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あきのそら(秋の空)

あきのそら(秋の空)→つきのゆうぐれ(月の夕暮れ)

われそゆく−かりはこしちの−あきのそら−たましひかよふ−つきのゆふくれ
【成立不詳・心敬以前14巻】/何路[しろたへの]/成立時不詳
とはれすは−みをいかにせむ−あきのそら−たのめおきつる−つきのゆふくれ
【成立不詳・心敬以前14巻】/山何[ほとときす]/成立時不詳

かぜがみにしみる(風が身にしみる)→あきのそら(秋の空)

なみたしくれて−かせそみにしむ−なほさりと−おもふなひとの−あきのそら
【三島千句】/何木[やまかせに]/文明3(1471)年3月21日〜23日
よふかきやまの−かせそみにしむ−しくれせぬ−ねさめはいかに−あきのそら
【葉守千句】/何木[あらかりし]/長享元(1487)年10月9日<〜11日>

つきのいりがた(月の入方)→あきのそら(秋の空)

あけなむとする−つきのいりかた−やまのはに−くもひきわたす−あきのそら
【享徳二年千句】/何人[つきとたか]/享徳2(1453)年8月11日〜13日
ひかりをさまる−つきのいりかた−なかめすや−おもひなくとも−あきのそら
【享禄年間百韻8巻】/何船[はるのいろ]/享禄5(1532)年1月18日

つきのさびしさ(月の寂しさ)→あきのそら(秋の空)

あかつきちかき−つきのさひしさ−あきのそら−くもはいつくに−わかるらむ
【文明年間百韻34巻】/何船[ことのはの]/文明8(1476)年4月23日
すみたかはらの−つきのさひしさ−あきのそら−ひとりかもねむ−よはもうし
【那智篭/北野天満宮本】/永正十三年/