かずならぬ(数ならぬ)
かずならぬ(数ならぬ)→あきのゆうぐれ(秋の夕暮れ)
- かすならぬ−ちちのうらみも−すてねたた−そのかみよりの−あきのゆふくれ
- 【難波田千句】/□□[あくるよを]/文明14(1482)年10月前後
- かすならぬ−みはいつとても−とはれめや−うらみなはてそ−あきのゆふくれ
- 【成立不詳・宗祇以前15巻】/何船[はなそあをは]/成立時不詳
かずならぬ(数ならぬ)→はるがきた(春が来た)
- かすならぬ−みのしろころも−そてぬれて−なきかすみかも−はるはきにけり
- 【聖廟千句】/初何[きのふより]/明応3(1494)年2月10日〜12日
- かすならぬ−かきねにさける−うめのはな−ひとおとわかす−はるはきにけり
- 【明応年間百韻22巻】/何人[くもはれて]/明応5(1496)年8月22日