ひややか（冷ややか）

ひややか（冷ややか）→あきのほたる（秋の蛍）

ここかしこ−なかるるみつの−ひややかに−あきのほたるや−くれいそくらむ

【天正年間百韻５７巻】／何人［ときはいま］／天正10(1582)年5月24日

いはねこす−いけのしらなみ−ひややかに−あきのほたるや−みつのうきくさ

【天正年間百韻５７巻】／□□［まつならぬ］／天正17(1589)年1月4日

ひややか（冷ややか）→みずのうきくさ（水の浮草）

さそふへき−つきのやまかせ−ひややかに−いろにみたるる−みつのうきくさ

【弘治年間百韻８巻】／何船［たくそてに］／弘治2(1557)年12月2日

いはねこす−いけのしらなみ−ひややかに−あきのほたるや−みつのうきくさ

【天正年間百韻５７巻】／□□［まつならぬ］／天正17(1589)年1月4日

つきのさやけさ（月のさやけさ）→ひややか（冷ややか）

よひよひことの−つきのさやけさ−うたたねの−つゆのかたしき−ひややかに

【永正年間百韻３４巻】／山何［とこなつに］／永正15(1518)年4月23日

なみよりいつる−つきのさやけさ−とふほたる−よをまつかけの−ひややかに

【永禄年間百韻２８巻】／何船［ふくやいかに］／永禄5(1562)年3月7日