のどか(長閑)
のどか(長閑)→あまのつりぶね(海人の釣舟)
- うみすこし−あらしもなみも−のとかにて−おのかともよふ−あまのつりふね
- 【文明十四年万句52巻】/玉何[ゆきならは]/文明14(1482)年7月4日〜9月14日
- けふはなほ−そらのけしきも−のとかにて−いさなひいつる−あまのつりふね
- 【天正四年万句70巻】/何色[ちるはなも]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日
はるのうみつら(春の海面)→のどか(長閑)
- かりもかへるな−はるのうみつら−のとかなる−しほひのをちに−やまをみて
- 【文明年間百韻34巻】/何人[よるはつき]/文明18(1486)年2月6日
- まつみえわたる−はるのうみつら−のとかなる−なみにうかはぬ−ふねもなし
- 【明応年間百韻22巻】/何木[やまはゆき]/明応7(1498)年11月4日
みよしののやま(み吉野の山)→のどか(長閑)
- かすみやへたつ−みよしののやま−やまふきの−せにゆくみつの−のとかにて
- 【文安雪千句】/何木[しらくもの]/文安2(1445)年10月18日
- はなにのみいる−みよしののやま−しらくもの−をのへのまつも−のとかにて
- 【伊予千句】/何木[かせをてに]/天文6(1537)年5月22日