あらわれる(現れる)
あらわれる(現れる)→そののうめのか(園の梅の香)
- したもえの−くさのはつかに−あらはれて−ふゆかれわかぬ−そののうめかか
- 【明応年間百韻22巻】/何人[あきのいろに]/明応9(1500)年7月11日
- さきそめし−はなはしけきに−あらはれて−にほひえならぬ−そののうめかか
- 【元和年間百韻24巻】/□□[よかれせぬ]/元和6(1620)年10月8日
かえるかりがね(帰る雁)→あらわれる(現れる)
- かすはいくつそ−かへるかりかね−とほやまは−ゆきののこるに−あらはれて
- 【看聞日記紙背50巻】/山何[ちよもみむ]/応永19(1412)年1月14日
- こゑにしられて−かへるかりかね−とほうらの−ほにゆくふねは−あらはれて
- 【看聞日記紙背50巻】/何路[あききては]/応永27(1420)年7月25日
のべのおちこち(野辺の遠近)→あらわれる(現れる)
- いろになりたる−のへのをちこち−たちそへは−まつさへはなに−あらはれて
- 【天正年間百韻57巻】/初何[はるたちて]/裏白/天正12(1584)年1月3日
- かすむたもとの−のへのをちこち−たまほこの−みちはゆきまに−あらはれて
- 【天正年間百韻57巻】/□□[けふひくや]/天正12(1584)年1月10日