きりにしも（霧に霜）

きりにしも（霧に霜）→つきはいでてもくらい（月は出でても暗い）

きりにしも−こきまよひぬる−ふねのうへ−つきはいてても−くらきやまかけ

【天正年間百韻５７巻】／□□［ゆふつゆも］／天正16(1588)年8月10日

きりにしも−ゆふへのひかり−へたたりて−つきはいてても−またくらきそら

【寛永年間百韻１５巻】／□□［ゆきなから］／裏白／寛永21(1644)年1月3日