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かたしく(片敷く)

かたしく(片敷く)→つきのあかつき(月の暁)

さえとほる−あらしをそてに−かたしきて−あきのしもふる−つきのあかつき
【毛利千句】/何路[はなにふく]/文禄3(1594)年5月12日〜16日
すさましき−ちはらのしもを−かたしきて−かりねするのの−つきのあかつき
【慶長年間百韻27巻】/□□[ゆきにしも]/裏白/慶長9(1604)年1月3日

このもとみち(木の下道)→かたしく(片敷く)

ゆふへすすしき−このもとのみち−しつかなる−かせのさゆりは−かたしきて
【宗牧追善千句】/山何[ちるちらぬ]/永禄4(1561)年9月14日・15日
あくるもしはし−このもとのみち−さよころも−はなのにほひに−かたしきて
【合点之句/神宮文庫本】/春/天文9(1541)年12月25日

ひとりねとかげ(一人寝と影)→かたしく(片敷く)

ひとりやねなむ−まきたてるかけ−はなにほふ−やまちのこけを−かたしきて
【新撰菟玖波集/実隆本】/春上/明応4(1495)年9月26日
ひとりやねなむ−つきほそきかけ−むしのねも−よわるあらしを−かたしきて
【壁草/大阪天満宮文庫本】/秋/永正2(1505)年8月23日以後同3年3月以前