つきすむ(月澄む)
つきすむ(月澄む)→あきかぜがふく(秋風が吹く)
- かみよより−たましまかはの−つきすみて−かきりもなみに−あきかせそふく
- 【弘治三年春雪千句】/何衣[なくきしの]/弘治3(1557)年正月7日〜9日
- つゆしもの−ふ□□□やとは−つきすみて−かれののあさち−あきかせそふく
- 【文明年間百韻34巻】/xx[あきふけぬ]/文明12(1480)年9月28日
つきすむ(月澄む)→あまつかりがね(天つ雁)
- かけもみに−さしやとほると−つきすみて−ねぬめもさむる−あまつかりかね
- 【池田千句】/唐何[つゆかけて]/永正7(1510)年春以前<永正5年春>
- おほろけに−かたへよふかき−つきすみて−まくらにちかし−あまつかりかね
- 【天文十八年梅千句】/青何[ゆけはうめ]/天文18(1549)年正月11日
つきすむ(月澄む)→ころもうつこえ(衣打つ声)
- ことさらに−おもふはしらむ−つきすみて−ひひきはわかす−ころもうつこゑ
- 【浅間千句】/一字露顕[にほふひは]/永正11(1514)年5月13日〜19日
- やまかせの−ふきそふよはの−つきすみて−いくさとさとの−ころもうつこゑ
- 【天正年間百韻57巻】/何路[いろもかも]/裏白/天正14(1586)年1月3日