わかれる(別れる)
わかれる(別れる)→いのちである(命である)
- つらきよや−すむうちにたに−わかるらむ−いとひをしむも−いのちなりけり
- 【成立不詳・心敬以前14巻】/何人[はるふかし]/成立時不詳
- いくたひか−これをかきりと−わかるらむ−のちのちきりは−いのちなりけり
- 【菟玖波集/広島大学本】/恋上/文和5(1356)年冬〜翌年の春
よはしののめ(夜は東雲)→わかれる(別れる)
- よはしののめに−しくれてそゆく−わかれての−そてのけしきを−ひともみよ
- 【永正十花千句】/何船[ねぬるよを]/永正13(1516)年3月11日〜14日
- よはしののめに−はるのたまくら−わかれての−きはやはとほき−わするなよ
- 【永正年間百韻34巻】/何衣[あひにあひぬ]/永正10(1513)年2月16日