はつかりのこえ(初雁の声)
はつかりのこえ(初雁の声)→あまおぶね(海人小舟)
- たたひとつらの−はつかりのこゑ−ゆふくれは−つりにといつる−あまをふね
- 【嘉吉年間百韻1巻】/何木[たけのはに]/嘉吉3(1443)年10月23日
- あけゆくくもも−はつかりのこゑ−なかめやる−うみへしつけき−あまをふね
- 【弘治年間百韻8巻】/xx[をりのこす]/弘治2(1556)年9月10日
あきかぜ(秋風)→はつかりのこえ(初雁の声)
- あきかせに−いさよふほたる−ほのかにて−いつのねさめか−はつかりのこゑ
- 【永正十花千句】/何木[ひかすたに]/永正13(1516)年3月11日〜14日
- むさしのや−さすらへきぬる−あきかせに−みやこもさそな−はつかりのこゑ
- 【永正年間百韻34巻】/山何[たちはなに]/永正18(1521)年5月7日
かぜみえる(風見える)→はつかりのこえ(初雁の声)
- はなすすき−なひくはかりに−かせみえて−つきにほのきく−はつかりのこゑ
- 【明応年間百韻22巻】/何人[ひかしけふ]/本式/明応5(1496)年1月9日
- むらさめに−つゆふきみたす−かせみえて−すすきになひく−はつかりのこゑ
- 【新撰菟玖波集/実隆本】/秋上/明応4(1495)年9月26日