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なけほととぎす(鳴け時鳥)

なけほととぎす(鳴け時鳥)→あめすぎる(雨過ぎる)

なけほとときす−よをまたすとも−くもふかき−なつやまかけに−あめすきて
【看聞日記紙背50巻】/何人[うのはなは]/永享9(1437)年4月25日
つきかたふきぬ−なけほとときす−たちいつる−くさのいほりの−あめすきて
【永禄年間百韻28巻】/何木[きりのはの]/永禄5(1562)年7月4日

なけほととぎす(鳴け時鳥)→くもまよう(雲迷う)

ひもゆふかけに−なけほとときす−くもまよふ−かたはあめにや−むかふらむ
【因幡千句】/何草[ふるゆきは]/文明7(1475)年11月26日<〜28日>
なけほとときす−すきのひとむら−くもまよふ−こすゑのうへに−あめみえて
【那智篭/北野天満宮本】/永正十四年/

なけほととぎす(鳴け時鳥)→みじかよ(短夜)

なけほとときす−ひとこゑの□□−にしにゆく−こころのつきの−みしかよに
【成立不詳・心敬以前14巻】/何船[はるはまた]/成立時不詳
かかるをりふし−なけほとときす−うたたねの−ゆめのうきはし−みしかよに
【春夢草/書陵部本】/夏/永正12(1516)年、13年

むらさめ(村雨)→なけほととぎす(鳴け時鳥)

むらさめの−ひとめくりまつ−なかやとり−こそをわすれす−なけほとときす
【美濃千句】/何鳥[こころさへ]/文明4(1473)年12月16日〜21日
むらさめの−なこりにしはし−くもうきて−なけほとときす−ひとこゑの□□
【成立不詳・心敬以前14巻】/何船[はるはまた]/成立時不詳