おきのふね(沖の舟)
おきのふね(沖の舟)→うらのあさあけ(浦の朝明け)
- おきつふね−のとけきなみに−こききえて−つきになきたる−うらのあさあけ
- 【太神宮法楽千句】/薄何[まきのはや]/長享2(1488)年7月
- おきつふね−つきをともとや−いてぬらむ−あきかせさむき−うらのあさあけ
- 【文明十四年万句52巻】/堀何[かるひとは]/文明14(1482)年7月4日〜9月14日
とおくきた(遠く来た)→おきのふね(沖の舟)
- かへりみすれは−とほくきにけり−ほともへす−こきもてつるる−おきつふね
- 【大永年間百韻14巻】/何人[ゆきのうちに]/大永5(1525)年1月25日
- ひなかきころは−とほくきにけり−くるるまて−つなてうちはへ−おきつふね
- 【壁草/続群書類従本】/旅/永正3(1506)年3月頃