かすみ(霞)
かすみ(霞)→はるのとおやま(春の遠山)
- かすみより−つきのゆふかけ−ほのかにて−ふなちにむかふ−はるのとほやま
- 【美濃千句】/何人[かすみさへ]/文明4(1473)年12月16日〜21日
- かすみより−おきつしらなみ−うちいてて−くもにあけたる−はるのとほやま
- 【明応年間百韻22巻】/何人[あきのいろに]/明応9(1500)年7月11日
とりのさえずり(鳥の囀り)→かすみ(霞)
- ふるすわかなく−とりのさへつり−かすみこそ−きみかめくみの−そらならめ
- 【天文十八年梅千句】/何袋[かそうめを]/天文18(1549)年正月11日
- あつまりきぬる−とりのさへつり−かすみこそ−ひろきめくりの−まかきなれ
- 【天正年間百韻57巻】/□□[いるそてに]/天正18(1590)年1月7日