を改、相背者有&size(5){レ};之時者、可&size(5){レ};爲&size(5){二};曲事&size(5){一};事、
*&aname(E59CB0E99C87E59CB0E99C87E7A59E){地震神};
**〔日本書紀〕
***〈二十二推古〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1416:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1416.pdf]] 七年四月辛酉、地動、舍屋悉破、則令&size(5){二};四方&size(5){一};、俾&size(5){レ};祭&size(5){二};地震神&size(5){一};、
*&aname(E59CB0E99C87E99B9CE8BC89){雜載};
**〔筆のすさび〕
***〈一〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1416:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1416.pdf]] 一地震せざる家(○○○○○○)　備後の山南村何某が家、地震に動かず、其家の下一面の大石なり、徂徠が峽中紀行に、石室の僧に地震の事を問ひけるに、近年の大地震にも、動かざりしと答へし事あり、されば火脈の力も、大石を動かすことあたはざるか、また石も無盡底より根ざせしものありや、備後深津村の王子山も、地震なしといふは信にや、
**〔春記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1416:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1416.pdf]] 長久元年六月廿七日庚戌、寅刻許有&size(5){レ};召參&size(5){二};御前&size(5){一};被&size(5){レ};仰云、此曉夜大殿西戸并組入上、同以振鳴、而
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1417:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1417.pdf]] 人之故推鳴、女房等或聞之、或不&size(5){レ};覺、是怪也、今年重可&size(5){レ};愼也、恠異天變、屢有&size(5){二};其告&size(5){一};、不快事也、可&size(5){レ};有&size(5){二};御卜&size(5){一};之由、可&size(5){レ};觸&size(5){二};關白&size(5){一};也、〈◯中略〉又有&size(5){レ};召參&size(5){二};御前&size(5){一};、仰云、夜大殿戸鳴事、人々云、是地震之所爲也、今曉有&size(5){二};地震&size(5){一};之故也、又從&size(5){二};女院&size(5){一};被&size(5){レ};仰&size(5){二};此旨&size(5){一};、仍不&size(5){レ};可&size(5){レ};爲&size(5){レ};恠事也、不&size(5){レ};可&size(5){レ};觸&size(5){二};關白&size(5){一};也、
**〔玉海〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1417:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1417.pdf]] 元暦二年〈◯文治元年〉七月十二日癸巳、昨日光雅書札云、　地震事　外記勘文如&size(5){レ};此、今度大動、先規少&size(5){レ};彙、旁驚&size(5){二};叡慮&size(5){一};者也、毎事何様可&size(5){レ};被&size(5){二};計行&size(5){一};候哉、委可&size(5){レ};被&size(5){二};注申&size(5){一};候、　皇居事　當時御所西廓已顚倒、四壁殆無&size(5){レ};實須&size(5){レ};遷&size(5){二};御大内&size(5){一};歟、而日華門、弓場殿同顚倒云々、彼此何様可&size(5){レ};被&size(5){二};進退&size(5){一};候乎、誠難&size(5){レ};治事候、同相計可&size(5){レ};被&size(5){レ};申候也、　兩條事、内々、　院御氣色如&size(5){レ};此、仍言上如&size(5){レ};件、　光雅恐惶謹言　七月十一日　右大辨光雅奉　進上　大宮亮殿　請文状云　地震事　御祈事、具見&size(5){二};外記勘文&size(5){一};、其中抽&size(5){二};要須&size(5){一};、就&size(5){二};時議&size(5){一};可&size(5){レ};有&size(5){二};其沙汰&size(5){一};、且又隨&size(5){二};御卜趣&size(5){一};、可&size(5){レ};被&size(5){二};計行&size(5){一};歟、抑追討之後、國土窮困、地震之間、舍屋顚倒、云&size(5){レ};彼云&size(5){レ};是、人力旁疲、御祈用途、定多&size(5){二};煩費&size(5){一};歟、須&size(5){下};廻&size(5){二};秘計&size(5){一};被&size(5){上レ};休&size(5){二};民肩&size(5){一};也、聖主先成&size(5){レ};民、而後致&size(5){二};力於神&size(5){一};、民和而神降&size(5){レ};福之故也、代々例、有&size(5){二};改元事&size(5){一};、尤可&size(5){レ};被&size(5){二};遵行&size(5){一};歟、兼又任&size(5){二};天平例&size(5){一};、差&size(5){二};遣官使&size(5){一};、可&size(5){レ};被&size(5){レ};撿&size(5){二};知神社佛寺、及山陵等之破損頽壞之事&size(5){一};歟、　
