はるのかえるさ(春の帰るさ)
はるのかえるさ(春の帰るさ)→あまつかり(天つ雁)
- ほとなくおもふ−はるのかへるさ−あまつかり−こそのなこりの−ねをなきて
- 【成立不詳・心敬以前14巻】/何船[ちりしえぬ]/成立時不詳
- おもへはしらぬ−はるのかへるさ−ゆきさゆる−こしちにむかふ−あまつかり
- 【成立不詳・宗祇以前15巻】/何椿[かせきよし]/成立時不詳
はなのかげにやすらう(花の陰に安らう)→はるのかえるさ(春の帰るさ)
- みるままに−やすらふききの−はなのかけ−おもへはとほし−はるのかへるさ
- 【宝徳四年千句】/何人[はなそころ]/宝徳4(1452)年3月12日
- やすらへは−ときこそうつれ−はなのかけ−かねのつけこす−はるのかへるさ
- 【寛正年間百韻20巻】/何路[ひととせに]/寛正5(1465)年12月9日