こがらしのかぜ(木枯しの風)
こがらしのかぜ(木枯しの風)→ふえのね(笛の音)
- ふきもたゆまぬ−こからしのかせ−ふえのねは−さそはれかへる−をちこちに
- 【天文廿四年梅千句】/何木[つみそへよ]/天文24(1555)年正月7日
- ろうにふきいる−こからしのかせ−ふえのねは−ととめもあへぬ−をくるまに
- 【天文年間百韻38巻】/何人[ゆふかけて]/天文11(1542)年5月7日
こがらしのかぜ(木枯しの風)→やまのあきくれる(山の秋暮れる)
- ひとりさひしき−こからしのかせ−よにとほく−こもるみやまの−あきくれて
- 【竹林抄/新古典文学大系本】/秋/文明8(1476)年5月頃
- いととはけしき−こからしのかせ−しをれゆく−ふかくさやまに−あきくれて
- 【老葉/吉川本】/秋/文明13(1481)年夏頃