トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ

とりのこえごえ(鳥の声々)

とりのこえごえ(鳥の声々)→くれる(暮れる)

さるかたしらぬ−とりのこゑこゑ−くれぬれは−あたりのやまも−きりこめて
【天文年間百韻38巻】/何路[ほとときす]/天文24(1555)年4月10日
ねくらもとむる−とりのこゑこゑ−くれぬれは−つきになるかと−よをまちて
【文明十四年万句52巻】/山何[なほさこそ]/文明14(1482)年7月4日〜9月14日

とりのこえごえ(鳥の声々)→つきおちる(月落ちる)

またいつかはの−とりのこゑこゑ−あふさかや−せきちこゆれは−つきおちて
【天文年間百韻38巻】/何船[あさかほに]/天文12(1543)年7月29日
あくるをつくる−とりのこゑこゑ−たちさわき−からすなくよの−つきおちて
【文安頃千句4巻】/二字返音[はなをりて]/

とりのこえごえ(鳥の声々)→のがとおい(野が遠い)

あけわたるよの−とりのこゑこゑ−かりまくら−つきにおきゆく−のをとほみ
【石山四吟千句】/何船[もろひとの]/天文24(1555)年8月15日〜19日
かへるささそふ−とりのこゑこゑ−あめはるる−あとはひのさす−のをとほみ
【永禄年間百韻28巻】/何人[いへはえに]/永禄6(1563)年2月23日

くれたけ(呉竹)→とりのこえごえ(鳥の声々)

くれたけの−よはのあらしに−めはさめて−かねもきこゆる−とりのこゑこゑ
【文明年間百韻34巻】/何船[そめよなほ]/文明14(1482)年9月20日
くれたけの−はやしやかせの−さわくらむ−やとりさためぬ−とりのこゑこゑ
【元和年間百韻24巻】/□□[そらにみつ]/元和8(1622)年10月19日