すまのうらなみ(須磨の浦浪)
すまのうらなみ(須磨の浦浪)→もしおやくけむり(藻塩焼く煙)
- ふなちにあらき−すまのうらなみ−もしほやく−けふりにうみも−かきくれて
- 【表佐千句】/唐何[つきはたた]/文明8(1476)年3月6日<〜8日>
- みのうきふしに−すまのうらなみ−もしほやく−けふりはあさな−ゆふなにて
- 【天正年間百韻57巻】/何路[かすむよの]/天正6(1578)年2月18日
すまのうらなみ(須磨の浦浪)→あわじがた(淡路潟)
- ふねさしとむる−すまのうらなみ−あはちかた−うしほのむかふ−せとをみて
- 【宝徳四年千句】/何人[はなそころ]/宝徳4(1452)年3月12日
- つきをみるよの−すまのうらなみ−あはちかた−せとのあきかせ−みにしみて
- 【菟玖波集/広島大学本】/秋上/文和5(1356)年冬〜翌年の春
やまのかげ(山の陰)→すまのうらなみ(須磨の浦浪)
- こえわひぬ−あめにかみなる−やまのかけ−ふなちにあらき−すまのうらなみ
- 【表佐千句】/唐何[つきはたた]/文明8(1476)年3月6日<〜8日>
- つらかりし−うきよをかたる−やまのかけ−あはれなかけそ−すまのうらなみ
- 【永禄年間百韻28巻】/山何[ゆふかほに]/永禄2(1559)年5月20日