くれる(暮れる)
くれる(暮れる)→かえるふなびと(帰る舟人)
- くれぬれは−あらいそなみに−ふねとめて−うらかせさむみ−かへるふなひと
- 【太神宮法楽千句】/何船[とこよにや]/長享2(1488)年7月
- くれぬれは−かせやはるとも−わかさらむ−さをさしすてて−かへるふなひと
- 【羽柴千句】/何人[すくにゆく]/天正6(1578)年5月18・19日
とりのこえごえ(鳥の声々)→くれる(暮れる)
- さるかたしらぬ−とりのこゑこゑ−くれぬれは−あたりのやまも−きりこめて
- 【天文年間百韻38巻】/何路[ほとときす]/天文24(1555)年4月10日
- ねくらもとむる−とりのこゑこゑ−くれぬれは−つきになるかと−よをまちて
- 【文明十四年万句52巻】/山何[なほさこそ]/文明14(1482)年7月4日〜9月14日