あまおぶね(海人小舟)
あまおぶね(海人小舟)→あらいそのなみ(荒磯の浪)
- うらかけて−はるかによるの−あまをふね−もしほひさひし−あらいそのなみ
- 【永正年間百韻34巻】/何船[かへるかり]/永正16(1519)年2月19日
- あけくれを−うきてのみこそ−あまをふね−よるとかへると−あらいそのなみ
- 【大永年間百韻14巻】/山何[いやましに]/大永5(1525)年1月17日
あまおぶね(海人小舟)→わずかにみえるおきのしま(わづかに見える沖の島)
- なみのうへに−なかきひくらす−あまをふね−わつかにみゆる−おきつしまやま
- 【池田千句】/何人[はるのはな]/永正7(1510)年春以前<永正5年春>
- ゆふくれは−つりにといつる−あまをふね−わつかにみゆる−おきのとほしま
- 【嘉吉年間百韻1巻】/何木[たけのはに]/嘉吉3(1443)年10月23日
はつかりのこえ(初雁の声)→あまおぶね(海人小舟)
- たたひとつらの−はつかりのこゑ−ゆふくれは−つりにといつる−あまをふね
- 【嘉吉年間百韻1巻】/何木[たけのはに]/嘉吉3(1443)年10月23日
- あけゆくくもも−はつかりのこゑ−なかめやる−うみへしつけき−あまをふね
- 【弘治年間百韻8巻】/xx[をりのこす]/弘治2(1556)年9月10日