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はなすすき(花薄)

はなすすき(花薄)→まつむしのこえ(松虫の声)

ほのめくや−たかたまくらの−はなすすき−ふけゆくまてに−まつむしのこゑ
【天文年間百韻38巻】/何船[あさかほに]/天文12(1543)年7月29日
ひともとや−かれののうちの−はなすすき−したはにすたく−まつむしのこゑ
【永禄年間百韻28巻】/何船[たちならせ]/永禄元(1558)年7月18日

あきかぜがふく(秋風が吹く)→はなすすき(花薄)

とふかときけは−あきかせそふく−はなすすき−きみかうゑしや−しのふらむ
【文明年間百韻34巻】/何路[あさなけに]/文明8(1476)年1月11日
むかしこひしき−あきかせそふく−ひとすまぬ−をのへのみやの−はなすすき
【愚句老葉】/秋/永正17年

あきのたまくら(秋の手枕)→はなすすき(花薄)

かたはらさひし−あきのたまくら−ましるのの−くすはかれはの−はなすすき
【文亀年間百韻4巻】/何人[まつこえし]/文亀3(1503)年4月29日
つゆこそのこれ−あきのたまくら−やまとほく−つきはいるのの−はなすすき
【老葉/吉川本】/秋/文明13(1481)年夏頃