つきおちる(月落ちる)
つきおちる(月落ちる)→あきのはつしも(秋の初霜)
- かきりある−とりもなくなく−つきおちて−そらにみちゆく−あきのはつしも
- 【文安雪千句】/朝何[ゆきさそへ]/文安2(1445)年10月18日
- ひきすつる−とやまのくもに−つきおちて−めくるのきはに−あきのはつしも
- 【伊予千句】/何人[たちはなは]/天文6(1537)年5月22日
- かけきよき−まさこのうへに−つきおちて−ややさむからし−あきのはつしも
- 【天文十八年梅千句】/何墻[しつくさへ]/天文18(1549)年正月11日
とりのこえごえ(鳥の声々)→つきおちる(月落ちる)
- またいつかはの−とりのこゑこゑ−あふさかや−せきちこゆれは−つきおちて
- 【天文年間百韻38巻】/何船[あさかほに]/天文12(1543)年7月29日
- あくるをつくる−とりのこゑこゑ−たちさわき−からすなくよの−つきおちて
- 【文安頃千句4巻】/二字返音[はなをりて]/