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1418:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1418.pdf]] 皇居事　當時御所於&size(5){二};外墎無&size(5){一レ};跡者、雖&size(5){二};一日&size(5){一};爭爲&size(5){二};皇居&size(5){一};哉、遷&size(5){二};幸大内&size(5){一};、不&size(5){レ};可&size(5){レ};及&size(5){二};異議&size(5){一};、縱雖&size(5){レ};有&size(5){二};一兩顚倒之門廊&size(5){一};、不&size(5){レ};可&size(5){レ};留&size(5){二};四壁無&size(5){レ};實之離宮&size(5){一};之故也、大内閑院各有&size(5){二};修造&size(5){一};者、御忌方事、定有&size(5){二};尋沙汰&size(5){一};歟、不&size(5){レ};限&size(5){二};大將軍、王相、公家&size(5){一};、被&size(5){レ};避〈ハ〉雖&size(5){二};御忌之間&size(5){一};、禁忌之方非&size(5){レ};一、仍驚達者也、右兩條、短慮之趣、大概言上如&size(5){レ};此、抑於&size(5){二};天地之災異&size(5){一};者、以&size(5){二};武略&size(5){一};不&size(5){レ};可&size(5){レ};鎭&size(5){レ};之、以&size(5){二};威勢&size(5){一};不&size(5){レ};可&size(5){レ};服&size(5){レ};之、非&size(5){二};佛神之利益&size(5){一};者、豈人力之所&size(5){レ};覃哉、今度大震、即爲&size(5){レ};悟&size(5){二};人心&size(5){一};也、震動忽急、梁棟欲&size(5){レ};頽之時、萬端之計略忘&size(5){二};胸間&size(5){一};、三寶之冥助仰&size(5){二};心底&size(5){一};、不&size(5){レ};遑&size(5){三};于廻&size(5){二};智力&size(5){一};、無&size(5){レ};由&size(5){三};於假&size(5){二};人功&size(5){一};、誠知&size(5){二};拂妖之源&size(5){一};、所&size(5){レ};歸在&size(5){二};冥衆&size(5){一};、冥衆之加護、偏限&size(5){二};徳化&size(5){一};、天道福&size(5){レ};善禍&size(5){レ};淫之故也、其徳化之旨趣、可&size(5){レ};尋&size(5){二};意見之最要&size(5){一};者、開&size(5){二};心腹&size(5){一};、然則宜&size(5){レ};使&size(5){三};公卿已下諸道博士堪&size(5){レ};事之輩、獻(○)&size(5){二};封事(○○)&size(5){一};之由、可&size(5){レ};被&size(5){レ};下&size(5){二};宣旨&size(5){一};也、上疏深秘、敢莫&size(5){二};外聞&size(5){一};、具陳所必不&size(5){レ};可&size(5){二};諂諛&size(5){一};之旨、殊可&size(5){レ};被&size(5){二};仰下&size(5){一};歟、就&size(5){二};彼上奏之趣&size(5){一};、可&size(5){レ};被&size(5){レ};議&size(5){二};定政道之要&size(5){一};也、此法若緩者、天變地妖、繼&size(5){レ};踵不&size(5){レ};絶、逆亂騷動、擧&size(5){レ};足可&size(5){レ};待歟、但徳政之條、若不&size(5){レ};叶&size(5){二};時議&size(5){一};者、意見又無&size(5){二};其益&size(5){一};歟、微臣只思&size(5){二};國家之亂亡&size(5){一};、已忘&size(5){二};微功之招&size(5){一レ};恐者也、謹抽&size(5){二};鄙懷&size(5){一};、上聞如&size(5){レ};件、　七月十二日　兼實　十三日甲午天晴、自&size(5){二};今日&size(5){一};大將祈二壇始&size(5){レ};之、普賢延命、〈靜賢〉不動〈智詮〉等也、又修&size(5){二};太白星祭&size(5){一};、〈天文博士廣基〉今日、泰茂來示&size(5){二};地震事&size(5){一};、咎徴不&size(5){レ};空乎、上皇攝政等愼云々、法勝寺阿彌陀堂顚倒、不可思議事歟、　十五日丙申天陰、未刻經房卿來、余歸&size(5){レ};家謁&size(5){レ};之、世間雜事多以談説、不&size(5){レ};能&size(5){二};具記&size(5){一};、地震之間事、所&size(5){レ};云叶&size(5){二};愚案&size(5){一};、今日爲&size(5){二};故基輔&size(5){一};修&size(5){二};小佛事&size(5){一};、又女房母儀尼上、聊有&size(5){二};供養佛事&size(5){一};、　十八日己亥、大風、申刻渡&size(5){二};居堂廓&size(5){一};、日來居所依&size(5){二};地震&size(5){一};損壞、仍有&size(5){二};犯土造作事&size(5){一};之間、蹔所&size(5){二};起避&size(5){一};也、大將、中將、同以所&size(5){レ};渡也、自&size(5){二};明日&size(5){一};五ケ日爲&size(5){二};大將軍遊行&size(5){一};之間、仍東方築垣爲&size(5){二};修補&size(5){一};也、大將軍方、四十五日方違忌去之故也、入&size(5){レ};夜殊風烈、
