かくれがのやま(隠れ家の山)
かくれがのやま(隠れ家の山)→うずもれる(埋もれる)
- はてはひとりの−かくれかのやま−ふみわけし−いはのかけちの−うつもれて
- 【成立不詳・宗長以前15巻】/何木[たますたれ]/成立時不詳
- はなみかてらの−かくれかのやま−みよしのや−ふかきかすみに−うつもれて
- 【天正四年万句70巻】/何垣[かけすすし]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日
かくれがのやま(隠れ家の山)→すててから(捨ててから)
- くもはいくへそ−かくれかのやま−すてしより−みはしたひくる−ひともなし
- 【難波田千句】/□□[うめかかの]/文明14(1482)年10月前後
- ひともとひこぬ−かくれかのやま−すてしより−このよのほかに−みをなして
- 【新撰菟玖波集/実隆本】/雑五/明応4(1495)年9月26日
かくれがのやま(隠れ家の山)→みよしの(み吉野)
- おくかおくなる−かくれかのやま−みよしのは−みねのかけちも−たえはてて
- 【太神宮法楽千句】/初何[ほのめくは]/長享2(1488)年7月
- けふりもみえぬ−かくれかのやま−みよしのは−さくらにくもる−よはのつき
- 【園塵第三/続群書類従本】/春/文亀元(1501)年3月18日