うめのか(梅の香)
うめのか(梅の香)→うぐいすのこえ(鶯の声)
- うめかかの−こすゑにをしき−たもとかな−ききてやすらふ−うくひすのこゑ
- 【秋津洲千句】/唐何[うめかかの]/天文15(1546)年8月25日
- うめかかの−かすみふきとけ−あさあらし−ゆきにこほれる−うくひすのこゑ
- 【成立不詳・宗祇以前15巻】/何人[うめかかの]/成立時不詳
- うめかかや−すたれのほかに−にほふらむ−にはにいりくる−うくひすのこゑ
- 【寛正年間百韻20巻】/何船[とりねむる]/寛正6(1465)年12月14日
- うめかかや−そのよのそてに−のこるらむ−あけほのしたふ−うくひすのこゑ
- 【心敬関係10種】/芝草内岩橋/本能寺本/
うめのか(梅の香)→はるをしる(春を知る)
- うめかかの−まへわたりする−たますたれ−よふかくおきて−はるそしらるる
- 【天文年間百韻38巻】/xx[ちりうせぬ]/天文19(1550)年2月17日
- うめかかの−そてよりほかに−うつりきて−かすみのおくも−はるそしらるる
- 【天文年間百韻38巻】/何木[しくるるか]/天文19(1550)年8月25日