**〔吾妻鏡〕
***〈三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1418:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1418.pdf]] 壽永三年〈◯元暦元年〉正月廿三日癸丑、常陸國鹿島社(○○○)禰宜等、進&size(5){二};使者於鎌倉&size(5){一};、申曰、去十九日、社僧夢想曰、當所神、爲&size(5){レ};追&size(5){二};罰義中並平家&size(5){一};、赴&size(5){二};京都&size(5){一};御云云、而同廿日戌刻、黒雲覆&size(5){二};寶殿&size(5){一};、四方悉如&size(5){レ};向&size(5){レ};暗、御殿
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1419:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1419.pdf]] 大震動、鹿雞等多以群集、頃而彼黒雲亘&size(5){二};西方&size(5){一};、雞一羽在&size(5){二};其雲中&size(5){一};、見&size(5){二};人目&size(5){一};、是希代未聞奇瑞也者、武衞令&size(5){レ};聞&size(5){レ};之給、則御湯殿下&size(5){二};庭上&size(5){一};、遙拜&size(5){二};彼社方&size(5){一};給、彌催&size(5){二};御欽仰之誠&size(5){一};云々、件時刻、京鎌倉、共以雷鳴地震(○○)云云、
**〔宇野主水記〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1419:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1419.pdf]] 一十二月〈◯天正十三年〉四日、秀吉公今度地震ノ時、江州ニ御逗留、其後大坂へ御歸城、夫ニ付今度ノ地震ニテ、御城内少モ無&size(5){レ};恙御ヨロコビトテ、御門跡様、新門様、興門様、御禮ニ御出候、強飯二折、白鳥鮭廿疋、鯛廿枚、鯣一折、御樽十荷、新門様ヨリ唐縫ノ道服、興門様ヨリ御小袖袷、
**〔桃源遺事〕
***〈三〉
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1419:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1419.pdf]] 一西山公、大風大地震の時は、日光山の役人某が許へ、御文を被&size(5){レ};遣、神廟の御安否を御尋被&size(5){レ};遊候、勿論東叡山へも、増上寺へも御人つかはされ、御佛殿御安否を御聞被&size(5){レ};成候、水戸の御廟瑞龍の御墓所は不&size(5){レ};及&size(5){レ};申事也、
**〔地震懲毖之碑文〕
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1419:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1419.pdf]] 諺に由斷大敵とは、深意のあることにて、假初におもふべからず、安政元寅年十一月の事なりき、朝五時頃、常に覺へぬ程の地震して、岸本の浦鹽のさし引十間餘の違あり、又手結の湊内も干揚りて鰻をうる夥し、同日兩度小震す、しかはあれどさはかり驚く人もあらざりしを、翌五日八ツ過大に震動すること三度、七時過大雷鳴の如き、どろ〳〵響くとひとしく大地震す、こはいかにと衆人驚く程こそあれ、家藏高塀器物の崩れ破る音、さらにいふ許なし、逃んとすれども、目くるめきて自由ならず、ほう〳〵家を出けるに、津波打來りて、當地は徳善町より北の田中、赤岡は西濱並松の本、吉原は庄屋の門までに及び、又川尻の波は、赤岡神輿休のほとりまでにいたり古川堤、夜須堤も押切られて、夜須の町屋など過半流失す、かくて人々は、老を扶け幼を携へ泣叫びつヽ、王子、須留田、又は平井、大龍寺の山へと逃登りて命助かりぬ、此時國中の〈◯土佐〉官舍民屋多く轉倒し、就&size(5){レ};中高智下町、幡多、中村ともに失火ありて、一圓燒亡し、凡て怪我横死何百人といふ事なし、幸甚なるかな、此地は神祇の加護によりて、一人の怪我もなく、彼山々に己家をかまへ、日を經るに隨ひて、震もいさヽか穩に成りしかば、惠ある大御代の恭を悦つヽ、皆己が家
>https://ys.nichibun.ac.jp/kojiruien/image/gaiji/SearchPage.png [[p.1420:https://shinku.nichibun.ac.jp/kojiruien/pdf/chib_3/chib_3_1420.pdf]] に歸りきぬ、抑寶永四年の大變は、今を距こと百四十八年になりぬれば、又かヽる年數には必變事の出こんなどいふ人もありぬめど、世變はいつあらん事豫めしりがたし、されど常に兎あらん時は、角と用心せば、今其變にあひても狼狽せざるべし、寶永の變を昔ばなしの如くおもひて、既に油斷の大敵にあひぬ、さるによりて後世の人々、今の變事を又昔咄の如く思ひて、油斷の患なからしめんがため、ことのよしをほヾゑりて、此社と共に動きなく、萬歳の後に傳へんと、ふるひおこしたるは、里人が誠心のめでたき限りにぞありける、〈千規〉たま〳〵高見の官舍に祗役して、倶に彼の變事に逢たれば、其よし書てよと、人々の乞ふにまかせて、かくは記し侍ぬ、穴賢、　安政五年戊午季秋穀旦　徳永千規　誌　前田有稔　書　澤村虎次　刻　次に　施主二十三人の名を印、建之とは大字に彫りあり、こは元治元甲子九月十七日、山崎春成が寫し來れるをもて、こヽに記しぬ、この外國中地震のことにつきて、石ぶみを立(○○○○○)たるは、　高岡郡　須崎の東の入口　同郡　　宇佐坂の麓　吾川郡　浦戸　長岡郡　里改田金毘羅の社地の石の王垣
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