つきのさびしさ(月の寂しさ)
つきのさびしさ(月の寂しさ)→うつる(映る)
- ほのかにすめる−つきのさひしさ−あきのよも−いくねさめにか−うつるらむ
- 【大永四年月並千二百韻】/□□[へたつなよ]/月並千二百韻/大永4(1524)年3月23日
- □もきにましる−つきのさひしさ−まつむしの−なくねにさよや−うつるらむ
- 【天正四年万句70巻】/何木[さくはなの]/天正4(1576)年5月6日〜7月19日
つきのさびしさ(月の寂しさ)→あきのそら(秋の空)
- あかつきちかき−つきのさひしさ−あきのそら−くもはいつくに−わかるらむ
- 【文明年間百韻34巻】/何船[ことのはの]/文明8(1476)年4月23日
- すみたかはらの−つきのさひしさ−あきのそら−ひとりかもねむ−よはもうし
- 【那智篭/北野天満宮本】/永正十三年/
ほととぎす(時鳥)→つきのさびしさ(月の寂しさ)
- とほやまの−くもをわかるる−ほとときす−あかつきかたの−つきのさひしさ
- 【聖廟千句】/二字返音[よにひとき]/明応3(1494)年2月10日〜12日
- はつこゑを−やとにまたるる−ほとときす−うちむかひぬる−つきのさひしさ
- 【慶長年間百韻27巻】/□□[つゆにみを]/慶長9(1604)年6月28日