かすみにこもる(霞にこもる)
かすみにこもる(霞にこもる)→うぐいす(鶯)
- かすみにこもる−さとはふりにき−うくひすの−つまとふのへの−ゆきのうち
- 【文安月千句】/何田[ほしのなも]/文安2(1445)年8月15日
- かすみにこもる−かけのふるてら−うくひすの−のきはにきゐる−こゑすなり
- 【成立不詳・宗養以前8巻】/山何[かせやしる]/成立時不詳
かすみにこもる(霞にこもる)→かねのおと(鐘の音)
- かすみにこもる−てらのさしいり−はるもたた−けふにくれぬる−かねのおと
- 【天正年間百韻57巻】/□□[けふひくや]/天正12(1584)年1月10日
- かすみにこもる−みねのまつかせ−かねのおと−ほのかにはるの−ひはおちて
- 【慶長年間百韻27巻】/□□[ひめおきし]/慶長4(1599)年3月25日
かすみにこもる(霞にこもる)→はるのあめ(春の雨)
- かすみにこもる−みきりさひしも−やまちかき−しつくにのこる−はるのあめ
- 【天正年間百韻57巻】/□□[すたれまけ]/天正15(1587)年1月10日
- かすみにこもる−おくのふるてら−つねよりも−ともしひしめる−はるのあめ
- 【元和年間百韻24巻】/□□[ちちのはるを]/裏白/元和4(1618)年1月3日