つゆがみだれる(露が乱れる)
つゆがみだれる(露が乱れる)→あさぎり(朝霧)
- つゆそみたるる−にはのたまささ−あさきりの−まかきにつきの−さしのこり
- 【浜宮千句】/□□[くれかたき]/
- あめにもまさり−つゆそみたるる−あさきりの−みのしろころも−しをれきて
- 【壁草/続群書類従本】/秋/永正3(1506)年3月頃
むしのこえ(虫の声)→つゆがみだれる(露が乱れる)
- むしのこゑ−きけはいまはた−をりはへて−ゆふくれふかき−つゆそみたるる
- 【大永三年月並千三百韻】/□□[あらたまの]/月並千三百韻/大永3(1523)年12月23日
- みちのへに−なきよわりたる−むしのこゑ−ゆけはもすそに−つゆそみたるる
- 【文明十四年万句52巻】/錦何[つきひとつ]/文明14(1482)年7月4日〜9月14日