あおやぎのいと(青柳の糸)
あおやぎのいと(青柳の糸)→うちはえる(打ち映える)
- たえぬをかけの−あをやきのいと−つゆなから−あさゆふかすみ−うちはへて
- 【宮島千句】/山何[ことのはや]/天文20(1551)年5月9日〜11日
- はるにやさらす−あをやきのいと−えのみつに−かすみのころも−うちはへて
- 【文明年間百韻34巻】/何人[わすれては]/文明5(1473)年2月1日
あおやぎのいと(青柳の糸)→かわぞい(川添い)
- のとかになひく−あをやきのいと−かはそひの−ふねのつなての−なかきひに
- 【看聞日記紙背50巻】/唐何[うめはけふ]/応永26(1419)年2月25日
- みたれあひたる−あをやきのいと−かはそひの−つつみやなみの−こえぬらむ
- 【文禄年間百韻12巻】/□□[あめのひの]/文禄2(1593)年5月
みだれがみ(乱れ髪)→あおやぎのいと(青柳の糸)
- たはつけし−すちともあらぬ−みたれかみ−つゆにぬれぬる−あをやきのいと
- 【文禄年間百韻12巻】/□□[はなさけと]/文禄2(1593)年2月18日
- かきやるは−つれなきかけの−みたれかみ−いているかとの−あをやきのいと
- 【園塵第四/早稲田大学本】/春/永正6、7年