はるかぜがふく(春風が吹く)
はるかぜがふく(春風が吹く)→かすむ(霞む)
- あしたのはらに−はるかせそふく−さしのほる−ひもほのかにや−かすむらむ
- 【葉守千句】/朝何[しもふけて]/長享元(1487)年10月9日<〜11日>
- かれしはやしも−はるかせそふく−やまはけさ−いくしもよにか−かすむらむ
- 【長享年間百韻6巻】/何人[ゆきなから]/長享2(1488)年1月22日
かすむ(霞む)→はるかぜがふく(春風が吹く)
- そことなく−のはらのすゑや−かすむらむ−ゆくそておくる−はるかせそふく
- 【永正年間百韻1巻】/何人[こゑとほく]/永正元(1505)年12月10日
- みわたしの−そらはいつより−かすむらむ−やなきいろつく−はるかせそふく
- 【壁草/大阪天満宮文庫本】/雑上/永正2(1505)年8月23日以後同3年3月以前