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さそう(誘う)

さそう(誘う)→こころうかれる(心浮かれる)

つきそうき−ひとをいそくに−さそふらむ−こころうかるる−やまさとのあき
【文明年間百韻34巻】/何木[きのふより]/文明6(1474)年1月5日
ゆくみつの−みをいつくとか−さそふらむ−こころうかるる−くれことのそら
【延徳年間百韻16巻】/何人[まつみよと]/延徳4(1492)年2月8日

さそう(誘う)→みちのかたがた(道の方々)

あらかりし−あめやあくたを−さそふらむ−はらひきよむる−みちのかたかた
【天正年間百韻57巻】/何木[けふかへよ]/天正9(1581)年4月1日
くさかりや−こころこころに−さそふらむ−かのをかこえの−みちのかたかた
【文禄年間百韻12巻】/□□[うめさきて]/文禄2(1593)年2月12日

あきのはつかぜ(秋の初風)→さそう(誘う)

こすゑよりこそ−あきのはつかせ−ひくらしに−まつむしのねや−さそふらむ
【住吉千句】/白何[あられのみ]/大永元(1521)年11月1日〜14日
またこぬくれの−あきのはつかせ−したはちる−やなきやかりを−さそふらむ
【竹林抄/新古典文学大系本】/秋/文明8(1476)年5月頃

たってうかれる(立って浮かれる)→さそう(誘う)

かすめるのへに−たちそうかるる−そらたかく−ひはりやともを−さそふらむ
【延徳年間百韻16巻】/何人[ここのへの]/延徳2(1490)年3月8日
そこはかとなく−たちそうかるる−ものおもひ−やとやこころも−さそふらむ
【明応年間百韻22巻】/何路[こそたちし]/明応6(1497)年1月1日