たびのころもで(旅の衣手)
たびのころもで(旅の衣手)→さともない(里もない)
- しくれそぬるる−たひのころもて−めにかけて−いそくこかくれ−さともなし
- 【聖廟千句】/山何[ぬるとりの]/明応3(1494)年2月10日〜12日
- つゆけささそな−たひのころもて−やとるへき−のはくれそめて−さともなし
- 【明応年間百韻22巻】/何人[ふきすてよ]/明応7(1498)年閏10月6日
さむいひ(寒い日)→たびのころもで(旅の衣手)
- このねぬる−あさなあさなの−さむきひに−かさねまほしき−たひのころもて
- 【浅間千句】/薄何[ほとときす]/永正11(1514)年5月13日〜19日
- さむきひに−かはてやこまの−なつむらむ−あらしをしのく−たひのころもて
- 【寛文年間百韻22巻】/□□[なれてこし]/寛文10(1670)年2月27日